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経営者が見ている世界に触れること②@世界経営者会議

2023年1月1日(日)

2023年、明けましておめでとうございます。
2022年に始めたアウトプットチャレンジ、2023年も継続していきます。
今年一番最初のアウトプットは世界経営者会議レポートです🐰


Day1-2 Web3が拓く新しい資本主義

ステイクテクノロジーズ CEO 渡辺創太氏
ステイクテクノロジーズCEO「Web3で地殻変動」: 日本経済新聞 (nikkei.com)

Web3…
最近よく聞くがあまり詳しく分かっていないWeb3。
そもそもWeb3ってなに?という所から入ったが
この30分で私が学んだのはもっと本質的に大切な、
熱いマインドな気がする。

Web3ってなに?

◆Web1:90年代にインターネットが出てきた
    「見る」
◆Web2:ネット技術が進化
    「書き込む」
    インターネットは「分散」を目指していたが、逆となった(SNS)
◆Web3:ブロックチェーン技術
    「所有する」(トークンを所有する)

Dr. Gavin Wood:
Web3とは「プライバシーが守られた、Secure Social Operating System」
a16z:
Web3とは「ユーザーと開発者によってownされたトークンによって組織化された未来のインターネット」

Web3でできるようになること
①価値のインターネット
②トークンによるインセンティブ革命
③自律分散化

Web3はWeb2の代替ではなく
インターネットの「価値レイヤー」が生まれることによる補完


なんとなく分かったような分からないような。
これはもっとWeb3について勉強しないとついていけない、と思いながら
続けて聞くと、、
まさに1年の初めに視聴してよかった!となる🐰


そこに加わる経営者の想い・考え

日本の暗号資産業界の問題点は
新しいトークンを上場させるのに1年、2年かかってしまうこと。
海外は数ヶ月で実現するのに。業界的な遅れが生じている。

ただ、日本国内でも現在関係者の頑張りにより、
今後は実績のある暗号資産が日本でも早く使えるようになるとのこと。

セキュリティへの懸念、パブリックブロックチェーンは怖い
という考えが昔は多かったそう。
今でもそういう考えは多いと思うが、
技術的理解は進んでいるとお話しされていた。

2000年、インターネットが普及し始めたときも
最初はみんな懐疑的、多くの課題があった。
その中でも技術者たちは諦めずに取り組み、
今ではインターネットは当たり前、無くてはならないものになっている。

いま、ブロックチェーンもその初期段階と同じ立場にある。
これを価値あるものにしていくべく、頑張っている人たちが
たくさんいる。

私はこういった想いが何よりも大切だと思う。
綺麗事を並べて取り組んでいるだけの人の言葉は響かないが
本当に強い想いを持った人の言葉は人の心を動かすし、
きっとその想いをカタチにされるのだと思う。


未知の、新しいモノ/コトに対しては
どうしても保守的になってしまう。

創造への考え方は、若い世代の方が柔軟な気がする
(全員がそうというわけではないが)。
今はスタートアップ、ベンチャー、ユニコーンで
若い人達も自ら会社を立ち上げて社会に対して
価値を提供しやすい機会は増えている。

個人の意見としては、
日本の大企業にもそういった血が流れて欲しい。
日本の大企業組織のトップ層には年齢や功績だけではなく、
それに関わらず熱いマインド、パッション、想いのある人を
ポジションにもっと置いてみてはどうか。
もっと変化を受け入れる、実行するマインドを
国として醸成していきたいし
していかなければ日本はもっと衰退するのではないか。

(ちょっと話がずれそうなのでここで留めて)

なぜWeb3を日本で進めるのか

渡辺さん曰く、
日本はWeb2で敗北した、新しいフロンティアに乗り遅れていた。

それが悔しい。
日本が大好き。
イチ日本の企業家として、引っ張っていきたい。

この強く熱い想いに心が揺さぶられました。
そう思うに至った、渡辺さんの原体験について
もっと深く知りたくなりました。

現在はWeb3を日本で実現するのではなく
海外に出て行く日本人が多いそう。
それは税制や法律などの問題によるやりにくさから
海外に行くしかないという。

これは残念なことでもあるが
よい面もあると渡辺さんはお話された。

それは、
これまで日本は日本の中で勝ってから海外に出ていた
それがまずは海外、そして日本に逆輸入にマインドの変化がある。

なるほど、少しずつ日本のマインドが変化している。
それを傍観するのではなく、私もその当事者になっていきたい。

現在、NTTドコモさんと提携をして研究をおこなっているそう。
取り組むテーマは、地方創生、環境問題。
いまWeb3は、架空のもので社会への貢献が見えていないという課題を
理解し、価値をより分かりやすく見えるように取り組まれている。


今後の取り組み

会社を潰すのがゴール、トークンの価値を高めることがゴール
(↑このセリフだけ残すと誤解を生じそうだが、印象的だったので残します)

会社を大きくすることが目的ではなく
提供したい価値が、自分たちがいなくても続くこと、
それを目指しているとのこと。

これを聞いて、会社の中で尊敬する先輩(製造技術部長)が
「俺たちの目指すのは、俺たちがいなくても製造がうまく生産できる状態になることだ」
といっていたのを思い出した。

見ている視野の広さ、視座の高さをここでも感じました。


「世界をマーケットに、世界を相手に戦う」
自分の戦う=輝く場所を改めて考え直してみたいと思いました。

なにより、渡辺さんのパッションが会議中に溢れており
それが視聴者にも伝わってくる、素敵な時間でした。

たぶん私と同い年?な渡辺さん。
同世代の頑張りは大変刺激になります。


以上、本年も沢山のアウトプットチャレンジに取り組んでいきます🐰

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