新しい世界を教えてくれたITZYというガールズグループの話
自分の気持ちを書き出すことをしたくてnoteをはじめてみた。
初めてのnoteに何を書くか悩んだけど今自分が一番好きなものを書こうと思う。だいぶ長くなりそうだ…。
ITZY(イッジ)は2019年にデビューした韓国の5人組ガールズグループで、TWICEや2PMの後輩にあたる。
K-POPに興味のなかった私がITZYにどうやって出会ったのか、どうやってハマったのかを書きたいなと思う。
きっかけと虹プロ
K-POPに興味のなかった私がITZYに出会えたのは数ヶ月前に一大ブームを巻き起こした、Nizi Project(通称:虹プロ)という韓国・日本合同のガールズグループオーディションの番組だった。
私が虹プロを知ったきっかけは情報番組のスッキリで数分やっている虹プロ特集だった。
その時は頑張っている子たちがいるんだな〜という印象でそこまで興味がなかったけど、そのあとSNSでもチラチラ名前を見るようになり少しずつ気になってきたところでhuluの2日間無料ライブ配信があり、ドスン、とハマった。
若く美しく才能のある子達が努力しどんどん魅力を増していく姿というのはあまりにもカッコよく、そのひたむきな姿にこちらも涙を流しながらハマっていった。(ちなみに私はマコ推しです)
好きなアイドルがいたことはあるけどそんなにどハマりしたこともなく、ましてやK-POPはどちらかというと苦手な分野だと思っていた。
そんな私をK-POPに出会わせてくれたという点では虹プロこそ最初に新しい世界を教えてくれた存在だ。虹プロの記事も今度書きたい。
ただ、ITZYはその後の私を大きく変えてくれた。
ITZYとの出会い
虹プロを見た後、おそらく多くのファンがそうしたように私は番組で使われた曲をYouTubeやApple Musicで探して聞いた。
その中で気に入っていたリマ、リオ、ニナ、リリアがやっていたITZYの「ICY」という曲のMVを「どんな子たちが歌ってるのかな〜」という軽い気持ちで見てみた、ら衝撃だった。体に稲妻が走ったかと思った。マジで。
これがそのMV、初めから「え、かわいい」という気持ちで見ていたが、衝撃が走ったのは1:47のところ。
この、この表情。
「こんなにかわいい子が存在するの…!??????」という今までに感じたことのない衝撃、かわいすぎて涙が出てくるという状態。(2:52の表情も大好き…)
そしてダンスやMVの世界観がめちゃめちゃ好きだった。
上記スクショの子がITZYのリーダーのイェジ、私の推しである。
イェジを好きになったことを皮切りに色んな動画を漁った、そしてITZYのダンスのうまさと美貌に震えた。
そして次のステージとして2日後くらいに出会ったのがこの動画。と紹介したかったんだけど、私が見た日本語字幕をつけてくれていた動画が見当たらなかったので、字幕がついてない公式動画のリンクを載せる…。
これは「WANNABE」という曲のパートをシャッフルして、全員が別のメンバーのパートを踊るというものなんだけど、このみんなの仲のよさと本当に楽しそうな笑顔を見て一気に全員好きになった。(これを見たのは会社帰りの電車の中だったんだけどマスクしてても分かるくらいニヤニヤしてしていたと思う)
こうして、すっかりITZY全員にハマっていった。
ITZYの魅力
ITZYの魅力は本当にたくさんある。先日、「今夜比べてみました」という番組でITZYが数分取り上げられた。
その時に紹介されていたことも含め、魅力を書きたい。
・ダンス
私はダンスを習ったこともないし、虹プロで餅ゴリが指摘していることも「ふ〜んそうなんだ」と聞いていたレベルの人間だけど、素人がみても明らかにダンスがうまい(歌もうまい)。そしてダンスの振り付けが本当にかっこいい。
かっこいい振りの中にかわいさを少し混ぜた、この配合にハマる人は多いと思う。私は「ゆるふわ」「Kawaii」みたいなものにあまり惹かれず、大人数のグループならではのふんわりしたダンスにも興味がないけど、虹プロやITZYを見て、女の子が踊るかっこいいダンス大好きです!!!という人間に変わった。
この衣装大好き。
・歌詞
ITZYの歌詞はいつも自信に満ち溢れている。
デビュー曲のDALLA DALLAでは「あなたの基準に私を合わせようとしないで 私は今の私が好きなの」と歌っている。
先ほど紹介したWANNABE(これが私の1番好きな曲)では「誰がなんと言おうと私は私 ただ私になりたいの」「私はただ私のままでいるときが完璧だから」という歌詞にすごく胸を打たれた。
