腹鳴恐怖症だった私と吃音症の娘NO.133 食べれることに、心から感謝する日。
今日は、食べれることに、心から感謝する日だった。
これは、どういうことかと言うと、腹鳴恐怖症の人にとって、年に一度の検診の日は、地獄のような1日なのだ。
ここで言っておきたいのは、私は、あえて、腹鳴恐怖症だった、とタイトルに使っているが、これは、お腹が鳴らなくなりました!と言うことではない。
あくまで、お腹の音に意識を向けず、お腹が鳴るからどうしようという訳の分からない妄想をしなくて良くなった、囚われなくなったということだ。
対策のいる日は、もちろんある。
今年は特に、あ〜、検診だわ、と思う時間もなく、検診の前日を迎えた。
いつもなら、1週間前には、ソワソワして、少しづつ食べるものを減らし、体重を減らしていた。
40代半ばごろまでだったか、定かではないが、そんな事をやっていると、2キロくらいは軽く落ちていたと思うが、もう、50を過ぎると、とんでもなく、体重は思ったようには落ちてくれない。
昨日は朝から義母、午後からは娘を病院へ連れて行く日だった。
検診の前の日の、午後9時までは食事はできるのだけど、お腹の鳴る体質の私は、ほとんど夕食を食べず水だけで過ごす。これで乗り切っている。
そうしないと、胃が活発になるからだ。
下手したら、お昼ご飯も水、という時もあったが、流石に最近は軽く食べるようにしている。
娘は、いつものように、ほっともっとのお弁当買っても良いデーなので、ガッツリ系のお弁当だった。
夫と義母は家でお留守番だったので、先にセブンイレブンでお弁当を買ってきていた。
バタバタする日に、無理をして作らなくても、そんな日もあって良いと思うことにしてからは、そんなに気にはしなくなった。
娘が、お弁当を食べている美味しそうな匂いだけを嗅いで、何もすることがないな、とお風呂に入ったのだけど、ご飯を食べれないと(夕食までは食べて良いが)本当にすることがないし、やる気も出ないなーと言いながら。
さずがに、水で過ごすことも大事なことかもしれないが、私の場合は、かなり、ヘロヘロくんになるのだ。
何故か、検診当日、今朝の事だけど、今日に限って偏頭痛・・・
私は頭痛薬も飲まないし、偏頭痛は、年に3回くらいあるかないかくらいだから、コーヒーでも飲むと治る。
だけど、検診のため、コーヒーも飲めないから、なかなか治らない偏頭痛だった。
今日は体調悪いなーと思いながら、血液、尿、大腸癌、乳がん、子宮がん、視力、聴力、血圧など検査を受けた。
水では元気が出ない。
でも、水はありがたい。
検診が終わり、コーヒーと、くるみチーズパンを家に帰る途中で買い食べたが、お腹は空いていたが、それよりも、偏頭痛をどうにかしたい一心でコーヒーを飲みたかった。
帰る頃にはかなり良くなっていたのだけど。
しかし本当に、この日ばかりは、食べれるということがありがたいと、心から思う。
水だけで過ごした後の、食べ物を食べれるという嬉しさは、なんとも言えない嬉しさである。
そして、やっぱり食べれるって幸せだと思ったのでした。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました^ ^