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思い出

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#暇つぶし

ミライのあなたへ6

ミライのあなたへ6

食事の返事を、すぐに伝えたくて
今の時代連絡先を交換しなくても
誰とでも繋がれる時代に
会える条件がただ一つしかない状況で
僕はワクワクしながら長い一週間を過ごした。僕は、ドキドキしながら目を覚ました。
ドキドキなのかソワソワなのか
学生の頃の様な気持ちで出勤しなければならない。こんな気持ちは、初めてだ。電車の中の、同じような毎日を過ごしてる
仲間達と目的の場所に向かう僕は
仲間達を見ては気を引き

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ミライのあなたへ5

ミライのあなたへ5

山田に今日の事を話すと、
何度も僕の説明を復唱し
理解をしようとしていた。
今思えば、僕は伝えたい事の気持ちが
先行してしまって
上手く話せていなかったんだと思う。山田は、笑いながら答えてくれた。まずは、食事に行く事。
彼女も勇気を振り絞って食事に誘ったんだよ。もし、お前が嫌ならちゃんと断る事。
ふんわりでもいい、社交辞令でもいい。
しつこくされるならはっきり断る事。たったの10分間、週に一回しか

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ミライのあなたへ3

ミライのあなたへ3

一ノ瀬さんという24〜5くらいの
年齢だと思う。年齢を聞くのは失礼
という概念とうまくコミュニケーションが
取れないでいる僕にはあやふやな
情報しか知らない。そんな出会いのきっかけは
アニメが好きそこから会話が始まって
親しくなったような気がする。僕はただ、男ばかりの職場で
だいたい年が近いお客の一人で
一方的に話を聞いているだけだが
そこから彼女は僕の事を見つけると
駆け寄り話しかけて来てくれて

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ミライのあなたへ2

ミライのあなたへ2

抜け出せない人生ゲームの罰が重すぎて人間に欠かせてはいけない能力を
僕は失ってしまったのかもしれないな。好きな人ができれば、お前も人生変わるってまた昔のように明るいお前に戻れるよ。山田の言葉が、
僕の昔の思い出を蘇らせてくれる。だから、好きなんだ。
だから、一緒に居て語りたいんだ。
山田には素直に伝えられる。
ありがとうも、もしかしたら謝る事さえも
心の底からできるかもしれない。僕は、昔はここま

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ミライのあなたへ

ミライのあなたへ

好きな人も大切だと思う人も居ない
幼馴染の山田にが唯一の話し相手。社会人になってよく遊ぶ友達も居ない。
職場と自宅を繋ぐ道を毎日同じように
繰り返していく日々にほんの休み気分を
味あわせてくれる山田くらいだと思う。好きな人がこの先結婚するかもわからない僕に好意を持ってくれる人もいるが
いまいちピンとこないな。もう何年も恋愛をして居なくて
恋愛して居たとしてもこの環境に
満足してくれる大切な人はいる

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