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不思議シリーズ

打ち解けない態度が問題で、あわや安楽死されるところだった猫のソクラテスとの同居も、はや6か月目に突入。

時刻によって、いる場所によって、気分が異なることは理解した。

今でも、彼女のソーシャル、というかパーソナル、というか、一定距離内に入ると、シャーされる、ほとんどの場合。

シェルターがつけた首輪をはずしたいが、何しろさわれないので、きつくないか覗こうとすると、大抵はシャー。

ご機嫌?な時は美人さんで写真に写るのに、ご機嫌斜めなときには、これでもかというブス。

窓際、というよりカーテンの裏はお気に入りだが、猫にありがちな?外を見るのではなく、ほぼ警戒体制で部屋の中の様子窺い。

猫ならこうでは、と考えが巡る前に、猫だから、と受け入れているつもりが、まあ、彼女には受け入れられない。

はいはい、これは不思議なのではなく、私が驕り高ぶっている、です。

認めます。

メールさえも来なくなり、テキストや SNS での近況報告がほぼ常、となった、私のお友達環境で、確かに電話をしてくる友達は貴重この上ない、

はずなのに、最近不思議な電話を受けるようになった気がする。

普通?電話をするのはどんなときだろう。

携帯電話の契約で、国際電話をオンにしてあるのも、一応念のため、家族との緊急連絡時のため、で、私の中では、電話は、用があるとき用。

相手の思う「用」の概念が異なるのだろうが、電話をもらって、明らかにしゃべり倒されて、通話(会話ではなくて)が終わる経験が最近何度かあり、不思議案件として note に投稿することに。

一人は、男女関係で、「どうしよう〜〜〜〜」と言っているのに、じゃあ、こうしたら、ああしたら、には相槌は打てど、そこから次の段階に進んだ感なしな電話数回。

もう一人は、オンラインの手続き関係で、進まないと困っていることは確かなのに、じゃあ、会って、一緒にやろう、という解決策(一応、お仕事はヘルプデスク/テクニカルサポート)には、同意せず、できない、進まない、という電話だけがかかってくる。

どうしても解決したい(のはなぜか)私(だけ?)と、私には、もう状況が把握できないお友達。

余計な証明書なしで、レストランで食事が可能になったので、以前同じ会社で働いていた友達とランチ。

メールで、場所決定のやりとりを数回して、いざ当日。

土地勘のあるはずの一人が、待ち合わせ時刻になっても登場せず。

定刻に着いて席にも案内されている私ともう一人は、ランチどきで混み始めたレストランに気を遣って料理を注文し、食べ始める。

料理が冷めかけても到着しないもう一人。

電話をかけてみると、彼女は、場所決定の途中に出てきた別のレストランに行っていた。

私は、最終決定のレストランの名前と集合時刻を、参加者全員にメールし、皆、了解しているものと思っていた。

彼女に、正しいレストランと住所を伝えて、待つことしばし。

登場しないので、再度電話。

通り過ぎたというので、窓の外を見ながらそわそわして待つ。

やっと、店の前に見覚えのある車が止まり、友達だと認識できたのに、なかなか降りてこないので、再度電話。

結局、レストランから友達が救出?に向かって、やっと3人が合流。

話は弾んで、楽しかった。

のだが、これまでに経験したような、人と会ったときの高揚感、欠乏気味。

なんとも不思議。


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