「出社したばかりなのにもう帰りたい　・・・」

「・・・朝なのにもう横になりたい」テンポとリズムが良いCMに似た、ダル重の状態が続いているので、即効がありそうなサプリメントを取りたい衝動に駆られているが、グッと我慢している。だいたい今から間に合うかどうかわからない。ここ10〜20年の間、二度ほど何年かにわたって、TV通販のCMで取り寄せた商品の効果がなく辟易としていた。他も似たり寄ったりだとたかをくくっている。以来信用出来ず、直に、含有成分を含んだものを取るか、別の方法等を試している。因みにその商品は、今でも当時の三分の一くらいの価格で、しかも初回限定格安価格で勧誘、販売を繰り返している。何をか言わんやである。

体調の良し悪しの落差は、大きいが、人にはなかなか解って貰えない。無理して元気そうに話をしたり、行動することがあるので、誤解される事もある。虚実取り混ぜて演じる必要等ないのだが、素直に振る舞えないのが世の常でもある。体調が悪く、何かと回避する事が多くなったり、やる気を出す事が少なくなっているのは事実だが、本意ではない。体が持たないからやむを得ず、緊急避難するようなものだ。

しかし、体験していない人には、なかなか理解出来ないのは、致し方ないのだろう。医師と患者を困惑させている？現代病の自律神経失調症で種々の症状が出て、家庭、学校、周囲、勤め先などでわかってもらえず、悶々としていた人が述懐していた記憶がある。数々の症状に加え、無気力、怠け癖、依存症、自分勝手、狡賢い等と断定され、心休まる場所もなく、孤立して苦しみ抜いた経験なのであろう。更に加齢を考えると認知症かもと疑われてしまう。

自分なりに。打開策を模索し続けている。循環器系の基礎疾患を抱え、超高齢に差し掛かり、体の諸機能の衰えも意識し、多大な睡眠負債を抱えている。良き事、人様の偉業などに鼓舞され、助けられ、ハイな気分で、自分自身を引っ張っているが、マイナス思考のとき等、無理せずやり過ごすか、収まるのを待ってみる。何度か繰り返したり改善措置を日々考え、試してもいる。又、医師の処方もおおかた受け入れている。遅々たる回復でも納得しており、僅かな光明でも見え隠れするので希望を捨ててはいない。