ファミレス行こ。12話感想
※全てネタバレです。ご注意ください。
12話、とんでもなかった。
このnoteを読んでくださってる方は、恐らく12話を読んだ方だと思うのですが、今回本当に凄まじくなかったですか?
11話で初めて狂児さんの気持ちが垣間見え、嵐の前の静けさを感じたと思ったら、これ。
嵐もびっくり。私の心の瓦屋根を全て吹き飛ばしていきました。
特にここ、
「僕のこと、なんやと思ってる?」
に対して、
「聡実くんは俺とどうなりたいの?」
「どうしたいの?」
お、おわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! とんでもねぇ!!!!!!!!!! なんだこれは?!?!
どうしたいの?!?!!!!!!!!?
エッ?!?!?!?
「俺のことどうしたいの?」って普通、日常生活で使う言葉なんですか????
私がおかしいんですか?????
わからない! もうなにもわからない!
いままで遠すぎず近すぎない、絶妙な距離を保ってきたというのに?????
突然??? なに???????
それに、狂児さんは今回初めて聡実くんの部屋に来たんですか?????
こんなに何回も会っているのに?!!???!
なんで???????!!!????
……申し訳ありません、思わず取り乱してしまいました。
そもそも、狂児さんの質問返しという超高等テク、すごすぎる。
自分の手の内を明かさず、先に相手の真意を引き出そうとしている。
そうやって上手に世渡りしてきたんだろうな。特に飼い主だった女性相手とかに。
うわぁ……😂(大好きの意)
というか、聡実くん偉くないですか?
今までモジモジしてたのに、ついに自分の口から聞いたんですよ?!?!?!?!
偉い! 大成長! ナイスうどんちゃん!!!!
そう、わたしたちは今、とんでもない物語を読んでいます。
3ヶ月毎に更新される一話一話に心揺さぶられ、人により生活に支障が出始める、中毒性の高いブロマンスなんて初めてです。
従来のブロマンスであれば『お互いにいけ好かないと持っていた相手が、最終的にかけがえのない相棒に!』という物が多いと思います。実際そういうの好きですし。
でもファミレス行こ。はそこで終わりません。ただのカラオケ行こ! のスピンオフではないんです。最高の相棒のその“先”をやっているんです。
実際は相棒かもわからないし、そもそもブロマンスというジャンルじゃないかもしれない。良い意味でそういった期待を裏切られる可能性もある。
もし次回、蒲田のカラオケ大会で聡実くんのことを何でもお見通しの狂児が、「オヤジ、俺が優勝したら一個だけお願い聞いてもらっていい?」っとか言って、「良いよ〜」となってしまい、それで優勝してちゃっかり組抜けてきたらどうしよう。
だって狂児さんは空港の時点で聡実くんのそばにいる覚悟をしたんですよね……?
それかさぁ、聡実くんがカラオケ大会にまたカチコミ行って、「僕が勝ったら狂児辞めさせてください」とか言って組抜けさせたらどうする〜〜〜?!??
う、うわ〜〜〜〜〜〜〜〜!! 頭がおかしくなってきた!!! 最高すぎて!!!!!!!
これ絶対組長はまた号泣しながら拍手するやつでしょ!!!!!!!!
いつだってオタクの予想の遥か上を行く和山先生に感謝しかありません。
だからこそ、この作品を正しく理解したい。
最終回を見届けるまで、二人の関係を自分の中で決めつけたくない。
そしてきっと和山先生は、私がここでした妄想よりも、より良い展開を見せてくれるのでしょう……。
もう私は狂児さんのように、腕に先生の名を刻むしかありません。いつも最高すぎるのに、オタクはただ読むことしかできないから。どうしたらええんや僕は。
次回も楽しみにしています。
助けてください。