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「Nebula」に触れてみて

たきしむ

まず初めに、、、自分の世界観で書いております。

ただ感じたことを書けたらと…

０１．うつくしいひと

作詞・作曲・編曲：rionos

歌詞の「綺麗なものでいたくて」
無垢で純粋な気持ちを感じました。その気持ちってすごく大事で、大人になってからも忘れたくない感覚。

「夢のなか笑う姿はこどものままで」
子供の頃って何も知らないから…知らないから、大人になった今この感覚で前に進みたい。とても綺麗で真っ直ぐな印象を受けました。

歌声も透き通っていて優しいんです。

０２．白昼夢

作詞：ChouCho　作曲・編曲：村山☆潤

最初の入りの一音に拒絶を感じます。私はこの時点で足を踏み入れたくないなという感覚に襲われました。

「重い目蓋こじ開けて見つめる現実」
現実に直面した時に皆さんならどう対応するでしょうか。ちなみに私は『背けてしまいたい、辛い、、、』と もやもやとしたものを抱えてしまうと思います。

「もう聞きたくないんだよ」
自分が生きてきた世界にこんな辛いことがあるんだ…だんだんと見えてくるかけ離れた現実を見て、心がもやもやとしてくる様、聞きたくないのに伝わってくる…歌詞の前半で出てくる「聞きたくないんだよ」は歌声の表現としても、かなり拒絶しているように聴こえます。

後半の歌詞「すべてを浄化するように　祈りが届きますように」
（まだ何とかなる。戻れるよ。【嫌いになりたくない この世界が好きだから】）と抗っているように感じられます。

歌声は少し寂しそう、悲しさを纏っています。

０３． Poème en prose

作曲・編曲：TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND

この曲は歌詞がありません。インストなのですが言葉のフレーズがとにかく凄いです。

心の叫び

「世界は変わるよ」「気付いて…」「鏡より気持ち悪い」
感情がここに来て、ぐちゃぐちゃになる（分からなくなる）という感じでしょうか…また音の方もノイズが入っていてより心の悲痛さを語っていると思います。

途中の叫び声も情緒不安定な気持ちを表していると思います。

０４．scapesheep

作詞・作曲・編曲：TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND

個人的に「Nebula」の楽曲の中で一番捉えるのが難しく感じました。

「誰も知らないままでいいの　何も知らないままでいいの」
自分だけが見えている世界であり、周りは気付いるかもしれないし気付いていないかもしれない世界。

「scapesheep」では「怒りを表している　表に出さないようにしている怒り」とインタビュー記事で話されているのを見て『あ～私もあるある』とすごく納得してしまいました。

この曲は傍からは見えないけど本人からは見えている世界というように見えたり人間関係の複雑さみたいのが個人的には感じ取れます（自信はないです）

ただ複雑な感情が入り乱れている（怒りや妬み）それを自分に向けているのかもしれないし相手に対して思っているのかもしれないし、そう思ってはいけないとも感じているだろうしと本当に複雑な歌だなと思いました。

歌声は淡々としていて格好よく聴こえるのですが、よくよくしっかり聴くと結構怖いです、、、

０５．アリアドネ

作詞・作曲：山田かすみ　編曲：Saku

「さあごらん　幕が上がるよ」
勢いよく上から入る歌い方にゾクッとしました。

もう自分というものがない　自分軸ではなく他人軸で生きている

操り人形

「上手に笑えているかしら」
周りに問いかけているように思えます。【 こういう私を求めているんでしょ 】と聞こえてきそうです。

ただ後半の歌詞「上手に笑えているかしら」の後に「泣きそうになる」～「痛いよ」で限界を感じ辛いです。

歌詞カードのアリアドネの部分　これ私の三半規管が弱いせいか少し酔いました（笑）本当にこのデザイン（表現）すごいので歌詞カードを是非見てほしいです。

０６．デスコロール

作詞：良原リエ　作曲・編曲：Babi

麗奈さんがラジオで「可愛い」と仰っていたと記憶しています。

歌詞カードを開いてみて「制御不能　ココロ模様」を目にした瞬間『あ、確かに可愛いかも』と思ってしまいました。

自暴自棄なのにどこかゆったりしていて、どん底だからこその感覚なのかなと思いました（疲れすぎて余計な事を考えなくなる）

吐き出している感が凄いです。

これも歌詞カードに注目です。

歌声も落ち込み感だったりを感じるのですが、少し笑っているようにも聴こえます（心が不安定な時って笑いません？）

０７．プランクトン

作詞：上田麗奈　作曲・編曲：広川恵一 (MONACA)

「ここはどこ　わたしはだれ」
本心を捜しているように感じます。作ってきた自分、求められている自分、多分、色々な自分というのがあると思うのですが、その中でも本心の自分というのが隠れすぎたのかなと心配になりました。

