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#21 今与えられている仕事こそが今の私に必要な仕事
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この言葉は、自分自身によく言い聞かせている言葉です。
私はこれまで仕事としては金融と教育と入力業務(業種はいろいろ)を行ったり来たりしてきました。
その大半が派遣という立場での就業だったので、「自分にあわないな」「仕事に飽きた」と思ったら無難な理由を伝えて辞める、ということを結構繰り返していました。
若いときは体力があったので派遣で働きながら教育機関に属していた時期もありましたが、年を重ねるにつれて、体力も自身のステージも徐々に変わってきました。
親戚も誰もいない慣れない地で、専業主婦をしていた時は、自分としてはとても苦しい時期でした。
家事は尊い仕事なのですが、私自身あまり得意ではなく、
「なんでこんなことしなきゃいけないの?」
と思うことがかなり頻繁にありました。
外で任される仕事もピンからキリまであるのですが、いわゆるルーティンワークというのが苦手です。
しかも、お堅い職種なので「きまりごと」というのが非常に多く、効率を求めるよりもゆっくり正確にというのが本流とされていたので、不満に思っていたことも多々ありました。
でも、斎藤一人さんは
「いま与えられている仕事こそが、いまの自分に必要な仕事」だといいます。
おそらく、世の中は一見偶然にみえることはあるのですが、実際は偶然ではなく必然で回っているんだということだと思います。
自分があてがわれている仕事が、たとえ自分にとって不満の元であったとしても、視点を変えていくことで、気持ちは変わります。
「今の自分には、意味あってこの仕事を頂戴しているんだ」
「今後の自分につながるためのヒントとして与えられた仕事。何事にも全力で取り組むようにしよう」
と、どのような状況下にあっても良し悪しのジャッジはせず、ただ淡々と全力にこなしていこうと思います。
まずは、今の自分のポジションに、感謝。