サッカー日本代表は日本の労働者の未来の姿である
『自走するチームの作り方』著者で、チームビルディングコンサルタントの伊藤じんせいです。
部下とのコミュニケーションに困っている上司の方に役立つコラムを日々、投稿しています。
現在、Jリーグは第15節までいき盛り上がっていますが、ここで昨年12月のFIFAワールドカップカタール大会を振り返ってみたいと思います。
日本代表は、決勝トーナメント進出をかけたグループを強豪ドイツ・スペインと一緒のグループEとなってしまいました。
優勝候補のドイツやスペインとの対戦に対して、多くファンや評論家は日本選手は全く活躍できないと若い選手たちの能力を過小評価していました。
しかし、大会が始まり、蓋を開けてみると日本選手はドイツ・スペインに勝利し、予想を大きく上回る活躍をしました。
大会後は、多くの人の予想に反し活躍した日本選手に対して海外も注目し、日本選手の年俸はうなぎのぼり、現在、日本の選手が、さらに海外リーグにチャレンジするようになってきています。
実は、この現象は、サッカーの問題だけではありません。
現在、日本の中高年を中心とした管理職や経営者が若者の能力を圧倒的に過小評価しすぎています。
そのため、若者はより活躍でき、日本よりも高額な給料がもらえる海外に急激に流出しています。
若者を採用することができず、残された労働者は高齢者のみとなり、従業員の高齢化が問題をなっています。
若者の能力を過小評価せず、もっと会社で活躍できる機会を作る経営者が増えれば、若者の海外流出も少しは防げるはずです。
いま日本の経営者の急速な意識改革が求められています。
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