息子が幼稚園に入って、私がホントの自由を手に入れた話
息子が幼稚園に入って、私の世界が一気に広がった。
私が考えるホントの自由を手に入れられたから。
息子が幼稚園にあがる前の生活
息子が幼稚園に入る前は、私の生活の全てが息子に集中していた。
・授乳
・夜泣き
・離乳食作りや食べさせること
・おむつ替え
・トイレトレーニング
・お昼寝がなくなり朝から晩までつきっきり
・風邪や病気のケア
などなど…。
どれもはじめての経験で、毎日バタバタと過ごしていた。
子どもはとてもかわいいけど、毎日一緒に過ごしていると発狂してしまいたくなる気持ちになるの、結構ツライ。
私はどちらかと言えば適当なタイプなので、
・離乳食はレトルトを多く使う
・掃除機も面倒な時はかけない
・夕食やランチは外食やデリバリーを利用
こんな感じで手を抜いていたはずなのだけど…
それでも、頭のなかは自然に子どものことでいっぱいになっていた。
育児の合間に息抜きをしていた
たまに息子を家族に預けて友人と居酒屋やランチに行ったり、息子のお昼寝中に好きなドラマやアニメを見たりと息抜きもちゃんとしていた。
だけど…なんだろう…。
とても甘えているようだけど、私の知っている自由、求めている自由は、まだまだ手の届かないところにあったのだ。
そもそも私が考える自由って?
私が欲している自由って、
「たまに」飲みに行ったり「たまに」ランチをしたり「たまに」アニメをみたり
じゃなくて、毎日決まった時間、自由が継続して続くことだった。
「たまに」の自由時間はリフレッシュにはなるけど、またすぐに現実に戻らなきゃいけないというのがキツかった。
継続的に、明日も、その次の日も、そのまた次の日も自分の自由時間が確保されていることが、私の欲している自由だった。
幼稚園にあがって、私が思うホントの自由を手に入れることができた
息子が幼稚園にあがると、日中の5時間が完全な自由時間になった。
9時に息子を寝かせ、そのあと私が寝る0時くらいまでの3時間もフリーだ。(園に入る前はこの時間に仕事をすることが多かった)
私は、子どもが園に行っている時間と寝かしつけ後の時間、計8時間の自由を手に入れた。
週5日、8時間もの自由時間があるなんて、夢のようだった。
ホントの自由の過ごし方
息子が幼稚園に行ったら、最低限の家事をこなして、元気があったら30分から1時間半くらいウォーキングにいく。
そして買い物をして家に戻り、お昼を食べる。
お昼を食べた後に在宅の仕事をしていると、あっという間に子どもが帰ってくる。
バタバタと夕方~夜になり、子どもを寝かしつけ、また自由時間が来る。
本を読んだりスマホをいじったり、昼間残った仕事をしていたりすると、もう寝る時間になっている。
自由な時間は、あっという間に過ぎてしまう。
だが、今までの「たまに」の自由とは感じ方が全く違う。
「明日は、何をしよう」
と、子どもに合わせず自分のスケジュールを管理できるのだ。それも週に5日も。
ふらっとカフェにだって行けるし、昼寝だってできる。
だけど息子のことは頭から離れない
息子が幼稚園にあがって、私は理想的な自由を手に入れることができた。
だけど、息子のことは頭から離れない。
「ちゃんとお弁当食べたかな?」
「泣いてないかな…」
「会いたいなぁ~」
なんて、1時間に1回くらいは考えている。
たぶん、1ミリも息子のことを考えずに自由時間を過ごすことはできないと思う。
これからもずっと同じな気がするし、別にいやな気はしない。
好きな人のことを考えるのは、普通のことだ。
今だけかもしれないホントの自由
息子が幼稚園に通っているときは、適度な自由と息子への愛と、バランスよくやっていくのが心地よい。
幸いなことに、
☑コロナのおかげで面倒な父母会やお付き合いがない
☑息子が幼稚園を楽しんでくれていて、今のところ大きな問題はない
これらのふたつも、私が自由を謳歌できている理由だ。
年中、年長、小学生と進級していき、これから私も息子もどうなるかわからない。
とりあえず今は、今だけかもしれないホントの自由を、たんまり味わっておくことにする。