通販における利益計算のポイントを1つ

利益の計算とはつまり、原価計算を意味します。
通販の運用代行をしていますが、ウチの売りの一つが「原価計算の支援」
原価計算って意外と皆さん間違っていたり、勘違いされたり、全く計算されていない事業所さんが多いのです。

普通に計算すればいいだけのはずなのですが、なぜか皆さん誤ってたりがあります。
計算方法や考え方がいろいろあるのですが1つだけポイントを紹介。

【売価とロイヤリティと消費税】

意外と見落とされているのが、この箇所です。
例として、
・売価3000円の商品
・ロイヤリティ(モール手数料)15.7%(楽天じゃんw)
・消費税 10%
とします。
さて、この商品の楽天に支払う手数料と消費税はいくらでしょうか?

答え
・ロイヤリティ 471円 [ 3000 x 15.7% = 471円 ]
・消費税 300円 [ 3000 x 10% = 300円 ]
です。え?当たり前??
いえ、実は多くの事業所さんが以下のように計算してしまうのです。

【誤った計算式】

・ロイヤリティ 471円 [ 3000 x 15.7% = 471円 ]
・消費税 252円 [ (3000 - 471) x 10% = 252円 ]

違いがわかるでしょうか? 売価からロイヤリティを引き算してから、消費税を掛けています。
間違いです。
ロイヤリティも消費税も売価に対して掛かるのです。
たかだか、48円くらいよいのでは?なんて思っている方は、経営者マインドやばいですよ。
100個売れたら?1000個売れたら??・・・差額は??
しかもです。この計算方式でも、純利はブレます。
とりあえず、売価に対して、ロイヤリティ、消費税がかかるんだと認識しましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?