【トレスアクア】 出展社インタビュー #2 @TEXTILE JAPAN SHOWROOM2022SS
株式会社トレスアクアの濱口社長(写真右側)にインタビューさせていただきました。
トレスアクアについて
トレスアクアは、世界屈指の機能素材の産地である北陸にあるテキスタイルメーカーです。2016年の設立で石川県の能登に本社を構えます。
「妥協を許さず、ごまかしの効かないテックピースを創り出すこと」をミッションに、新しい素材作りに挑戦されてきました。生地を織る前の糸加工、織った後の後加工も工夫され、表現する生地の風合いは自由自在で、組み合わせ無数のバリエーションを作り出す事ができるのが強みです。化学繊維の生地は一見凹凸のないプレーンなものが多く、見た目での大きな違いはありませんが、だからこそ細部にこだわった生地作りをしています。
特徴
北陸産地には、高速回転のエアジェット織機、ウォータージェット織機が主流の織物工場が多いですが、トレスアクアでは織るスピードが少し遅いレピア織機も活用して生地を織っています。工場内にある数多くの織機を適材適所で扱い、その機械でしか生み出せない織物を作っていて、化学繊維のみならず天然繊維と組み合わせた生地企画にも取り組んでいらっしゃいます。
力を入れていること
石油から作られる化学繊維を多く扱う産地であるため、リサイクル糸や生分解性の糸の活用など環境配慮には特に気を遣い、責任感を持ちものづくりに励んでいます。環境負荷や循環の観点も含めて、サステナブルな形で化合繊マテリアルも前向きに取り入れていただけると嬉しいです。
見ていただく方へのメッセージ
弊社のラインナップは、触っていただいてこそ魅力が伝わる生地ばかりです。是非気になった生地に触れていただき、肌触りや機能性の方向から着心地感を想像していただきたいです。
書き手 TEXTILE JAPAN SHOWOROOM2022 SS運営スタッフ 宮田能吾