内定者インタビュー
24卒内定者の國分(こくぶ)と申します。本日はインテグレートの戦略コンサルティング事業本部で、コンサルティング部と素材戦略部兼任の社員、関根早希(せきねさき)さんにお話を伺いました。
関根さんは原料メーカーの営業職を経験し、その後インテグレートに入社しています。部署を兼任している社員さんはインテグレート内でも珍しいので、貴重なお話を聞くことができました!
この記事が少しでもインテグレートについて理解を深める助けになれば幸いです。
目次
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①インタビュー社員・関根さんがインテグレートに入るまで
②関根さんにとってインテグレートはどんな会社?
③関根さんの具体的な業務内容
④最後に…マーケティングに向いている人って?
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①インタビュー社員・関根さんがインテグレートに入るまで
―本日はよろしくお願いします。まずは、大学時代の専攻や就職活動時の志望について教えてください。
大学は理学部化学科に進学しました。というのも、大学に入る前は美容師になることも考えていたのですが、収入の安定度などの理由から諦めて。理科という科目が好きだったことから、そちらを活かして美容関連の仕事に関われないかという考えで学科を選びました。
入学当初は化粧品の研究職への就職を考えていたのですが、入学してみて、自分に研究は向いていないと感じ、化粧品を扱うメーカーで営業職や商品企画職を目指そうかなと思いながら就職活動を始めました。
―同じ理系出身なので親近感を感じました。志望業界や職種にはその後変化はありましたか?
はい。化粧品メーカーをたくさん調べるうちに、企業によっては携われる商品の数やテーマの幅が限定的と感じて。メーカーは当たり前ですけどそのメーカーの商品しか取り扱わないので、「もっと多くの化粧品開発に携わりたい」という思いから原料メーカーやOEM企業(=他社の名義やブランドの商品を製造する企業)を受けるようになり、最終的には原料メーカーの営業職という進路を選びました。
―「もっと多くの化粧品に携わりたい」という風に考えたのは、今振り返ってみるとどうしてだと思いますか?
そうですね…自分は、ある狭い領域に専門的に突き進むよりは、いろんな幅広い知識やスキルを得て最適解を見つけたいという価値観を持っているのかなと思いました。狭い領域しか知らないと、その外側にもっといい答えがあるんじゃないか?と考えちゃうというか。
―その価値観には共感できます。私もどちらかというと、色々なことを幅広く知りたいタイプなので。その後、転職をした理由をお聞きしてもよいですか?
前職で営業をしている内に、「売れる仕掛けづくりをしたい」と思うようになったことがきっかけです。例えば今化粧品原料として急速に人気が出ているナイアシンアミドのように、原料自体で生活者の間にブームを作れたら、化粧品メーカー一社一社に足しげく通うよりも効率的に売上を伸ばすことができる。そういった考えからマーケティングに興味を持つようになり、転職活動を行いました。
―転職先としてインテグレートを選んだ理由はなんでしょうか。
マーケティングを専門的にでき、生活に身近な商材を取り扱っている企業という観点で転職先を探している中で、”素材”をマーケティングしている企業が他になかったためインテグレートに強く惹かれました。転職活動中、業界・職種を超えての転職となるとこれまでの経験がほぼリセットされてしまうのではないかという不安もありましたが、インテグレートであればこれまでの原料メーカーの営業としての経験も活かせるということで心の霧が晴れたような、明るい気持ちになったのを覚えています。
②関根さんにとってインテグレートはどんな会社?
―ではここからは、関根さんから見るインテグレートという会社について深堀していこうと思います。インテグレートについてひと言で表すと、どんな会社だと思いますか?
難しい質問ですがそうですね…「いろんな“個”の集まり」だと思います。
9割近くが中途入社の社員なのもあって、皆社会人歴や経験してきたこともバラバラで。そういった背景の異なる人達が同じ目標に向かって頑張っているというのがこの会社のおもしろいところであり、いいところだと思います。
あといいところで言うと、主体性が高い人が多いのもインテグレートのいいところだと思いますね。
―様々な価値観の人が共存しているというのはインテグレートの大きな強みですよね。では、インテグレートのこういうところがはたらきやすいという点を挙げるとすると、何かありますか?
