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壱宍 (若槻きいろ)
2019年1月27日 20:34
心は所在をなくし、身体は只々虚になります。陽が落ちて宵がくる。そんな当たり前さえ受け入れられない。全部が全部信じられず、あなたが遺した言葉だけが、最期の灯火です。 #ss #雑文 #詩
2019年1月8日 23:09
歩くたびに変わってゆく。街並みと、人と、知っていたはずの記憶たち。生まれ育った街は今や、都市開発されて更新される。君と見た景色も、通った通学路も、よく遊んだ公園さえ、みんなみんな姿を変えて、知らないものになっていく。私はちぃとも変わらんで、置いてけぼりの犬のようだ。私はどこにいたのだろう。私はどこにいるのだろう。色変わりの早い光景に、只々目を眩ますばかりだ。