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気楽な野菜不買活動
野菜がまだ体にいいと思っていた頃は(しっかり過去形)、スーパーマーケットの野菜売り場で長い時間を費やした。
野菜の種類と、オーガニックかどうか、と、あまり痛んでいないものを選択するために。
バイオハック系カーニボー系ポッドキャストを聴くにつれ、野菜はむしろ摂らない方がいいと理解し、買わなくなると、お買い物が超楽!
グラスフェッドの牛肉、養殖でない魚介類、ナッツ、オーガニックなバナナかオレンジ、でおしまい。
方や、フレッシュベジタブル(調理野菜)とサラダ(生野菜に植物性油)を「健康」にいいと思って毎日食べるボーイフレンドのお買い物に付き合うと、なかなか終わらない。
彼の優先順位は、安い、「新鮮」。もしかして「新鮮」に見える工夫がされているかも、とは思わない。
もう、週日は一緒に食事をしないので、突っ込まない。
たまに、思い出したようにオーガニックを買ってくれるが、高いオーガニックを買って、傷んでいたり、まずかったり、さらに下痢をしたりすると、ご機嫌斜め。
彼が、テレビで(そう、テレビで)観た料理をするために、どうしても缶詰のレンズ豆が必要になった。どこを探しても見つからないというので、助っ人登場。
スーパーでよく見かける庶民的ブランドで、あっさり発見。オーガニックでなく、ましてや缶詰なんて、私の中ではご法度だが、彼が料理して食べるならいいや!と、購入。
しつこく自分は食べない前提。
(そうだ、もう一つ、「テレビで」をきいてびっくりしたこと。無料プラスチックバッグがなくなり、エコバッグがデフォルトになったが、何度も使うのは不潔で、たまに洗った方がいい、というのを「テレビで」聞いて、今使っているお気に入りを買い替えることにしたそうだ。テレビで言われなくても時々洗うのが普通では。)
出来上がりは写真の通り、鮮やか天晴れ。料理と食べることが好きな人が作る料理はもう見た目が違う!
ところが。
食べたら下痢したそうだ。
新鮮な野菜と、オーガニックではないが、ハラルチキン(なんでも口当たりはいいそう)を使って、何もかもいい素材なのになぜ!とのこと。
いくら新鮮でも、オーガニックでない野菜、缶詰の豆、ましてや(不飽和脂肪酸を避け、鶏舎で無理くり太らされた怪しい肉を避けるために)食べないようにしているチキンがメインの料理、私なら食べない。
だが、捨てるのはもったいないから、持って帰らないか、という。
はいはい、食物は残せない捨てられない体質、お見通し。
さらに、ファストフードやプロセスフードではほぼ100%下痢しないのに、私があえて買ったグラスフェッドビーフを食べると、ほぼ?%下痢をするという彼の体質。
ありがたく、ランチ時間にいただくことにした。
心から美味しそうに食べられるかな。