時間の使い方 #3 「もの」をかたづける
1日24時間
みなさんはどのように使ってますか?
時間を大事にするということは、
時間を有効に使うことと
時間をムダに使わないこと
の2つ。
「かたづける」で時間をムダに使わないってことを考えてみる。
では、何を片付けるのか?
そこで、
・「もの」をかたづける。
・「頭の中」をかたづける。
・「PCの中」をかたづける。
っていうふうに分けて考える。
今回は、「もの」をかたづける。
なぜ、「もの」をかたづけないといけないのか。
人によるが、いらないものが周りに散乱していると、落ち着けなかったり、ストレスになったりする。
かたづけをしないままだと最終的にはゴミ屋敷みたいになって、衛生的にもよくない。
今回は、このようなことは置いておいて、時間との関係で考える。
つまり「もの」をかたづけることで、どんだけム時間のダをなくすかを考える。
結論からいうと、時間的には、
「もの」をかたづける=「もの」を探す時間を減らす
ということになる。
ビジネスパーソンは、勤務時間中に年間150時間も探しものをしている時間があるという調査結果もある。
「もの」を探すことに、大事な時間を使っているということになる。
では、なぜ「もの」を探すのに時間がかかりすぎるのかというと、
置いてある場所がわからないから。
ペンを使おうと思ったとき、
例えば、いつも机の右の上の引き出しの同じ場所に置いていれば、その引き出しを開けば、すぐにペンを使うことができる。
でも、使った後に、机の上に置いたままになってたり、別の引き出しの中に片付けたりしてしまうと、机の上のものを移動させて探したり、ムダにいろいろな引き出しを開けないといけなかったりして、時間がかかってしまう。
つまり、置いておく場所を決めることが大事になる。
慣れるまで、どこにかたづけることにしたか、考えることに時間がかかってしまって、その時間がムダに思えるかもしれないが、慣れてしまうと探す時間が短縮でき、そのメリットはずっと続くので、長い期間で考えると必ずプラスになる。
置く場所を工夫すると時間短縮になる。
よく使うものは、一番開けやすい引き出しに入れる。どれをよく使うかと考えると、あれもこれもよく使うような気になる。
でも、やり方は簡単。一番開けやすい引き出しの中身全部か一部をどっかの引き出しにしまってスペースを開ける。
一番開けやすい引き出しスペースができたので、普通に仕事をしながら、使ったものをその引き出しに入れていく。
そうするとそこに入っているものが、よく使うものということになる。
もちろん例外が出てくる。例外と思うものは、それだけを別の引き出しにしまえばいいだけ。
ファイルの片付け方にも工夫できる。
オレは、仕事でそれぞれの案件ごとにクリアファイルに入れている。クリアファイルごとに顧客名のタグをつけている。
顧客名であいうえお順に並べるのではなく、使ったクリアファイルを手前に入れていく。
そうすると、よく使うファイルが手前側に集まって、あまり使わないファイルは勝手に奥側においやられていく。
探すときも手前から探し始めると、時間短縮となる。
古いファイルを捨てたりするときも、奥側が古い(あまり使ってない)ファイルなので、そこを中心にかたずければいい。これも時間短縮できる。
「もの」をかたずけると、すっきりして気持ちがいいし、時間短縮もできるのでいいことずくめに思います。