皆異なるバックグラウンドを持っているので、何を言っても否定されない雰囲気が出来上がっているのがいいですね。知らないことを「知らないから詳しく教えて」と言っても恥ずかしくないというか。それから年齢や立場関係なく、お互いリスペクトし合えているのもはたらきやすい点だと思います。
あとは、かっちり始業・終業時間や昼休みの時間が固定されていない裁量労働制なので、例えば平日に有給を取らなくてもちょっと中抜けして病院に行ったりしやすいというのも魅力です笑。
―逆にはたらきにくい部分ってなにかありますか?
強いて挙げるとするならば、9時始業固定だった前職にいた頃と比べて、退勤時間が少し遅くなりがちなことくらいです。といっても1時間後ろにずれるくらいなのですが、夕方できるだけ早く退勤したい人には少しはたらきにくい点になるかもしれませんね。
③関根さんの具体的な業務内容
―続いて関根さんの具体的な業務内容について伺っていきます。関根さんは戦略コンサルティング部と素材戦略部に所属していらっしゃるということで、まずはそれぞれで行っている業務内容の概要を教えてください。
戦略コンサルティング部(以下、戦コン)はお客様のマーケティング課題を解決するために、商材についてとその商材の属する市場について調査を行い、売れるまでのストーリーやシナリオを組み立てることがメインのお仕事です。他にも様々な支援領域があるので一言では言い表しにくいのですが…。私は商材として原料を扱う案件が多いので、その原料の強み、市場のホワイトスペースを調査から導き、最終的に多くのメーカー様にその原料を買ってもらうことが目指すゴールとなりますね。
素材戦略部に関しては、戦コンや市場創造本部と協力してつくったストーリーをもとに食品メーカーに対して営業を行うのが主な仕事です。商談相手としてはメーカーのマーケティング部や商品開発部が多いですね。また、別部署の市場創造本部と連携して、生活者に向けての訴求も行います。
―それぞれについて、どのくらいの人数感で仕事を行うことが多いですか?
戦コンでは1つの案件に対し2~3人で担当することが多いですね。
素材戦略部は部署の人数が4人なのですが、4人全員ですべての案件にあたります。そこに市場創造本部のメンバーが3人ほどの、計7人ほどで動くことが多いです。
―関根さんの平均的な1日のスケジュールを教えてください。
1日に平均して4つくらい会議があることが多いですね。それ以外の時間は会議の為の調査や資料づくり、オフィスとお客様先の移動に充てています。
会議はお客様との打ち合わせと社内会議の大きく2種類あります。私は割合的に1:1くらい参加していますが、素材戦略部と違い、コンサルティング部専任の社員だと社内会議の割合の方が多くなるんじゃないかと思います。
社内会議は年次関係なく、全員意見を求められますし、次の会議までのタスクを全員で分担し、それを共有する形で会議が進んでいきます。
―社員の皆さんが年次を問わずプレイヤーとして活躍してらっしゃるのですね!関根さんが仕事をしていて嬉しい瞬間について聞かせてください。
自分のアイデアや工夫したことがハマってクライアントに喜んでもらえることがなにより嬉しいですね。クライアントからの「その発想は思いつかなかった」や「こういう動きをしてくれたから売上が上がった」といった言葉を聞きたくて日々頑張っています。
―クライアント様の喜ぶ姿が見られるのは大きなモチベーションに繋がりそうですね。では、仕事をしていて凹んだことって何かありますか?
クライアントの期待に沿う結果が出せなくて悲しい顔をされた時が、一番胸が痛いです。
あとは、自分の仕事の段取りが悪くて締め切りギリギリに焦る羽目になってしまったときも落ち込みます。
④最後に…マーケティングに向いている人って?
―最後にお聞きしたいのですが、関根さんにとって“マーケティングに向いている人”はどんな人だと思いますか?
「人が好きな人」だと思います。「どうしたらこの人の心を動かせるか」と考えられるような。案件と向き合っているときに、「クライアントの本当に求めていることは何なのか」「生活者は本当は何を求めているのか」を考えていかないと売れる仕掛けは生み出せないと、私は考えています。
―人の気持ちに向き合うことが、マーケティングという仕事をしていく上で非常に重要なポイントであることがうかがえました。インタビューにお答えいただき、ありがとうございました!
今回のインタビューで、インテグレートでは社員が皆それぞれ異なる”自分にできること”を大事にしながら日々案件に向き合っていることがわかりました。
加えて、私もインタビュー社員の方と同じく理系出身で、マーケティングの知識はほとんどないのですが、そんな自分だからこそこの会社に貢献できるやり方があるのだろうとも感じました。入社後の生活に一層期待が高まる時間でした!関根さん、貴重なお話を本当にありがとうございました!
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