いつかワイワイしようね(No.112)
皆さん、こんにちは。
ただいま驚きの時代ですね。
だってね…、
野球のボールが一個、約440万ドル(約6億6000万円)で取引されたのですよ。
「たかが、野球のボールです」。
それを無理くり、付加価値こしらえて売る。
なんとその付加価値は、野球の米大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャース所属の大谷翔平選手(30)が「50本塁打、50盗塁」を決めたホームランボールでございます。
ひぃえ~、
大谷翔平選手が握ってホームランを打ったバットではないところが詐欺的な商法ですよね。
こんなバカみたいな話に、世間は未だに付き合わされております。
さて本日の御話は一つ致します。
御話…「明日の衆議院議員選挙」
皆さん、御承知のように、自民党は確かに悪だが、あす野党が議席を増やし、与党が負ければ、政策一致なき選挙後となって、我が国日本の大混乱は目に余る光景になる事でありましょう。
それは、改選後の民主主義の代償としては、想像以上に大き過ぎる負担となりましょうから、当然の如く、産業界からは、コスト高を言い訳とした値上げが巻き起り、更なる物価高騰の苦しみを、多くの国民が背負うことになりましょう。
つまり、そのインフレ物価、どういう事かといいますと、我が国日本が為替レート戦争で負けて「円安」基調に持っていかれれば、おのずと輸入原材料費は高値取引されるので、産業界はコスト予算超過となり、躊躇なく値上げに踏み切るというものであります。
値上できなければ、市場撤退、倒産という事も有り得ます。
現に、輸入に過度な依存度を高めた原材料調達の仕入れ業者は、場当たり的な価格調整で乗り切れると算段してますでしょうが、その応急的対応は市場の長期予測動向を度外視した行為として、日本経済を内需から縮小させてしまう内需枯渇な経済活動に陥ると言えますことでしょう。
最近、老舗製造メーカーの船井電機が負債額461億円で倒産しましたね。
このニュース、モノ作り国の我が国日本の技術開発力に危機感を国民は抱きます。
要するに、「日本人と日本国を豊かにする経済」なのか、それとも真逆な経済なのか、の違いになりますことでしょう。
ここで以下に、各党の政治的な立ち位置を簡単に述べます。
❶自民党
この党は既得権益(進歩や成長よりも現状維持優先施行)に守られた人々の資産と所得を守る為に、政治を資本力中心で動かしていく、グローバル経済(多国籍企業群の保護)の指導層(米ドル本位制支持)の下部組織に成り下がってしまっている戦後政党の雄でありますが、党の支持基盤を地方に委ねる事情から、都市部より劣る地方の再生に向き合い、否応なし経世済民(昔の中国の言葉:世の中をよく治めて人々を苦しみから救う)とならざるを得ない政党でありますでしょう。
ですから、政治は再配分だと、党内各派閥は確信して、金権政治を断行し、裏金作りをしてまでも、政権に居続ける覚悟を恥も外聞もなく執念としてきた事でありましょう。
ちなみに、党内の人材は他党と比べ比較的、真面目で優秀な議員が多いと言えましょうが、その一般社会的常識力は他党より極端に欠如していますでしょう。
その原因は、国家権力の中枢に長くいる事での議員病、中毒症による反作用と言えます事でしょう。
❷公明党
この公党は非課税枠を利用して、組織力の拡大を遂げた宗教団体の政治的実動部隊と言えます。
目指す方向は、仏敵を滅ぼし現世利益を追求するものであり、その内包する攻撃性は、日本人の持つ「他者への不干渉」の度を越えた行為が、日常で散見されます事でしょう。
要は、教団内経済圏を構築して、宗教団体組織の繁栄を図る政治を第一義的にしていると言えましょう。
分かり易く言えば、皇后、警察、消防、自衛隊、病院、学校、飲食店、事務員、など総て創価学会員で構成させてしまう計画なのであります。
こうした動きに反撥するのは、自然崇拝者やイスラム教などとなります。
公明党は創価学会員の生活向上の為、今日も政権に留まる方策を検討していることでありましょう。
❸立憲民主党
この野党は本来、政策を前面に押し出し、その効用と効果を各界各層の国民に丁寧に説明し、尚且つ既成党として政策実現の能力を保持する為、日々、課題探求と勉強に努めていなければならないはずでありましたが、現実の政治行動は、与党議員が犯したスキャンダルを追及する姿勢で論戦に挑むばかりで、代弁者としての、我が国日本の国民生活の本質を見極める作業を放棄した政治理念の押し付けである事でしょう。
