切り替えたい時は飾りつけ
しくしくしく、そういう時は飾りつけ。誰かに優しくされたくても、誰かが自分を幸せになんてしてくれない。自分で自分を大切にするしかない。でも、あれはこうだったのかも、ああだったのかも、と、とにかく蘇っていく、そして脚色されて後悔や自分の希望で塗り替えられてく記憶たち。
何年も眠っていたゴールドの紙やショップの紙袋なんかを適当に切っていく。魚の形にしたり、楕円にしたり、ギザギザにしたりして、お花の下に敷いたり、小さな置物やアクセサリーやリップの下に置いたりして気を紛らわせる。
簡単なことしかできない。でも、それしか今はないんだから、簡単なことしかできないけど、そうなんだなーと思って、まる!と思って温かいものを飲んで寝る。
もう何もできなくても、命があるということをただ受け入れて、最近知って好きになったQueenの曲を聴いて、もらったカレンダーを眺めて、マツコの番組や海外ドラマに励まされて、ぼーっとする。会いたい人に会えない時、行きたい場所に行けない時、疲れ果てて動けない時、そういう日も大事に過ごすこと、そうありたい。