#63 「どうせ無理」に負けない「だったらこうしたら」の人を増やしたい。
「どうせ無理」に負けない「だったらこうしたら」の数を増やしたい、と植松努さんがブログに載せていた言葉を引用させていただきました。
今年3月、縁あって植松さんの講演を自宅の近所で聞くことができ、とてもラッキーでした。
植松さんの言葉は読み手の気持ちで書かれているのでとてもわかりやすく、感情移入しやすい表現をされるので、共感しやすいものばかりです。
冒頭の言葉は、負け犬根性を出すくらいなら、視点を変えてネガをポジに変換しましょう、という典型と受け取りました。
「どうせ無理」という言葉は日常のどのシーンでも使ってしまいがち。
人のせいにしたり、環境のせいにしたりするときに簡単に使えるフレーズです。
でも、「どうせ無理」とできない理由をならべたてて現実逃避をしても成長は見込めません。
それならば、今ある環境のなかで何かできることはないか。
いまある環境から視点を1ミリずらしてみたら変化がみられるのではないか。
1ミリでダメなら、1センチ、10センチならどうかとさまざまな角度、距離から見つめなおすことは大事な視点です。
逃げずに立ち止まって考える、場合によっては周りの人と一緒に考えてみることで困難に立ち向かうことも可能になります。
そして、同じ志を持った仲間が一人増え、二人増えると困難に立ち向かう姿は二倍、三倍以上の速度で解決されていく可能性も秘めています。
「三人寄れば文殊の知恵」ですよね。
これからは一人一人の個性を生かしていく時代。
個々の特性を活かすには、それぞれを認め合ってサポートしあうことが必要不可欠。
なにかあったら、視点をずらす、助けを求める。
常に頭にいれておこうと思います。
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