アンパンマンが本当に救うのは「親」なのである
我が家の2才半になる息子は、大のアンパンマン狂い。
1才を過ぎてからドハマりし、「かか」と私を呼ぶ回数よりも「あんぱんまん」と言う数の方がもはや多い有様。
口を開けば、アンパンマン、アンパンチ、ダブルパンチにトリプルパーンチ!はひふへほ〜のダダンダンとバイバイキン、どきんちゃんもいまーちゅ!
語彙力と歌唱力がついた今は、「あかちゃんは♩はだかで♩うまりぇてくりゅ♩」と気持ちよさそうに歌ってる。
ぶっちゃけると、産前は「キャラクターはあまりハマらないでくれ〜〜!せめてミッフィーちゃんでお願いします!!!!!」と思っていた私。
今は手のひら返しで「アンパンマン様、どうもありがとう」と思う日々を送っています。アンパンマンがいる方向には足向けて寝れない。パン工場がどこにあるのか知らんけど。
そんな我が家の「アンパンマンに助けられたコレクション」をここに紹介したいと思います。
我が家のアンパンマンありがとうコレクション
これを読むと、我が家がいかにアンパンマンに依存しているかがわかります。
【1】ご飯はすべてアンパンマンズでできている
息子は、すぐにご飯に飽きる。
ご飯よりも遊びたい気持ちの方が強くて、すぐに飽きて遊び出したり、ごちそうさましたいと言ったり……。でもちゃんと食べておいてもらわないと寝る直前になって「おなかちゅいた!」と言い出すので厄介なものである。
そこで登場するのが、我らの味方アンパンマンキャラクターズ!
何もデコったりする必要はありません。ただただ「あ!ダダンダンだ!」と言いながら、お口に運ぶだけなのです。
こどもの想像力というのはすごいもので、大人から見たらなんの変哲もない白ごはんが、こどもフィルターを通すと立派なダダンダンに見えるようで。
息子はベジタリアンでお肉が苦手なんだけど、この間、この作戦でお肉を口に運んだら普通に食べた。食べれるんか〜い!
ちなみに最初はアンパンマン混ぜご飯等を使っていたけど、そうすると“アンパンマンのところだけ”食べるようになってしまい、無念の敗北。
今では息子の想像力頼りなのである。
【2】イタイイタイを飛ばすのは、いつだってアンパンマン
アンパンマンの絆創膏って、本当の傷に貼られた回数よりも「こどもの痛いという気持ちをなだめるため」目的に使われた回数の方がきっと多いよね???ね???
我が家では、アンパンマンの絆創膏はいつもストック。
財布には痛いけど、これで息子のご機嫌がケロッと治ってくれるのであれば、安いものだと思うのです。
育児って、こういう「毎日の生活をスムーズに進めるために必要な出費」がかかるんですよね。
【3】おむつ替え嫌がり対策「お好きなアンパンマンズをどうぞ」
大人だったら、おしっこタプタプの重石みたいなおむつは、瞬時に替えたいものである。でもこどもというのは不思議なもので、全然替えたがらない。
「え?絶対きもちわるいよね??というか重くない?え?もう少しでおしっこ漏れするくらいパンパンなんだけど??」という状態でおむつ替えに誘っても、返事は「やんやん!(嫌)」
これには本当に困り果てた……。
ということで、ここでも登場!正義のヒーローアンパンマンズ!
息子の好きなキャラクターを夜な夜な仕込んで、「さあどれにする?」というスタイルにしたら、一発で替えてくれるようになりました。
Xでもつぶやいたけど、推しを身につけるっていうのは、老若男女問わず最高のことなんだよね。
※伊藤ぽんぽこは、産院でいただいたおむつがパンパースで、それ以降なにも気にせずパンパースを使い続けてきたので、Genki!がアンパンマンの絵柄だったということを知らずに生きていました
【4】お手洗い嫌がり対策「アンパ〜〜〜ンチ!」
感染症対策、本当に大変ですよね。
息子はお手洗いを嫌がるタイプで、「なんだ?水道に恨みでもあるのか?」と思うほど。とはいえ、保育園のウイルスは世の中に蔓延ってるウイルスよりも1万倍ツワモノ(当社比)なので、できうる感染症対策はしておきたい……。
そんなときに閃いたのが、このアンパンチハンドディスペンサーである。
作り方はすこぶる簡単。
アンパンマンのイラストを描いて、印刷、ラミネート加工、貼り付け、それだけ。ラミネート加工もダイソーで売っている「挟むだけでラミネートできるやつ」を使ってるので、誰でも再現可能です。
ちなみに初代アンパンマンハンドディスペンサーは、文字の通り「顔が濡れて力が出ない」状態になってしまったので、我が家では現在2代目を使用中。
息子のリクエストで、「めろんぱんなのメロメロパ〜ンチ!」になっています。初代は大きく印刷しすぎてバランスを崩し洗面台に落下してしまったので、今回は小さめに。
こちらも気に入ってくれていて、「メロメロパンチみせて〜!」と手を洗う時じゃなくても洗面所に連れてかれています。
以上が、我が家でのスタメンアンパンマンズ。
本当にありがとう、アンパンマンズ……。これからもよろしく、アンパンマンズ。
君たちは、全アニメで救った“困ってる人”よりも、たくさんの“困ってるママパパ”を救ってくれているよ。