見出し画像

再生への一歩:ビッグモーターが選ぶべき新しい経営変革とは?

『自走するチームの作り方』著者で、チームビルディングコンサルタントの伊藤じんせいです。

部下とのコミュニケーションに困っている上司の方に役立つコラムを日々、投稿しています。

ビッグモーターの事件が、毎日ニュースを賑わせています。

私は経営コンサルタントとして、この事件を見過ごすことができなかったので、今日はこのニュースについて意見を言いたいと思います。

ゴルフボールなどで車にわざと傷をつけ、保険金を不正に請求していた問題は、
極端な利益至上主義が引き起こしたことが原因だと言えます。

ビックモーターはCMなどの広告を多く出稿していたので、メディアはこぞって忖度をし、はじめ報道は控えめでした。

しかし、大手メディアがニュースを報じると、どんどん報道は加熱し、店舗前の街路樹を除草剤で枯らして、店舗を見えやすくするなどの事件も報道されてきました。

今回のビッグモーターの一連の事件は、経営者が時代に合わせて、会社の体質をアップグレードできなかったことが原因だと考えます。

昭和の時代は、利益至上主義でパワハラを行っても給与がどんどんあがっていく時代だったので、社員は会社をやめずに耐えることができました。

しかし、令和の時代になると、パワハラをした社員は会社をやめ、会社の不正をSNSで拡散をするようになります。

ですので、今回のビッグモーターの事件は、すぐに表面化して連日の報道に繋がったのです。

では、ビックモーターのような体質の会社は自然と淘汰されるべきなのでしょうか?

もし、再生できる方法があるとしたら、どんな方法があるのか?

私がアドバイスをするならば、アドバイスは1つです。

「他の業界から、新しい経営者を迎え入れる」ことです。

「会社内や同じ業界の中のしがらみがある人物ではなく、全く異なる業界から全く違った考え方をした経営者を迎え入れる」

この方法しかないのです!

ビッグモーターの報道は、現代の企業経営のリスクと変革の必要性を浮き彫りにしています。

過去の成功体験にとらわれることなく、新たなリーダーシップが求められています。

利益至上主義や古い体質ではなく、透明性と倫理を重視する経営が欠かせません。

ビッグモーターの再生を図るなら、他業界からの異なる視点を持つ経営者を迎え入れ、新たな文化と価値観を根付かせることが鍵です。

これによって、淘汰を免れ、再生することができるでしょう。

間違った方向に行ってしまった組織には、新しい指導者の導入が欠かせないことを肝に銘じるべきです。

●問い合わせフォーム
https://note.com/ito_office0419/message

著書『自走するチームの作り方』
https://amzn.to/3ZUy58i

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?