私の人生が素晴らしいのは、落ちてるゴミを拾うからなはず
毎日が素晴らしい!
仕事もほどほどにやって。
お友達と遊んで。
週末は趣味を満喫して。
たまに湯船に入るとそれは幸せで。
時期はずれに植えたトマトの芽はぐんぐん伸びて。
出会ってくれたみんながとても良い人で。
あまりにも幸せ者だ!
あんまりにも幸せ者だから、なんでこんなに幸せ者なんだろうと考えたときに真っ先に思い浮かぶのは“落ちてるゴミを拾うから”
それだけですわやっぱり!
人生はそれだけっすわ。
良いことをする“のみ”なんすわ人生。
人のために自分のために、良いことを続けることが人生なんすわ。
誰も見てなくてもきっと神様が見てますから。
きっときっと神様が見ているはずですから。
じゃないと報われないですから。
誰かは私を見ていてくれるはずと思わないと、思わず泣いちゃいそうですから。
『それはないわ神様』いうて 。
『あんまりや神様』いうて。
feat.韻シスト。
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私は私の幸せをガッチリ掴んでいける人間なはずだ。
だから私は怒らない。
何者にもなれないままの自分も。
帰ってきたらスーツのまま倒れて寝る自分も。
しょうもない人間たちの悪口も。
どっかに浮いてく噂話も。
自分の情けなさにも。
何者にもなれないままの自分を受け入れてる自分にも。
夜、どうしたら良いかわからなくなり散歩をする。
全部を壊して歩きたい!
舐めやがって!
舐めやがって!
舐めるな!俺様のことを!
それだけ。人生なんてそれだけなんですわ。
田舎の道は全てが暗い。
でも自販機は明るかった。
明日もやることがあるから、家に帰る。
自販機は明るかった。
別に何を買うわけでもないけれど。
明るいのにもムカついてきたけれど。
本当にもう舐めないでくれ。それだけ。
それだけ。