パラレルワールドと仮想現実
先週から立て続けに映画を見てます。
まずはこちら。
君と100回目の恋。
歌手のmiwaさんと坂口健太郎さんが主演の
ラブストーリーです。
単純に胸キュン映画が見たくて
軽い気持ちで見始めたのですが、
途中もラストも号泣してしまいました 笑
ネタバレになってしまうので、
この先は見てから読んでいただくといいかもしれないですし、
見ないならそのまま読み進めて下さい。
この映画は、坂口健太郎さんが時間を戻すことが出来るという設定です。
過ぎてしまった過去を遡り、
やり直すことができる。
ただ、何回遡ってやり直しても、
どうしても変えられない時間があって…
それがmiwaさんの「死」なんです。
これ、ただの悲しい青春ラブストーリーじゃ済まされなくて、
まさにパラレルワールドをうまく描いた作品だと思います。
パラレルワールドとは、
自分が今いる世界と並行して、別の世界が同時に存在しているということ。
平行世界とも表現されますが、
例えば、今「ラーメン食べたいな」と考えていたとして、ラーメンを食べるという行動をしたとします。
その瞬間、実はラーメンを「食べていない」という自分も、平行世界で存在している。
ただ、自分が見られる(実際に体験できる)世界はラーメンを食べている自分だけで、パラレルワールドの自分(ラーメンを食べなかった自分)を見る事は出来ないのですが…
この映画のように、時間軸を遡ることが出来れば、
違う選択をして別の行動をしている自分の世界を体験できる、というわけです。
しかし、どんなに遡ってやり直しても変えられないのが
「運命」
映画の中ではmiwaさんの死という形で表現されています。
私たち人間は死という運命を変える事は出来ません。
しかし、人生の中で何を選ぶのかによって、
「運命」までの「過程」は選ぶ事が出来るのです。
正確には
「どの過程を選ぶ自分を体験するのか」
を選べるということかも知れません。
もう一本見た映画
ぼくは明日、昨日のきみとデートする
こちらは理解するのが難しいので、
みていただくと早いかもしれないです。
時間軸が逆に流れている二人の恋物語。
時間軸が逆ということは、単純に彼にとっての明日が彼女にとっての昨日だということ。
彼にとっての始まりは、
彼女にとっての終わり。
映画でみると、すごく非現実な感じがあるかもしれないですが、
時間軸というレベルでとらえるとありえるというか…
みんなが自分と同じ時間軸で生きてるかどうかなんて、実はわからないですよね。
昨日話した事を
「え?聞いてないよ?」
なんて友達や家族に言われた日には、
実は勘違いなんかじゃなくて
どこかで違う時間軸を生きていたり、
パラレルワールドを体験していた
なーんてこともありえるのかもしれません。
私たちは目に見える事だけを信じ過ぎている。
そんな風に感じます。
もしもパラレルワールドがあったとして、
そして
この世界が仮想現実だったとしたら…
あなたは明日、どんな未来を生きたいですか?
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