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よの霜月祭り

毎年12月に行われるという霜月祭りに参加させていただきました。
このお祭りは神社へ餅を奉納し、餅を投げ参加者に振る舞う伝統行事で、約700年の歴史があるそうです。

もともと九名(くみょう)と言われる当番の方が中心になって引き継いできた行事だったのが、継続が難しくなったため、昨年から実行員を作り、新たな形で開催をしています。

地域の子どもたちや若い皆さんや地域外の大学生など地域の中の人と外の人が交わって協力して2日間にわたって行われました。

その様子をお伝えします。

合計90キロの丸餅をつく


蒸したお米をついていく


この行事のメインと言えば、餅つき!

餅投げに使うお餅はみんなで餅をつき、丸めて作ります。
朝の9時前から集合し、お米を蒸すところからスタート。

このもち米は、地元の余野小学校の生徒のみなさんと栽培からしたそうです。

地域のみなさん息ぴったり、テンポよくお餅をつかれていきます。

私も体験させてもらいました。人生でちゃんとお餅をついたのは初めてで、きねでうまくつけず、餅にあたらずうすに当たるという…(笑)

そんなわたしがてこずっているなか、地元の子どもたちは上手についていきます。さすがです!

餅は冷えると固まっていくので、熱いうちについて、丸めます。だからあんなに餅つきってリズミカルなんですね。

大きなお餅を地域のお母さんたちがどんどん手で分けてみんなで丸めていきます。子どもたちも一緒に連携プレーです。

どんどんできていく丸餅

この作業を繰り返して、餅投げ用のお餅が完成~!

最後につきたての餅をみんなでいただきました。
もっちもち~めっちゃくちゃおいしかったです。

ポン酢と大根おろしともみじで。肝心の餅見えてないですね(笑)


みなさんお疲れさまでした。さて、次は餅投げです!

餅投げ当日! マルシェやライブ、バランスボールに写真展に盛りだくさんな2日目


餅投げの開催場所である大津神社

よの霜月祭りの2日目は餅投げからスタート。余野にある大津神社で餅が奉納され、ふるまわれます。

餅投げの前の奉納の儀式

いよいよ餅投げが。大人もこどもも必死に餅をとります。「こっちこっち」と手を振り餅をよぶひとも(笑)

みんな大収穫です。持参された袋に餅いっぱい!

餅投げのイベントのあとは神社で開催されているマルシェを楽しんだり、土俵でサックスのライブがあったり!

真庭市地域おこし協力隊でもあり、プロサックスプレイヤーの弁慶さんによるライブ
子どもたちも土俵の上にあがり、コラボレーションなライブにほっこり

マルシェでは、あったかいうどんや焼き立ての頭から食べられるヤマメが。こどもたちもおいしそうにほおばっていました。


マルシェの様子

ライブやマルシェを堪能した後は、会場を移動し、餅つきをした「なつつばき」へ。

こちらでは、猪肉のビーフシチューがいただけました。

お野菜ごろごろ、お肉とろとろ~おいしかったです。食べてばっかりだなぁ(笑)

2階では写真展が開催されていました。余野の地区を年間通して、写真を撮っているフォトグラファーの石原さんの写真。余野風景やみなさんの笑顔がいっぱい。

後ろは封筒になっていてメッセージを入れられる

今回は写真の裏に封筒がついていて、メッセージを入れるとその人に届くという素敵な企画の写真展でした。来られた方もじっくり写真を見られていました。

さあ、たくさん食べたあとは運動です! 

バランスボールを使ったエクササイズ。

ゆるやかに体を使っていくのかと思いきや、けっこうハードな運動量がありました。会場の熱気も一気にあがりました。

みなさんの笑顔すてきです! 

最後は音楽であそぼう。



カラオケ大会。DJもしてくださり盛り上がり。外で歌うのは気持ちいいですよね。

最後はサライでエンディング。

お手伝いで来てくださっていた新見大学の学生さんたちが盛り上げてくれました

盛りだくさんな2日間でした。

わたしは今回初めて余野地域へ行ったのですが、地域の方がやさしく迎えてくださり、時間をともに過ごせてよかったです。みんなで餅をついて、丸めて、わいわいしてるのが楽しかったなぁ。
地域の中のひとも外の人もゆるりと交わり、楽しんでいるのが印象的でした。

地域の伝統行事を続けていくために新しい形を模索して、みんなでアイデアを出し合い、世代や地域をこえて交流があるイベントだなと感じました。

来年もまたどんな形で開催されるかが楽しみですね。

参加できて楽しかったです。皆さまありがとうございました!!!


記事 うかいゆうこ

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