Stella McCartney 2024 Summer コレクション を考察してみる : 「家族・自由・流動性」
Hello! エシカルファッションを志し、
現在は主に日本で織・加工されたリネン生地を使用して服や小物を製作しているitoa.n.のイトアです
本日は
気になったファッションショーから1つをpick up !
今回は10月2日(現地時間)にパリコレクションで行われたStella McCartney 2024 Summer コレクションを考察していきます
blurs the lines between genders and generations,reinterpreting pieces
ジェンダーやジェネレーションの間にある線をぼかした、エイジレスで折衷的コレクション
それはステラの中にあるカケラ -ステラが両親から借りていたもので、今は彼女の子供たちが彼女から借りているものたち- を再解釈したものである
今回のコレクションはステラマッカートニ史上、最もサステナブルなコレクションになっており、全体の95%がサステナブルな素材を使用していると言っている
また、会場にはマルシェのようなお店が軒を連ねているが、これらはショーの後、ステラマッカートニーのショーで使用されたサステナブルな素材などに実際に触れられるショップとしてオープンし、その売上のすべてを慈善団体に寄付したという。
考察:ステラらしいナチュラルでセクシーな中にあるロックやリスペクト
「お父さんのジャケットを借りるとこんなサイズ感になるよね〜」
とすごく共感を感じたジャケットスタイル(左写真)
大きめのピークドラペルがいかにもな感じ。
そんなジャケットと素材の美しさに目が引かれるセクシーなインナー
絶妙なバランスが最高です。
右のスタイリングも全体的にカッチリクールなセットアップの大枠の中に大胆なセクシーさ。
カッコよすぎませんか?
カッコよさと可愛さが共存するボリュームドレス
こちらはLVMHが支援するデッドストック生地を使用しているものらしいです
素材の出どころまで完璧
両親のバンドや自身の音楽へのリスペクトがデザインされたスタイルもいくつか登場
かっこよさの中にも可愛さや美しさ、セクシーさがバランス良く散りばめられているところがさすがです
ジーンズもスラックスも、パンツ類はほとんどがワイドでジャストウエストか少しのローウエスト、かつ股上が通常より深め(股下が通常より短い)デザインでした
ルーズなような、でもセクシーなような、不思議な感覚がしました
そうやって色々考えてみても結局ただただ、単純に可愛い
そのバランス感覚がやはりさすがですよね
ニットに小さな円のミラーが散りばめられたワンピース
このニット素材は「ケル ラボ」が開発した海藻由来のファブリック「ケルサン」という素材です。
美しいだけでなく、サステナブルな素材を積極的に採用しているステラマッカートニーならではですね。
後半にはやわらかな素材で作られたドレスもいくつか登場
どれもやさしい色合いで素材のやわらかさとマッチしていました
ドレスもやはり、可愛いだけじゃない、ヘルシーな女性像を感じるデザインがステラですね
個人的にはこちらのパンツルックがベスト推し
タイトなチビジャケットや
素肌をイメージするベージュにレースののったトップス
×ワイドパンツ
自立した強い女性像の中にヘルシーなセクシーさを感じるところが良いなと思いました
そのセクシーさが、なんといいますか、
これはステラ全体に言えることなのですが
「男性のためのもの」ではなく、
「自分自身のためのセクシーさ」
「女性であることを誇るセクシーさ」
みたいなものを感じて、そこがいいな素敵だな、と感性に触れた、という感じです
ステラマッカートニー 2024 Summer、いかがでしたでしょうか?
気になった方は公式から動画がでていますので、
ぜひyoutubeでcheckしてみてください♪
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