彼女たちは自身で曲を作っている訳ではないけど、このWANNABEの歌詞はインタビューで記者に「誰みたいになりたいか」という質問をされた時に「私たちは私たちのままでいたい」と答えたエピソードを元に作られたそうだ。
そのエピソードを聞いてさらにITZYが好きになってしまった。
・努力する姿勢
これはITZYだけでなく他のグループにも言えることだけど、彼女たちの努力する姿勢は私の中で大きな魅力だ。
1つ前に魅力として挙げた「歌詞」だが、彼女たちは本当に自分に自身があって完全に歌詞の通りの気持ちで歌っている訳ではない。
これは先日のカムバック(新しい曲が出ること)の際にITZYからMIDZY(ITZYのファンのこと)へ向けた動画のチェリョン(3番目に登場する子)の話に出てるけど、彼女たちも自分に自信があるから歌っているのではなく、エネルギーを与える存在になりたい、と曲を歌っている。
かっこいいパフォーマンスに忘れそうになるけど、彼女たちはまだ10代や20代になったばかりで世間と自分のギャップに苦しむこともある普通の人間なんだ、とこの動画を見てハッとしたし、彼女たちの誠実な言葉に泣いてしまった。
ダンスなどのパフォーマンスもそうだが、自分自身を大事にしながらより良くしようという姿勢も私がITZYのみんなを好きな理由の1つだ。
・笑顔
もう、これはね、ファンになったらどの子も笑顔が最高ってなるものだと思うんですけど、やっぱり最高。
今度、ITZY全員の笑顔が最高な動画をまとめたいな。
(下のスクショは先日のVLIVEでドライフルーツを食べるリア)
ITZYに出会ってからの生活
・踊るようになった
どう考えても1番違うのは踊るようになったこと。
冒頭でも書いたけど私はダンスを習ったことがないし、運動神経もイマイチだ。それでもITZYのダンスを見てたら踊りたくなって、テレビでYouTubeに上がっているITZYのダンス動画を流しながら下手くそなりに踊っている。
もちろん完璧には踊れないけど、ポイントだけ踊れればなんとなく踊っている感じになるし、なりきって踊るのは本当に楽しい。
・嫌なことや悲しいことがあった時の逃げ場になった
仕事やプライベートで悲しいことがあった時、ITZYのみんなが楽しそうにしている動画を見れば癒されたし、かっこいいパフォーマンスをしている動画を見れば私も頑張らないと、と励まされた。
いつでも元気をもらえる存在がリアルの人間ではなくできたことはQOLをかなり上げるんだな…という学びがあった。(昔から推しがいる人はみんなそういう生活をしていたんだな…)
・初めてのカムバックに興奮した
これは私が韓国のアイドル文化にほとんど触れたことがなかったことが関係している…。
今年の8月にITZYがカムバック(新曲をリリース)したんだけど、このカムバック、日本の新曲発表とはだいぶ違う。
実際のリリースまでにTeaserという曲の一部だけ見えるような動画が複数出て想像をかき立てられたり、当日はお披露目ライブがライブ配信されたり、そのあと新曲の色んなバージョンの動画が配信されたり、とファンを楽しませる工夫があってひたすらに楽しかった。
当日のライブ配信は学生ぶりくらいにドキドキしたし、テレビの前で悶えていた。
新曲のNot Shy
・他のK-POPグループの曲を聞いたり韓国のドラマ・バラエティ番組を見るようになった
ITZYだけでなく虹プロも大きく関わっているけど、本当に韓国の曲や番組を聞いたり見たりすることが一気に増えた。
仲のいいK-POP好きの友達からは「糸目がK-POP!?」と驚かれているし、自分でも驚いているけど、JYP(ITZYが所属する事務所)の曲は本当に聞くことが増えた。
あと、ITZYを聞くために流しっぱなしにしていたYouTubeで流れてきたMAMAMOOにも出会うことができた。(MAMAMOOも大好き)
虹プロを見た後、他のオーディション番組を見たくてMnet Smartに登録した。(お目当てはTWICEのオーディションをしたSIXTEEN)登録後ITZYを調べたら、出演した音楽番組やバラエティがいくつか表示された。ITZYが出ている回を見てそのまま番組のファンになったものもある。
気になっていたドラマもITZYのメンバーが話題に出したから急いで見たし、本当に興味を持つものの幅が広がったし、情報に対するフットワークが軽くなったように思う。
最後に
今は本当にITZYに出会えたことを感謝しているし、ITZYだけでなくたくさんの韓国文化に出会わせてくれた虹プロにも感謝している。
去年の9月に韓国に行った時に出会えていなかったことは少し(結構)残念だけど、今後も好きなものを増やして楽しい日々を送りたい。
コロナが終息したら渡韓するぞ〜!!!