HSS型HSPが考える、心地良い人間関係のルール
はじめまして、或いはこんにちは。
久しぶりの更新となってしまいましたが、皆さま変わらずお元気にお過ごしでしょうか。
数年前にアップした記事に、いいねが継続的に押されるのを見て、
「ありがたいなー」と思うと同時に、
「HSPがメディアやテレビで取り上げられて認知されつつあるけれど、HSP気質に悩みを抱えられている方がまだまだいらっしゃるんだなー」とふと思い立ち、筆をとった次第です。
刺激を求めるけれど、周囲の刺激に過敏ですぐに疲れてしまうHSS型HSPを時々持て余しつつ、「たゆたえども沈まず」の精神で、なんだかんだしあわせに過ごしている筆者の小さな習慣や考え方ではありますが、不定期に日記感覚でnoteを再開しようと考えております。
画面の向こう側のだれかに、少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、今回はHSS型HSPの筆者が考える、人間関係のルールをまとめました。
ハブ(仲介者)となる友人数人で良い
外向型が多い社会では、人脈を広げることが美徳とされていますが、たくさんの人と接すると疲れてしまうHSPさんは、1対1や少人数でのコミュニケーションの方が得意と言われていますよね。
とはいえ、人脈を持っている方が情報やツテが必要な際には助かるなど、ないよりもあった方がいいに決まっています。
そこで、ハブ(仲介者)となる少数の友人を大切にするのがおすすめです。私も無意識ですが、グループの中でみんなと仲が良い方や、新しいコミュニティーを開拓するのが好きで人脈が広い方など、複数の人脈を持つ友人が自然と多いことに気づきました。
無理に友人グループの全員と付き合わなくても、ひとりと深くお付き合いすれば、同窓会や何かの集まりがあった際に、ハブ(仲介者)となる友人が誘ってくれるので、人間関係に悩まず楽にお付き合いできます。
代わりにハブ(仲介者)となる友人には、日頃から感謝を伝えたり、遊びに行く際にはささやかな手土産を贈ったりなど、お互いがWIN-WINになるお付き合いを心がけています。
自立して前向きな人にエネルギーを投資する
感情の起伏が激しい人・依存体質な人とは距離を置くのは、HSPの数ある書籍でもよく言われていることですが、私もそうしています。
HSPは「だれでも仲良くしよう」と、どんな人でもお付き合いしようとしがちですが、良くも悪くも周りから刺激を受けやすいので、いつも愚痴や批判ばかりの友人とは距離を置きましょう。
また、一人でいられない、彼氏と別れたら連絡を取ってくるような恋愛体質などの人に依存するタイプの人も避けるようにしましょう。
あなたのペースとはお構いなしに、毎日連絡を取ってくるのがこのタイプ。がんばって付き合い続けても、彼氏ができると途端に付き合いや連絡が途絶えてしまうなんて、悲しいですよね…。
人間関係で心身のエネルギーを消費しやすいHSPなのですから、そのエネルギーを与えたらやさしく贈り返してくれるような、自立して前向きな人に投資しましょう。
ひとり時間をつくる(自分が一番の親友)
学生時代は勉強や部活動、社会人になると仕事やプライベートの両立で忙しくなると思いますが、ひとり時間をつくるのも心地良い人間関係をつくるうえで大事ですよね。
人付き合いなどの刺激があるほど元気になる外向型さんとは違い、HSPさんはずっと人といると刺激が強すぎて疲弊してしまいます。
疲弊してしまうと、ゲームのHPのようにどんどんエネルギーが減ってしまい、周りを見る余裕がなくなってしまい、大切にしたい友人や身近な人と喧嘩したり疎遠になったりして、どんどん負のスパイラルに陥っていきます。
そこで意識したいのが、スケジュール帳やGoogleカレンダー等に「ひとり時間」の予定をあらかじめ入れていくこと。
早朝、夜中、お昼休みや子どもの習い事の合間など、30分〜1時間の隙間時間でも良いので、自分の好きなことをして気分転換したり、ただボーッとしたり、気ままに過ごせる時間を確保しましょう。
余談ですが、時々好きに過ごすことに罪悪感を抱いてしまう方もいらっしゃいますよね。そういった方は、自分に自由を許可してあげましょう。
幼い頃に親や身近な方に行動を過度に制限されたり、否定されるようなことを言われ続けたり、その時のわだかまりが心のどこかに残ってしまい、無意識にそんな心理状態に陥ってしまうようですね…。
私もそうだったのですが、あるときを境に「おかしい」と思うようになりました。
一番自分のために頑張ってくれている自分にやさしく接したり、思い思いに過ごしていただくのを、なぜ許可しないのですか?
「自分は一番の親友」と思って、親友を大事にするようにひとり時間を過ごすようになってから、罪悪感が薄れていくのを日々感じています。
最後に友人の見極めポイントについて
当たり前のことですが、友人の見極めポイントは、自分が本当に辛い時や悩んでいる時に助けてくれる方かどうかに尽きますね。
表面上はやさしそうに見えても、裏では自分の批判をしていたり、不幸になったのを喜んだりしている、そんな方も残念ながらいらっしゃいます。
昔は見極められず、そんな人たちに振り回されてきましたが、今は自分が辛い時や悩んでいる時に助けてくれる方かどうかで友人関係を続けるか判断しています。
悩みや不安を聞いてアドバイスをいただいたり、一緒に遊んで楽しい時間を過ごさせていただいたり、お互いポジティブな影響を与え合える、健全な人間関係を育んでいきましょう。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。