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英語レベル上昇中?客観視
ずいぶん前になってしまいましたが、3ヶ月半のITと英語の留学に行ってきました。留学中のメモを整理しながら、当時どんな努力と発見をしていたか、最近研究しているAIライティングも活用して、まとめてみようと思います。
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英語漬けの環境:1日4コマ×週5日のレッスンの成果
フィリピン・セブ島のITパークにある語学学校での1か月間は、毎日しっかりと英語に浸る環境を整えた生活でした。これまで週2日程度の短時間レッスンしか受けていなかったため、50分×4コマ×週5日の学習スケジュールは、最初こそ体力的にも精神的にも挑戦でしたが、次第に慣れ、英語を「使う」ことへの抵抗感が大幅に減少しました。
ただ、街中では必ずしも英語ばかりが使われるわけではなく、現地の人々がビサヤ語などの母語を話す場面も多く見受けられました。そのため、全ての環境が英語漬けというわけではありませんでしたが、カフェやレストランの一部では英語での会話が求められ、少しでも英語を使う機会を増やす努力が必要でした。このような状況をポジティブに捉え、自ら進んで英語を話す場面を作ることが大切だと感じました。
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語彙力の向上:日常会話とIT英語の表現力を強化
1か月間の英語学習を通じて、特に語彙力の向上を実感しました。これまで単語帳で学んだだけでは「知っているだけ」の状態だった多くの単語が、日常的に使われる場面に触れることで「使える語彙」へと変わっていきました。
日常会話では、挨拶や相槌に多様な表現を取り入れることを意識しました。例えば、出会いや別れの挨拶では、単に「Hello」や「Goodbye」だけではなく、「How’s it going?」「Catch you later!」といったカジュアルな表現や、相槌でも「That makes sense.」や「I see what you mean.」など、状況に応じたフレーズを使うようになりました。
さらに、英語でITを学ぶことも本コースの特徴であり、IT分野での英語も積極的に取り入れました。プログラミングや技術に関する授業では、専門用語が頻繁に出てきます。それらにまいにちcatchupすることで、IT業界で使われる英語表現を実践的に身につけることができ、質問やディスカッションの際にも自信を持って発言できるようになりました。(と同時に、このタイミングでこれを言わなければ!と焦ると、基本的な構文も全然出てこない・・・という経験も。焦りや怒りは言語系を著しく低下させるのかも)
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計算違いの発見:現地で気づいた良い点と課題
1か月間セブで生活しながら英語を学ぶ中で、いくつか予想外の発見がありました。期待していた環境と実際の状況にはギャップもありましたが、それらが新たな学びにつながった面もありました。
まず、意外だったのは、日本人留学生の多さです(これは語学学校による)。セブ島は人気の留学先ということもあり、語学学校では同じ目的を持つ日本人と出会う機会が非常に多く、日々英語だけのコミュニケーションをするには相当の精神力が必要でした。結局、英語を話す機会を増やすためには、自ら積極的に現地の先生や外国人留学生とコミュニケーションを取る必要があると感じました。
次に、現地語(ビサヤ語)が広く使われている点も計算違いでした。フィリピンの公用語は英語とタガログ語ですが、セブではビサヤ語が主流で、日常生活の中では地元の人々が英語ではなく母語で話している場面をよく見かけます。このため、街中での「英語漬け」を期待していた私にとっては少し戸惑う部分もありました。
嬉しい誤算もあり、フィリピン版Netflixでは、ジブリ作品が全て英語音声で視聴可能です。なお、VPN(仮想プライベートネットワーク)を利用すれば、日本からでも海外のNetflixコンテンツを視聴することが可能です。VPNを使用することで、インターネット上での位置情報を変更し、他国からアクセスしているように見せることができます。
このような現地ならではのリソースを活用することで、英語学習の幅が広がりました。
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使える構文が増えた:表現の幅を広げる練習法
英語のスピーキング力を高める上で、文法構造を実際に使いこなせるようになることは重要です。1か月間のレッスンを通じて、特に「使える構文」を意識した学習に取り組みました。(私だけそれを"activate"と表現していました。多分通じてたと思う。)
これまでも受験英語で文法を学んできたものの、実際に会話で使う際には別のスキルが求められることを実感しました。例えば、関係代名詞を使った表現(“The book that I borrowed was amazing.”)、原級・比較級の文(“I am as tall as she is.”)、そして第五文型の構文(“It makes me happy.”)など、日常的な会話やディスカッションで頻繁に使われるパターンを重点的に練習しました。
(後日談)結局これには、カランメソッドが最適との結論。色々大変なこともあるが。
こうした練習を継続することで、スピーキング中に文法的なミスを気にしすぎることなく、話したい内容に集中できるようになりました。文法はただの「ルール」ではなく、会話の「道具」であることを再確認できた学びでした。
練習方法:継続的な取り組みと活用法
習慣化を試みた2点の習慣。
1つ目の方法は、音読さんの活用です。(現状ではchatGPT単体で可能かもしれない)
英語の文章を声に出して読むことは、発音やリズムを身につける上で非常に効果的です。以前から利用していた音読アプリを継続的に使い、毎日のルーチンに取り入れました。特に、授業で学んだ表現や構文を音読することで、学びをより深く定着させることができました。また、音読を通じてスピーキング力だけでなく、リスニング力の向上にも役立ちました。
2つ目の方法は、ChatGPTを使ったストーリー作りです。週ごとに新しく学んだ単語やフレーズをすべて盛り込んだ短い物語を生成し、それをもとに音読や暗唱を繰り返しました。この練習により、覚えた語彙や構文を実際の会話で使える形で習得することができました。また、作成したストーリーを授業内で発表することで、実践的なアウトプットの場を増やすことができました。
追伸:AIライティング反省
最後にAIライティングについての反省です。(ここだけ全部手書き)
自分らしくない、AI的なニュアンス。正しい、読みやすい文章ではあるのだろうが。
時々うそ、大げさが含まれる。どこまで修正するか、「話を盛る」の範疇か、悩む。
いつも章立てが同じでつまらない。
感想に個性がない。誰にでも当てはまる内容。感想を明記して使わせること大事。