見出し画像

お客様は神様、じゃなくて、ファミリーだ。

3年ぶりにnoteを書いています。
この3年間で、

カカオ豆からチョコレートを作るchocobanashi(チョコバナシ)

山の上でピクニックが楽しめる飲食店picnicbanashi(ピクニックバナシ)

ししゅうと暮らしのお店 徳島脇町店

が始まりました。

この数年間は一人で起業した時からは考えられないくらい、目まぐるしかったです。(逆にいうと、起業してすぐの頃を思い出すと、あれは仕事をしていたと言えるのか?と思うほど、時間があったようにも感じます。笑)

とにかくこのnoteを更新していなかった日々が走馬灯のように思い出されますが、その時間の中にはいつも、「お店」があります。そして、そこには事業を支えてくれるスタッフと、わざわざ来てくださるお客様がいて、ここまでやってきました。


今年、2024年9月に株式会社イトバナシは7周年を迎えました。


大学院を卒業して、右も左もわからずとりあえず東京に出て、ネットで会社の定款の作り方を調べて、千代田区にある法務局に一人で出しに行ったあの日から、7年が過ぎました。

先日、ししゅうと暮らしのお店 広島志和店 にて「夜バナシ」という非常に濃厚な会社周年祭を開催したのですが、そのイベントを終えて、とてつもない幸福感に襲われました。

これを文章にしたためたい。

なんかわからないけど、そう思って、noteを久しぶりに開いたら、3年前の私も、ちょうど会社が4周年の時に1年ぶりにnoteを書きたくなっていたようでした。

どうも節目に弱い人間のようです。

そして、3年前に書いたこのnote、続きがある感じで文章が終わってしまっていました。
この続きを書かないと、この多幸感についての文章は書けないのか、、面倒だな、、と挫けかけていたのですが

続きの項目がなんと、


3.ファミリーのようなお客様に出会える



もう〜!3年前から同じこと考えてるんかい!!!

早く文章にしなさいよ!!!

自分で自分にツッコミを入れました。

というわけで、今日は私たちイトバナシが大切にしている、お店とお客様についてです。

左側が夫で副代表の杉川さん、右が私・伊達です。夜バナシで笑いすぎて目がなくなりました。

そもそもイトバナシは、私、伊達文香が2017年に創業しまして、最初は学生時代にハマったインドに何度も行くうちに感銘を受けた刺繍を扱うアパレルブランドitobanashi のものづくりから始まりました。

コロナの影響を受ける2020年頃までは全国の百貨店さんを中心に催事出店を行なっていたのですが、コロナをきっかけに、大学時代を過ごした広島県東広島市、自分の出身である奈良県五條市の2ヶ所で、それぞれ月に3日だけ開く「ししゅうと暮らしのお店」を始めました。

2021年4月に、予約制の小さなアトリエから進化して、一号店である「ししゅうと暮らしのお店 広島志和店」がオープン。
(オープンの時のお話はこちら。)

なので、自分たちの『お店』の歴史でいうと一番長いのは、広島志和のお店になります。

どのお店もそうですが、広島志和にも毎月のように足を運んでくださる熱狂的なお客様がたくさんいらっしゃいます。

広島志和のスタッフのみんな。総勢15名くらいいるのですが、ある日のメンバー。いや可愛いな!


よく「お客様は神様だ」という標語を見たり聞いたりするじゃないですか。
そして、エシカルやサステナブルな世界では、「消費者も買い物の仕方を考えないといけないですね」といった雰囲気があると思います。

イトバナシ、特にししゅうと暮らしのお店のお客様は、神様でも、消費者でもないと思っています。

一言でいうなら「ファミリー」かな、と。

話をすれば熱心に耳を傾けてくださり、
毎月できるだけ必ずお店に来てくださったり、
テレビやラジオに出るとなれば予約してくださったり、、

そんな皆さんとのお話をできるだけ覚えていたくて、

「お孫さんが生まれるって仰ってたけど、その後どうですか?」
「去年買ってくださったストールに、これが合うかも!」
「もう風邪は大丈夫ですか?」

などなど、
もしかしたら自分の家族以上に体調や最近の話を、お客様たちとしているかもしれません。


毎月一回会える、素敵で気の合う人たち。

それが私のお客様への気持ちです。


そしてお客様からも

「毎月の楽しみ、来れないとソワソワする」(危ない薬とかは売ってません。)
「絶対毎月来るからどうかやめないで」(やめると言ったことは一度もありません。笑)
「推し活しに来ている気分。ハコ推し(どうやらお店全体を推してくれているということ)なので、いつ来ても楽しい」

などなど
あつい愛情をたくさん注いでもらっています。



頑張った分だけ、本当にそのまま愛してもらえる。

愛した分だけ、愛される。


そんな、家族のテーマのような言葉さえも思い浮かんでしまうほど、お客様からもらう言葉たちは、ファミリー感に溢れています。

だから毎月3日間は、他のことは何も手につかなくなるほど、お店のことだけを考えちゃうんですよ。
それってお店側にとっても素晴らしいことで、お店をよくすることだけを考えられる、贅沢で大切な時間になっています。

もう毎月がお祭り、本気の文化祭、みたいな気分です。

夜バナシ2024参加のお客様とスタッフのみんな


結局のところ何が言いたかったのか、ちょっとわからなくなってきましたが、
「ししゅうと暮らしのお店」に集ってくれている皆様はファミリーのようで、
これは他のお店の形態や場所ではきっと成し得ないことなんじゃないかと思っているわけです。

だから会社にして7年、お店が始まって3年、ここまで進化しながら歩んで来れたのだと思っています。

それは全部全部、お客様のおかげ。

だって皆さんが来てくれないと、「ししゅうと暮らしのお店」は立ち行かないわけで。
スタッフのみんなの力もすごくすごくあるのですが、私含めスタッフもお客様から元気をもらっているのです。


というわけで、
本当にいつもありがとうございます。

ししゅうと暮らしのお店はこれからも歩みを止めず、長いお付き合いを皆様としていければと思っています。


だから皆さん、どうか末永くよろしくお願いします。

この記事を読んで、すごい熱狂的なファンの方がいるんだな、と感じた方は、本当にその通りだと思います。
そして、何かに熱狂する、何かを強く信じている、ということが
暮らしの豊かさ、日々の幸せにつながっているんじゃないかと私は思うのです。


もちろん「お店」なので、どんな方もウェルカムですし、ぜひ一度、こんな変わったお店を覗きに来てもらえたら嬉しいです。
どなたでも、1回目の来店 があって今があるので、初めての方とお話するのも大好きです。


とにもかくにも、
これからも末永くよろしくお願いします、ということを言いたかった。

「ししゅうと暮らしのお店」、愛称は「ししゅくら」
という大切な場所を通して、

関わる人みんなが少しでも
明るく、楽しい、朗らかな日々が増えるといいなと心底思っています。




いいなと思ったら応援しよう!