分かり易く言えば、「パワハラなクライアントや、パワハラな上司に、いくら筋道立てて正論を言っても、埒が明かない」という悲劇の現実でありましょう。
政権与党は野党と違い、官僚組織の力や予算案成立を後ろ盾にできるので、数の力で押し切ることはあるでしょうから、公正な第三機関となる国民に訴求する方法でしか、太刀打ちできないでしょう。
その為の民主主義下の選挙なのです。
❹国民民主党
この党は、野党第一党を目指す政党でありつつ、党勢拡大の秘訣を持たない純朴な政党であるだけに、政策実現を目指すことで、その存在感を誇示する狙いが、党の代表や執行部にあるのが、見え見えで少し微笑ましいとなりましょう。
要は、働く労働者の給料を上げる政策実現は、裏を返せば、物価と連動した公務員給与制度と年金受給者の支給額の変動を意味しますので、年金基金の仕組みに踏み込む広大な設計図が今すぐに必要となりましょう。
それを用意しないで、「給料を上げる政治に転換します」、とだけ言っているようでは、本末転倒(物事で大切な部分と瑣末な部分を取り違えること)になって、我が国日本は、経済格差がアメリカのように固定化してしまうと言えましょう。
給料が上がる日本社会というのは、同時に年金支給額も上がるので、単純に今のままの制度設計でいけば、必ず社会保険料が上がるのであります。
その税負担増を言わずに耳障りを良くしているようでは、我が国日本の政治は混乱するだけの毎日になると言えましょう。
要するに、租税国家としての「納税と給付」の相関性を知らずに、気楽に政策を述べるほど、国民民主党は惚けていないはずなので、党利が吐出した少し危険な政党と見做せる事ができましょう。
❺日本維新の会
この地域政党は関西方面を中心とした政治活動で躍進しただけに、昨今はその成功体験を活かし、全国フランチャイズチェーンのような展開感覚を用いて、その党勢拡大の基礎にしていますでしょうから、相変わらずの自民党批判を繰り広げ「政治と金」をテーマにした政策主張で所属議員らは生き長らえてますでしょう。
しかし、一般国民は自分の生活の質の向上が最優先ですので、政治家の裏金作りや、企業団体献金の脱法性などを耳元で喚かれても「やかましいわ」と感じるだけとなりましょう。
要は、資本主義社会、投資と回収、それは捨て金なのか、それとも利益を生む金なのか、その税金、何の為、どうなったら国民の元へ帰ってくるの、といった事に政治の興味と関心は尽きるのではないかと言えましょう。
賢くて優秀な者を国会議員にすれば、国家や国民は安泰になる可能性を高められます。
その為の選挙であり、民主主義政治であると言えますでしょう。
令和時代になっても、積極財政の「バラ撒き給付政策、低金利政策、インバウンド需要拡大政策、移民難民受入れ政策」であれば、経済的貧富の差は拡大基調に達し、日本経済の国力は弱まる中、立派な候補者を全国に擁立できないようでは、党勢拡大はギャンブル依存症の思惑と同一になることであり期待外れになりますでしょう。
❻日本共産党
この共産主義(結果平等至上思想)を隠し持つ政党は、資本主義経済の弱点とデメリットを他党よりは熟知しているだけに、今ほど「カネ余り経済」で、「貧困層の固定化」が危惧される時代には必ず役立つ政党と言えましょうが、その党利党略は「掲げた政策の矛盾」と「実行性に整合しない」机上論理となって、屁理屈の域を出ない話でありましょう。
要するに、理想政治を謳う心地良さに周囲は浸り、現実に起きている「人間の醜さに蓋をしている政治をする政党」と言えますでしょう。
例えば、平穏に暮らす、戸建で独り暮らし国民が、突如、強盗団に押し入られ、金品を奪われ、そして、死傷してしまう、そのような事件が起きた現代、目の前にある「世の中の政治」をどう見るのか問われるのであります。
たとえ犯人を捕まえても、「無期懲役で刑罰を逃げ切り、国家は無期懲役囚に毎日三食与え、冷暖房設備のある部屋で、医療完備と共に死ぬまで安泰な一生涯を過ごさせる」、そうした国家の法整備に対し、なんの疑問も持たないでいるのでしょうか。
服役囚の面倒をみる国家になるのが、当り前でいいのでしょうか。
だけどもね、日本全国、河川敷には住民票を持たない国民が野宿しております。
飢えと寒さと病気に耐えてます。
そうした社会の底辺からも抜け落ちた国民の生活保障は、誰がするのが妥当なのでしょうか。
囚人より低水準で生きています。
結局、囚人の死刑をどう考えるのか。
