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実家のゴールとは?

夏休み、体育祭、文化祭。
学校行事が終わっていくと共に
本格的に受験がカウントダウンを始める。
コロナ禍だった長男の時とは違う時間軸で
その辺りが動いているような気がする。
ただ単に、長男がスロースターターだったとも言えるけれどw
娘が受験と向き合っていることを実感する今日この頃。

娘との時間が刻々となくなって来て
「淋しくなるね」
から夫婦の会話が始まる。
決して心が荒んでいる生活を送っているわけではないので誤解なく。
それも前向きに、楽しむことは忘れていない。


娘:「おばあちゃんち最近行ってないよね。」
私:「今度模試がない日曜日にでも行く?」
娘:「・・・。勉強する。」
私:「分かった。気分転換に、また今度行こうね。」

娘はよく”おばあちゃん”を気にしてくれている。
まめに誕生日だなんだとLINEを送っているらしい。
母としても、娘としても、嬉しい限り。

この会話には続きがあって
こういう、ちょっとズレてるところが
やっぱウチの子だなぁと思う。


娘:「ねぇ、おばあちゃんに行くまでに、ゴール3回くらいあるよね?」

えっと・・・。
ゴールとは?
しかも3回?

実家までは、1時間高速道路を走り、それから一般道を30分。
合計約1時間半の距離。
一般道は海沿いを走る。大きなカーブを右に左に繰り返し
最後の大きな下り坂を降りきると、実家が見えてくる。

娘が言うのはこの大きなカーブのようで。
「このカーブを左に曲がったら大きな下り坂だ!」
と思った瞬間、右のカーブになるらしく…。
この気持ちを毎回3回くらいは繰り返すらしい。

えっ?
毎回?
そんなこと思ってたの?
そろそろ覚えようか。と言えるほど
帰ってもないか。ごめん。

今度実家に帰ったら この話を母にしよう。
きっと、母はこの話を大笑いして聞いてくれるだろう。

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