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ジーザースッ

JCSエルサレム版東京公演、マイ楽迎えたのでまとめを綴る。ユダへの愛多め。
歌詞は基本的にうろ覚え。


1.観劇の記録

①マイ初日 2024.2.24
②2024.3.9
③2024.3.12
④2024.3.16
⑤マイ楽 2024.3.16

2.最後の晩餐のドラマチックさ


ユダは結局佐久間さんのみ拝見だったのだけど、マイ楽で『最後の晩餐』の時にジーザスから突き放された後に膝をついた状態で銀貨の袋をじっと見てる時に「あ、この人(ユダ)はジーザスが天啓を受けてて、自分(ユダ)に見捨てられる事が既定路線になってること気づいてるんだな」って印象を受けた。
自分との友情より、天啓を優先する友(ジーザス)の意向を最大限尊重してる。

愛してるね。BIG LOVE.

ユダはジーザスの意図に気づいてるけど、ジーザスはユダが意図に気づいてること分かってないと思う。

もっと何も知らないのが、車座で語らってる使徒の方々。
明日も当たり前に来ると思ってる。
この三段階の鮮やかさ。
③の時に神永さんジーザス、曇りなき澄んだ瞳で佐久間さんユダを見つめてて、そこには諦めと友を大事にしたい思いと、ユダなら天啓を越えてくれるのではないかという期待を裏切られた悲しみと、と沢山の感情が詰まってた。
目を逸らす佐久間さんユダ。
民衆のためとはいえ、友を売ったからね。

3.ジーザスからの愛

https://twitter.com/PasdechatS33/status/1769723355811496222?t=uwQUPHSzcRZK_flGGjTTeg&s=19

この方のツイを見て、ジーザスからユダへの愛をひしひしと感じて、わんわん泣いた。
『ユダの自殺』の時に「どうして私なのですか」とユダは神に問いかけるけど、その答えが「一番信頼されてるから」ってのは、あまりにエグい。


4.ユダは何故ジーザスを売ったのか

この解説読んで( ゚д゚)ハッ!とした。
民衆のためと。香油の無駄遣いよくないぞ!それで民衆救えるんだよって初っ端言ってるしね。ユダも民衆大事にしてる。
ローマ帝国から迫害されないように「行き過ぎは良くない」から、ちょっとほとぼり冷まそうとした。ら、カヤパ様にまんまと利用されてしまった、と。実はローマ総督に泣きついた方がハッピーエンドだったかも、という皮肉。カヤパ様の手腕鮮やか、さすが。

5.Ambivalent

民衆に崇められるジーザスを警告するユダ。『Overture』のときに白いライティングを浴びるジーザスに対して赤いライティングのユダ。赤色って警告の色、と理解してる。
では苦々しく見ているのかというと、佐久間さんユダ、結構複雑な表情してて。警告しつつも、民衆に崇められてるジーザス、そんなジーザスも大好きなんだな、と。アンビバレント。

6.佐久間さんユダ

昨年のジャポから一貫して、佐久間さんユダ。途中タガーさん挟みつつユダ三昧。この方のユダに会えて良かった。
『賞金』冒頭の薄暗い荒野で仁王立ちする佐久間さんユダカッコよすぎて惚れ惚れ見てる。ジャポは迫りくるカヤパ様軍団に「あ、これは勝てない」って絶望を味あわせてもらった。
『スーパースター』もずっとカッコいい。でも涙もろいのよ。ギャップ!!!!!

7.他に好きなポイント

★ヘロデ王軍団が暗い中、揃って出てくるのが地味に好き。衣装白いからぼんやり見えてる。
★大森さんシモンの熱血兄貴っぷり。両手上げてガシッとやるところ、勢いと圧があっぱれ。
★中橋さん司祭の変わり身の速さ。あいつ裏切るんじゃないかって真田さん司祭に見られてるところ込みで好き。パウロなのか、君は!?

終わりに

多分全国公演、どっか行くのだろうな。

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