葛藤しながら進んでいく様子に不思議と安心感というものを感じます。

歌声は少し悲しそうだけど語りかけるような雰囲気が心地良いです。

ちなみにプランクトンとても好きって気持ちを伝えたくてラジオ
「上田麗奈のひみつばこ」宛にメール致しました。
採用されてはないのですがその時書いたものがこちらです↓

『Nebula』毎日聴いています。
どの曲も素晴らしいのですが、私が特に心を打たれたのが【プランクトン】です。
まず出だしの〖ここはどこ　わたしはだれ　行く先も分からないまま〗
個人的にすごく共感出来る部分です。
私自身もこの歌詞のように悩み、もがいていた時があったので、
この歌を聴いた時、同じ感じなのかもしれないとすごく安心しました。
また特に印象に残ったのが歌詞の〖名前のない　カケラたち〗
今まで向き合わずにいた自分の気持ちや感情たちなのかなと私なりに
解釈しました（間違っていたらすみません）
とても深い感じがします。
次に、〖ちっぽけなわたしだけの世界〗
私はこの表現がとても大好きです。
一見ネガティブそうに見えるのですが逆に自分だけの世界を知っている
という強い意志を感じられるからです。
全体的にゆらりと漂いながら自分ともう一人の自分が会話をしているように
そして私自身も色々な出来事を思い出しながら聴かせて頂きました。
包み込まれているような感覚と安心感を得られたことに感謝しております。
歌詞も歌声もメロディも本当に素敵だなと思いますし、これからも心に何かを感じ、もがきながらも成長して行きたいなと、そんな風に思いました。

０８. anemone

作詞：Annabel (siraph) 作曲・編曲：蓮尾理之 (siraph)

落ちるとこまで落ちたら這い上がるだけといった強さというものを感じます。挫折を知ったからこその次のステップという感じなのかなと感じました。

「どこにだって見つかるよ　わたしだけの場所が」
ポジティブというよりは自分に言い聞かすように、背中をそっと押すように感じました。

歌詞の「改札を抜け」から最後では少し吹っ切れた、前に進めそう、進もうとステップアップしているようで聴いている私自身も自然とリズムを刻んでしまいます。

MVも何気ない日常を感じ取ることが出来とても素敵だなと思いました。

歌声も包み込む雰囲気がプランクトンに続き本当に心地良いです。

０９．わたしのままで

作詞：Annabel (siraph)　作曲・編曲：照井順政 (siraph)

とりあえず一つ心の決着をしたように感じます。

「弱さを隠すたびに何をなくして何を手にした？」
隠すのに本当の自分の気持ちに蓋をして、あるいは強いフリをしなければと一生懸命だったのかなという様に感じました。

「当たり前の日々はどこか馴染めなくて」
皆にとっては【普通】の日常生活もどこか違和感に見えてしまう時ってあると思います。この歌詞の部分も私にとっては共感してしまうところです。
【普通】って何だろうと悩むし当たり前のことがそう思わない時の気持ちって何処に持っていけばいいんだろうとか本当に大変。

「描いていた理想と違っても大丈夫だよ」
理想と現実の擦り合わせってすごく難しいです。でもこういう現実でも大丈夫という捉え方が出来たのかなという様に感じられます。
また同時に成長を感じれた瞬間だと思います。

「わたしのままで」とは【とりあえず】の答え（成長）かなというように感じました。
上手く表現出来ないのですが心の整理（割り切りだったり対応だったり
自分自身の考え方や捉え方を見直したり）が一段落。

歌声は落ち着きや安心感というように感じます。もやもやしたものが取れた感じがするのが『良き』って気持ちにさせてくれます。

１０．wall

作詞・作曲・編曲：コトリンゴ

すごく勢いがあって「わたしのままで」から、その先の方向がしっかりしているように感じられます。

「夢のその先が見たい」
先のことって未知で何が起こるか分からないけど前に進みたいという強い
意思を感じます。

この先も色んな壁（高かったり低かったりがあるけど）乗り越えようというイメージがあります。

全体的にポジティブな感じがして今までとは全然違う印象を受けました。

自分軸に近づけたのかなという印象です。

歌声も勢いがあって圧倒されます。「jump over the wall」の歌い方可愛いなって思いました(   ˙꒳​˙   )

最後に…

上田麗奈さんの感性や表現が本当に好みで今回思い切って感じたことを書いてみました。「Nebula」は私にとって刺さるというか『もしかして同じ感覚なのかな？』と思わさせてくれる（安心を与えてくれる）アルバムです。
また同じように共感だったり共有している皆さんとも勝手ながら近づけた感じがして嬉しく思いました。

今後も自分のペースではありますが上田麗奈さんを追っていきたいなと思いますしチーム上田麗奈の皆さん、関係者の皆さんの活動にも触れていきたいなと思いました。

Twitter名：てゆてゆ



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