自己満ソリューションから他己満アドバイスへ
もう卒業と思っていた LinkedIn プロファイルを作成し直す必要ができて、盛り上がらない気分を、冗談で、たとえば、占いや適正判断の結果で埋めたら、リクルータやヘッドハンタに親切ではないかと書いたが、記事にしたことが自分にも役立った。
Sparketype とは、やっていて自分をスパークさせるような特質で、診断の開発者は、ここ二年の間、離職転職する人々が増える中、二十年以上前からの構想を形にした。質問に答えた後の診断から、実は!という特質が見つかれば、活かした仕事につくことで本人も雇用主も今以上に満足できる。
同じような質問にうんざりしつつも、確かにこのような対応はする/しない、望む/望まない、を正直に答えていくと、私のタイプは聞きなれない英語の Maven 、影のタイプは科学者、そして、反対のタイプはアドバイザと診断された。
Maven はよく言えば、達人もしくは求道者で、卑近な言葉ではオタクだと理解した。科学者は影である必要もなく、自覚症状があり、家庭教師や、教職免許の大学のクラスを途中でやめるほど、アドバイザに向かないことも、発見というよりは、まあ、そうでしょうね、という感じだった。
確かに、ソリューションを探すのは大好きだが、テク音痴のボーイフレンドを始め、説明しても、わかっていないな、と感じることは多々あった。
感じても、頭を切り替えることはなかった。説明すればするほど、相手はさらに怯み、人間関係まで壊れそうに感じた。
「自己満のソリューションから、他己満のアドバイスへ」
キャッチコピーだけは浮かんだ。
こりもせず、チョーさんのビジネス診断というのも実行した。昼間の仕事はともかく、自分で作った会社も早十二年、何かあったらすぐ駆けつける、IT の消防士のようなサービスを考え、実際提供もしていたのに、自宅に伺うことが憚られるような時代になってしまったので、ビジネスプラン立て直しの時期にあった。
元々の構想も含め、プロアクティブというよりは、リアクティブな仕事が、お客様の反応もすぐにわかって、自分に向いていると思っていた。
だが、チョーさんに「あなたは自分のコンテンツを作って販売をするコンテンツホルダーに向いています」と診断され、意外だった。
そんなものか。
数日置いておいた。
今日、突然、キャッチコピーと「コンテンツホルダー」が繋がった。
いくら「自己満」と思っても「ソリューション」は自分にとってはやはり「正」で、正しいことがどうして伝わらないのか、の思いはなかなか、「アドバイス」には切り替えられなかった。
だが、新規ビジネスだと思ったら!
ニッチな IT サービスから、ニッチなアドバイスサービスへ?!
忘備録として書いておこう。