一般人の犯罪と警察官の犯罪をどう刑量差別化するのか。
冤罪と捏造捜査をどう厳罰化するのか。
共産主義の下では今以上に、国家権力の犯罪は数多く必ず起きますでしょうから、それをどう阻止し再発防止する国家体制を築けるかが、民主主義社会との調和に欠かす事にできない政治と言えましょう。
独り住まいの国民の個人情報は、誰から強盗団に持ち込まれたのでしょうか。
強盗の指示役は、飢えから雇われただけなら、その指示役に「独り住まいの国民の個人情報」を流出したのが、警察や宗教団体ではないという保証は低いでしょう。
共産主義となれば、そうした犯罪は国家治安維持の為として、日常茶飯事に起きるのではないでしょうか。
だから旧ソビエト連邦は崩壊したと言えましょう。
❼れいわ新選組
この政党は「反自民党であり反野党」とした極左勢力の雰囲気で登場するが、実は資産家階層が世話人であるとしたら、打ち出す政策の数々の不合理が一つの流れとして見えてくるでしょう。
まず、消費税を廃止すれば、一番嬉しいのは、資産家階層です。
なぜなら高額納税をしないで済みますから、資産形成が容易になり、益々、私的な利殖が膨大となり、個人的に儲かるというのが、消費税廃止のカラクリになるのであります。
勿論、消費税を廃止すれば、国家は税収減を理由に、その補てんをすると言い出し、新たなサラリーマン対象の増税を発動し出すのであります。
更に言えば、我が国日本の大学生などは、アルバイトをすると所得税や社会保険料等を納付させられます。
そうした立場の国民の所得に、新たに重い課税がされるのです。
学費を支払う為に勤労する学生は、ひたすらに、一生懸命に生きているのに、今までの政治は、そうした国民を見捨ててきました。
消費税廃止をすれば、勤労学生などと共に全国一般労働者に、その税の負担のシワ寄せがいくでしょうから、こうした消費税廃止論者は、国民生活苦、国難を招くだけの、資産家階級層の代弁者と言えますでしょう。
❽社民党
この政党の存在意義は、昭和時代の終焉と一緒に去ったはずでしょうから、今更ながらに政治行動するのは、単なる候補者の保身的欲求から生じた政治活動であると言えましょう。
❾参政党
反ワクチンでありながらアベノミクス経済を肯定する政策には、多くの疑義が出るでしょうが「既成政党の打破」と「政界の新陳代謝」を目的とした政治活動へは、一定の国民理解が得られますでしょう。
しかし何故だか、その党に賛同者が集まらないのは、何か内部組織にパワハラな事があると想像できてしまうだけに、一般有権者は少し距離を置くのは致し方ありませんでしょう。
❿諸派
こうした気勢の候補者群は、国民の意識の「ガス抜き(不満解消)」と言われる政治の世界でよくある手法ですから、誰がどの選挙区から出ても、何ら不思議ではないでしょう。
そしてその特徴は、感情論に乗せて「無責任に、言いたい放題、言った者勝ち」の風潮で国民へ迫るでしょうから、政策を実現実行する本気度も、責任感も無いと言えます事でありましょう。
以上、今回「石橋叩いて渡る」石破総理解散について述べました。
仮に野党が連立政権で与党となれば、誰が総理でしょうか。
野田代表、玉木代表、馬場代表、田村委員長、などなどいますが、どなたになっても、政治は混迷期に入りますでしょう。
理由は、政策が不一致ですから、なにも決まりません。
安全保障、国防、貿易、産業、医療、農業、エネルギー、どれも重要な政治課題が山積しているのにです。
ちなみに、山火事や、野焼きをすれば、新しい木々が生え、自然は、動植物と共に、やがて回復していくと言いますが、現代社会の気象状況は、未知数なことになっておりますでしょうから、単に政権交代到来で、日本社会が明日からパラダイスになるとは到底、言えませんでしょう。
さぁ、私共は、それでも今日を生き、明日も明後日も、その先も生きるのです。
将来を明るくする政治を諦めず求めていきましょう。
わたくしが政党の立候補者となり国会議員となれば良いのでしょうけどもね。
まぁ、とは言え、いろいろありましょう。
今日の東京は、どんよりとした曇り空ですが、私共は、気分良くして過ごしましょうね。
なんだか、焼き芋が、美味しい季節になりました。
子供の頃は、遠足でサツマイモ掘りに行き、枯れ葉を集め、ドラム缶で焼き芋をみんなでワイワイしたものです。
美味しかった。
皆さんもそうした想い出、おありでしょうね。。。完
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