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設計・コーディネート事例(ホテルライクな洗面・ランドリー)

こんにちは。
いとぐちです。

今回は洗面・ランドリーの設計・コーディネート事例です。
最近は洗面台とランドリー空間を別にする間取りにしたいという要望が増えてきました。今まで裏側(プライバシー空間)だった洗面が、どんどんホテルライクな雰囲気になって、表側(パブリック空間)に出てきています。ランドリー空間もどんどん家事をする空間というよりは、リラックスしておしゃれに家事ができる空間、みたいになっていますね。

そんな時代に便乗して?ホテルライクなテイストで洗面・ランドリーの設計・コーディネートをしたのでご紹介します。今回はコーディネートだけではなく、設計のポイントもあるのでよかったら最後まで読んでくださいね。

まずは前回と同様に、コーディネートについて色(カラー)、形(フォルム)、素材(テクスチャー)に分類してまとめていこうと思います。

インテリアコーディネートPOINT

<色(カラー)>

・グレージュベースでホテルライクな雰囲気に
・ベースカラーのグレージュは、床や壁など大きな面積で取り入れて、空間に統一感を出します。
・テーマカラーのダークブラウンは造作家具で取り入れました。明るい空間にダーク系のカラーを取り入れるとこでシックな印象に。
・アクセントカラーはシルバー。水回りでよく出てくる蛇口やパイプなどの金属類は全てシルバーで統一しました。真鍮を入れたくなる気持ちはグッと我慢しました笑

<形(フォルム)>

・水平垂直ラインが綺麗にでる造作家具のデザインにしました。扉には取手がつかないシンプルなデザインで、よりスッキリとした印象にしています。
・曲線のミラーを取り入れるのも可愛いですが、今回はスッキリとした長方形のデザインを採用しました。

<素材(テクスチャー)>

・カウンターは大理石調のもので高級感を演出します。最近はメラミン化粧板でもかなり素材感があるので、今回はメラミンを採用しています。
・床も石調のもので高級感を意識しています。扉のダークブラウンの木調がより際立ちます。

設計POINT


予洗い→洗濯→乾燥→畳む→しまうが完結するランドリールーム

ランドリーの設計で特に意識することは、動線です。
この事例の場合、洗濯機で洗濯をする、横の乾燥機で乾かす、またはおしゃれ着はハンガーパイプにかける、外に干したい時は掃き出し窓からテラスへ出て、外干しをする。乾燥が終わったらカウンターの上で洗濯物を畳んで、タオル等は上部の棚へ収納する。
この作業が1箇所で完結するだけでかなり家事が楽になります。行ったりきたりしなくていいだけで、心理的なハードルも下がりますよね。
また、小さなお子様がいらっしゃるのでスロップシンクという深型のシンクも取り付けました。汚れのついた靴や服は、一度スロップシンクで予洗いしてから洗濯機に入れることができます。洗面台とは別に、深いシンクがあると付け置きもできるのでいいですよね。

ランドリールームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

いとぐち


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