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芸能人になりたかった過去の私

今日は過去の私についてお話します。

学生時代、私には夢がいっぱいありました。
”夢”というのは職業のこと。

アイドル、モデル、女優、看護師、スタイリスト、カメラマン、メイクアップアーティスト、パティシエ、スポーツトレーナー、スポーツ選手、作家などなど

あの頃は、何にでもなれるような気がして、いろんな夢を描いていました。未来にワクワクしていました。

その中でも、芸能関係の仕事をしたかった。
昔はテレビっ子で、NHKの天才てれびくんMAXが大好きで、テレビ戦士になりたいところから私の夢は始まりました。
「テレビ戦士になるにはどうしたらいいですか?」と手紙を送ったこともありました。
それからピチレモンという雑誌を買うようになり、同い年くらいの女の子が素敵な洋服を着て笑顔でポージングしている姿が素敵で、”モデルになりたい!”と思うようになりました。
また、モデルさんや女優さんにファンレターを書いたりして、返事が来ることも嬉しくて、私もそんな存在になりたい!と思うようになりました。

”芸能人になりたい。”

だけどそんなこと周りの人に言えない。言ったら馬鹿にされるに違いない。当時の私は完全に他人軸でした。
だから、”裏方なら周りにも馬鹿にされないだろう”と思って、”スタイリスト”や”カメラマン””メイクアップアーティスト”などを目指すようになりました。

そんな私でしたが、年齢を重ねるにつれて進路選択が現実的になり、どんどん可能性が狭まっていく感覚になりました。

芸能人になるにはオーディションを受けなければいけない。東京にいかなければ…年齢制限だってある。だけど芸能人になりたいなんて言えない…

学生の段階で将来どうするか決めるなんて無理。
なんで今決めなきゃいけないんだ。

そんなことを思いながら高校生になりました。
いつまでも他人軸で生きていた私が高校3年で選んだ進路は”スポーツに関わる仕事”でした。

現実的に考えて、芸能関係の仕事は不規則。休みも少なそう。私にはセンスもない。
スポーツが好きだから何かスポーツに関われる仕事がいいかな?どんな仕事があるだろう、トレーナーとかよさそうかな。資格はあった方が将来困らないかも?こんな資格があるんだ。

という思考で、決めた進路でした。
そうして医療系の大学に進学した私でしたが、”芸能人になりたい”が一番の夢だったため、目標を見失いました。
”私の本当にやりたいことはこれじゃない!”
それから学生生活は地獄でした。医療系の難しい勉強をして、長期休みには実習があって…なんでこんなことやらなきゃいけないんだ。

どうしても”芸能人”という夢を諦めきれず、オーディションに行ってみたり、モデル育成の学校?みたいなところに行ってみたり、週末は東京に行ったりもしました。だけど結局勇気が出ず、中途半端に終わりました。

そして、学校生活も人間関係も拗らせるようになり、ストレスで過食するように。そこからどんどん太る自分が嫌で、過食嘔吐するようになりました。
完全に負のループに陥ったんです。
そんな自分が嫌い、だけど逃げられない、やりたいこともできない、こんなの生きている意味がない。私はこんな毎日が辛すぎて生きている意味さえ見失いました。
自分で決めた進路なのに、人のせいにして逃げていたのです。

そんなこんなで大学4年はしっかり通い、国家資格も取得。
そのまま医療関係の仕事に就きました。
それからも悩み苦しんできましたが、ある時コーチングに出逢って人生180°変えることができました。
(そのお話はまたいつか話しますね^^)

今はすべての出来事には意味があると思えているし、ずっと後悔し続けていた過去も、受け容れることができています。
むしろ今の仕事が天職だとも思えるようになっています。すべての土台は自己受容。捉え方を変えるだけで見える世界は変わります。

私が”芸能人になりたい”と思った理由を深堀した時に見えてきたのは「人に夢や希望を与えられる人になりたい!」という目的でした。私の目的ってそれだったんだ!
それって芸能人でなければ叶えられないのでしょうか?
そうではないですよね。今の仕事でだって叶えることはできる!
と思った時に、仕事へのモチベーションが変わりました。
私はこの仕事で夢を叶えよう!そう思えるようになりました。
大事なのは”目的”です。なぜそれをやりたいのか?
職業がすべてじゃない。そう捉えられるようになりました。
夢は絶対に叶う。本当に叶えたいことは形を変えてでも叶う。タイミングは遅くとも叶う!と私は信じています。

今同じように悩んでいる人に届きますように。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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