「予備校界の不祥事のデパート」河合塾が地球温暖化懐疑論を拡散! 誰が地球温暖化懐疑論を広めているのか? 存在意義が問われかねない
「予備校界の不祥事のデパート」、河合塾がまたやらかした!
大手予備校の河合塾大阪校で、地球温暖化に懐疑的な見解を持つ田中博筑波大学名誉教授による講演会が開催され、波紋を呼んでいる。
講演会は「温暖化の虚と実」というタイトルで、地球温暖化の危機を否定する内容を含んでいるという(1)。
一方、講演会に対しては、地球温暖化の科学的コンセンサスに反する内容を広めることへの懸念が示され、多くの反対の声が上がった。
特に、若者を中心としたグループ「フライデーズ・フォー・フューチャー・東京」が署名運動を展開し、約3週間で5000筆以上の署名を集めるに至った(2)。
河合塾は社会的責任活動(SR活動)として地球温暖化を重要な課題と位置づけているにもかかわらず、このような講演を行ったことについて、方針との矛盾を指摘する声もある。
また、河合塾をめぐっては、特に労働問題に関して長年にわたって複数の訴訟が提起されているなど「予備校界の不祥事のデパート」と言っても過言ではない。
河合塾は、労働組合の書記長だった講師に対し、組合活動を理由に契約を更新しなかったことが問題となった。この件では、東京地裁が契約非締結を違法と認定し、講師を復職させるよう命じた。
大学全入時代を迎え、河合塾の存在意義が問われている。
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誰が地球温暖化懐疑論を広めているのか?
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