1年前の今日、僕はシェアハウス暮らしを始めました。(初期編)
Co-livingはちとごでのシェアハウス生活も、この文章を書いている2月1日で丸一周年を迎えました。
ありきたりではあるけれど、あっという間の1年間だった、というのが今の率直な感想です。
これを機に、今日から何回かに分けて、僕がシェアハウスで過ごしたあっという間の1年間を、つらづらと書いていくことにしたいと思います。
ただその前にひとつ。
シェアハウスの住民のみなさんへ。
いつも、住民熊谷をお世話してくれてありがとうございます。
みなさんのおかげで楽しく充実した1年間を過ごせました。最近は、楽しさよりも安心感が勝る感じで、無言の時間でさえもどこかホッとする空気が漂っているなあと感じています。
ただ、部屋が散らかっていたり、コップを割ってしまったり、湯船にお湯を注ぎっぱなしにしたり、家賃を滞納したり、なんてことを定期的にしてしまいます。その時はごめんなさい。
お皿だけはちゃんと洗いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
"Co-livingはちとご"との出会い
シェアハウスに住み始めたのは去年の2月でしたが、シェアハウスの存在自体を知ったのは一昨年の12月の年末でした。
知ったきっかけは、
「いま自分、シェアハウスに住んでて、そこで明日朝活イベント(あさみと)があるから来ない?」
そう知人から誘われたのが始まりでした。つまりナンパですね。
次の日の朝8時半、緊張しながら、言われたシェアハウスに向かってみると、そこには学生と社会人らしき人がちらほら。その中には僕をイベントに誘ってくれたはちとご住人もいました。
軽く自己紹介を済ませ、周りを見てみると、
コーヒーを淹れる大学院生っぽい人、
(のちのちシェアハウスの家主であることに
気付きます。)
スーツを着こなした教養ありそうな社会人、
(はちとごで起きた食糧難を幾度となく救ってくれた方でした。あとでnote書きます。)
また、一人でひたすら読書をしたり、オンライン授業を受けたりしている学生数人がいました。
そこには、それぞれが思い思いに好きなこと、やりたいことをして過ごす空間が広がっていたんです。
始めてそこに踏み入れた僕にとって、この光景は少し異様に映りました。
なぜなら、12畳しかないこの部屋で、
それぞれが別々のことをしているからです。
イベントと聞いていたので、
てっきり参加者みんなで交流し合う雰囲気なのかなあと思っていました。
しかし実際は、交流する人と、交流しない人が一緒の空間に存在している。
当初僕は、
同じ場にいるんだから、
その場にいる全員と話さなければ…
そうしないと失礼な人だと思われちゃう…!
そうひとりで勝手に焦っていました。
各々が同じ空間でやりたい事をやりたいように過ごす、このなんとも言えない雰囲気に対して、僕は違和感を抱いていました。
(この違和感が解消されるのはもうちょっと先で、自分が実際にシェアハウスに住み始めてからでした。
このときは、こんな場所が大学の近くにあったんだなあぐらいにしか思っておらず、特に住もうなどとは思ってもいませんでした。
"Co-livingはちとご"に住みたいと思ったきっかけ
はちとごに住むことに、ちょっとずつ興味を持ち始めるようになったのは、
僕を朝活イベントに誘ってくれた住民の子が、すごくアクティブで、自分のやりたいことに向かって活動していることを知ってからです。
このはちとご住人は、
自分のやりたいことが明確で、思い立ったらすぐに行動を起こす人でした。
自分のやりたいことに関わることなら、人に会って話を聞きに行ったり、自分で調べたり、そしていつの間にか、考えたことをホワイトボードいっぱいに書き出していたり。
それに比べて自分は、やりたいことが時になく、大学の授業とバイト、家の往復だけの生活。
自分もやりたいことを見つけ、それに向かって行動する勇気が欲しい。そのためには、もしかしたら、この人が住んでいるシェアハウスにいっそのこと住んでしまって、この人にがっつり影響を受けてしまう方が早いのでは…?
そう感じるようになったんです。
1週間の入居体験を経て
~Co-livingに住もうと思った理由~
そういった自分の仮説もあり、はちとごの家主と相談して、とりあえず1週間の入居体験をさせていただける事になりました。
この一週間、その住民の活動を近くで見続けるうちに、自分にもやってみたい!そう思えることが湧いてきました。
それはランニングです。
運動不足を解消したいという超個人的な気持ちが動機だったのですが、それに共感してくれる方が何名かいて、その方と一緒に走ってみることにしました。
せっかくだったらイベントにして告知もしてみなよと、はちとごの他の住民たちからも助言をいただいたことで、規模は小さいけれども、イベントを実施してみました。
1週間の入居体験を通して気づいたのは、
その住民のアクティブさは、もともとそういう性格からきているのかもしれないけれど、
もしかしたら、自分の "やりたい!"を心から応援してくれる、 Co-livingはちとごという環境も、大きな要因なのかもしれないということ。
誰かの素朴な "やりたい!"を自分のことのように考えてくれて、かつ一緒にやろうと気軽に声をかけてくれる、そんな心優しい人たちが集まる場所。
それが "Co-livingはちとご"なんだなあと。
こういった環境に身を置いて、
自分の "やりたい!"に向き合い、自らの意思でいろいろなことにチャレンジしてみたい。
そしてそのチャレンジを温かく受け入れてくれる場で暮らしたい。
こういう理由で、僕はCo-livingはちとごに入居することを決めたんです。
(中期編へ続く・・・)