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設計・コーディネート事例(japandi)

こんにちは。
一級建築士・インテリアコーディネーターのいとぐちです。

今日はとある物件でパースを描いたので、パースをもとにどんなところに気をつけてコーディネートをしたかポイントをまとめておきたいと思います。
今回は最近のトレンドjapandiです。(簡単に言うと北欧+和のインテリアです。)

コーディネートのポイントを色(カラー)、形(フォルム)、素材(マテリアル)の3つの分類に分けて考えてみました。
この指標がベストなのかはわかりませんが、私はこの3つの分類で考えることが多いです。


<色(カラー)>

全体的に彩度低めのコーディネート、アクセントでブラックを追加しました。
カラースキームは
ベースカラー:グレージュ
テーマカラー:ホワイト
アクセントカラー:ブラック
木目はオーク系で全て統一(※さらりと書きましたがこれはとっても大事なところ)
ベースカラーとテーマカラー、アクセントカラーの割合は 70%:25%:5%と言うのが最もベーシックですが、今回は50%:45%:5%くらいを意識しています。

<形(フォルム)>

トレンドのジャパンディテイストを意識し、横ラインを意識しました。
横ライン強調→和
縦ライン強調→モダン
な印象を与えると思っています。
今回は棚や、吊戸、カウンターの笠木で横ラインを意識しています。

<素材(マテリアル)>

手書きなので素材感はあまりわかりにくいですが、
木はオーク系、ファブリックはリネン・麻系、金属は真鍮系が合いそうです。
全体的に自然素材を取り入れるのがポイントです。
Japandiの時は金属やガラス、樹脂系はあまり多用しないようにして木の素材感をベースにするのが安心です。

最近はインスタ等でもよく見るテイストですが、そろそろ見飽きている人も増えてきているかな、、、次はどんなトレンドが来るんでしょうか。ミラノサローネのトレンドを見ていると、かなりはっきりとしたカラーが増えているので、提案できるようにしていきたいと思っています。

また、違うテイストで作ったらまとめてみようと思います。

いとぐち

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