友人の結婚式スピーチの作成方法を編み出してみた
結婚式のスピーチって大仕事なのにナレッジ少ない・・・
友人スピーチって頼まれると、
すごく嬉しい!!!!!!!✨
・・・んだけども気が重い😢
・・・でもやっぱうれしい!!!!!!✨
という矛盾サイクルにはまるんでしょうね・・・。
自称完璧主義で人間関係に苦労してきた私にとって
「頼まれたからには完璧にするぞ!」
「私なんかに頼んでくれたのだから期待に応えなければ・・・!」
と自分を追い込み、
頼まれたその時からスピーチし終わるその瞬間まで、
いつ何時も心の片隅に存在し続けます。
今まで2回やってきて、
どっちもとても喜んでもらえて成功体験につながったので
死ぬほど頭を悩ませいろいろと模索した結果、
編み出した作成プロセスを紹介してみたいとおもいます。
(きっと汎用性はないのでそこまで参考にはならないかも)
友人スピーチ正直どこから何を始めようかめちゃくちゃ困いました。
そもそもあんまり聞いたことがなくって、アウトプットのイメージもわかない・・・。
(友達が少なめで、結婚式に行く機会がほぼなかった。)
私の中にイメージとしてあったのは
原田マハさんの「本日はお日柄が良く」の小説↓に出てくるスピーチ。
それはもう素敵なスピーチでこんな風にしてもらったらうれしいだろうなと思っていたのでいいなと思う考え方を拝借してみました。
(とってもとっても素敵で大好きな本なのでおすすめです!)
友人スピーチの作り方とポイント
作る上で大事にした3つのポイント
*絶対に5分を超えない!
└長すぎても短すぎてもダメ。でも長いよりは短いほうが良い
*エピソードはシーンが思い浮かぶくらい具体的に
└よくあるスピーチにならずオリジナリティがでる
*みんなに聞いてもらう場面に加えて、本人に気持ちを伝える場面を作る
└本人に向き合っておめでとうを素直に伝えたかった
スピーチを考えるプロセス
①ブレスト
友だちとの印象深い思い出や、友だちの言葉をぶわっと書き出してみる
②ブレストした中から私にとって友だちはどんな人であるか?を抽象化
参列者に知ってほしい本人の素敵なところや、
こんな素敵な人をこの世に誕生させてくれてありがとうとご両親に感謝を伝えたいようなところを選ぶイメージ
③②を伝えられるようなエピソードを絞る
5分におさめようと思うと頑張っても1~2個くらいになる
④とにかくぶわっと書いてみる→綺麗に修正していく
⑤5分以内に収まるように絞って絞って絞りまくる※一番大事
④でぶわっと書くと絶対長くなる
言いたいことが多すぎてここが一番大変でしんどいが
大事なことだけにそぎ落としていく。
⑥言葉で話してみて変なところや伝わりにくいところを調整する
自分で話しているところを録音して、
聞いて変なところはないかを確認。
夫にも聞いてもらいアドバイスをもらう。
(何回も言葉で発しているうちにそらで言えるようになり、当日はカンペなしでいけました)
文章の流れは下記ような感じになった。
1.出会ったときのの印象
2.友人とのエピソードから感じた友人のとても好き&素敵なところ
3.旦那さんと会った時の印象や、旦那さんといるときの友だちの様子
4.友だちに伝えたい心からのおめでとう
考えるのは大変だけど、喜んでもらえたら最高にうれしい!
中途半端なものや考えきっていない言葉は絶対に嫌!
という勝手なこだわりから
自分を追い込んで、作成途中はかなり苦しいです。
そして当日までとっても不安。
豪華なごはんは終わるまで味がしないし、アルコールも飲めないし、、、
めちゃくちゃ緊張して声は震えるし・・・。
でも、この人のために沢山考えたい、自分のスピーチで結婚式に少しでも花を添えられたら、と思えるそんな大好きな友だちとの幸せなめぐり合わせに感謝できる素敵な時間になります!
そして最後喜んでもらった時にものすごくものすごくうれしい!!!
誰かのことを思って、細部までめちゃくちゃこだわって
今出せる自分のベストですって何かを成し遂げて、
それが受け入れてもらえたって・・・
これほどまでにうれしいことはない!
これが大事な友だちの人生の大事なイベントの一角になるのだから、
ここまで頑張れる!
なんか仕事で大きなプロジェクトを完遂した時よりも、達成感を感じるそんな機会であったりもしました。
だから、
もう人生に何回もないと思うが、
もしまた頼まれた際には「はい!喜んで!」と笑顔で受けたいな。