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旧統一教会問題、2024年も再び 盛山氏 灘中・高校に対し歴史教科書をめぐり圧力か? 霊友会と毎日新聞との不透明な関係も問題

 2024年も自民党と統一教会との結びつきに関する報道が相次いでいる。

 盛山正仁文部科学大臣に、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)系の教団機関誌が毎月無料で地元事務所に送付されていたことが、20日の朝日新聞で報道された。そのことに対し、盛山氏は、

 「一方的に送られてきたものでただちに処分している」

(1)

 と述べる。

 安倍晋三元首相の銃撃事件で教団の高額献金などの問題が明らかとなって以降、機関誌を受け取る側が教団側に連絡して送付しないよう発送が停止されたケースは複数あるが、盛山氏側からはそうした意思表示はなく、先月も送られていたという(2)。

 送付されていた機関誌は、教団系の友好団体の会員向け月刊誌「世界思想」。

 毎号に教団創始者の故・文鮮明(ムンソンミョン)氏のメッセージなどが掲載されている。

 盛山氏をめぐっては、2021年の衆院選で、教団の友好団体から推薦状を受け取っていた問題が浮上した。

 一方、今年に入り、とある新興宗教と毎日新聞との怪しい癒着関係が報道された。宗教問題をめぐり、メディアのあり方も問われている。

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