野球WBC閉幕 侍JAPAN優勝でも日本の野球人気復活に結び付かない、これだけの理由 「野球離れ」の真犯人はマスゴミだ!
閉幕したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は想定以上の盛り上がりを見せたといってよいだろう。その最大の要因は、”漫画を超える”ような劇的なプレーの連続であったことは間違いない。
準決勝の日本-メキシコ戦では日本がサヨナラ勝ちを収め、決勝戦では最後のアウトがメジャーリーグを代表する大谷とトラウト(共にロサンゼルス・エンゼルスに所属)の対決で決まった。
さらに今回はインターネット動画配信の普及に伴う世界的な試合放映がなされた。大会は、63社が13の言語で試合を放映し、実に世界の163の国と地域で視聴されたという(1)。
試合はテレビやストリーミングで配信。日本では、日本対アメリカの決勝戦が水曜日の午前8時に始まったにもかかわらず、世帯視聴率42.4%を記録。
アメリカでは、大谷が米国代表のマイク・トラウトを三振に仕留めて優勝を決めた瞬間を650万6000人が視聴した(2)。
あるいは、日米以外でも、前回大会と比較して、以下の国・地域では視聴者数が大幅に伸びた(3)。
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しかしながら、このWBCにおける日本代表の活躍が、たとえば日本における”野球離れ”の抑止に繋がるかというと、首をひねらざるを得ない。
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