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CAMPFIREフルリモート情シスの徒然日常

こんにちは!
CAMPFIREで情シス(コーポレートエンジニア)を務めております、いたがきと申します!

CAMPFIREにはいわゆる「情報システム部門」的なお仕事を担うセクションが存在しており、私もその一員として情シス業務に従事しています。
全社フルリモートワークという働き方であるため、私も北陸地方に住みながら、全業務をフルリモートで行っております。

北陸の桜(まだぜんぜん蕾でした)

そんな地方在住フルリモート情シスの日々のお仕事や、働く上でのモチベーションなどにフォーカスしたお話を書き綴っていこうと思います。

「CAMPFIREの情シスさんってこんなことをしてるんだなぁ」というひとつのサンプルをお読みいただき、CAMPFIREという会社にも興味を持っていただけたら嬉しいです!

情シスのおしごと

働き方・仕事内容

お仕事内容については、世間一般の企業さんの情シスとぜんぜん変わりありません。
「一般的な情シス業務」の定義や範囲って割と広かったり漠然としていたり、そもそも職種別の業務の境界がなかったりするのですが、主にこんな感じのことをやっております。

  • ヘルプデスク

  • PCのキッティング(設定)

  • アカウント管理

  • 入退社対応

  • ITツール導入

  • 社内IT環境改善

  • 業務効率化・自動化

  • 情報セキュリティ対策

なんとなーく「社内でPC手配してくれる人」「ITサービスとか管理してるひと」「Excelとかの使い方がわからなかったら詳しく教えてくれる謎の人」というイメージがありますが、そう、その人ですね。
(だいたい合ってます。中の人も、割と謎な職業だなって思ってます)

ざっくりまとめると「IT技術を使って社内の業務環境を良くする」というものが情シス・コーポレートエンジニアと呼ばれる職業のミッションですね。
そのお仕事の本質はどこへ行っても一緒です。

ただ、フルリモートであり基本的に出社しない(できない)ため、以下の点や業務内容が「出社前提の情シス」とは異なってきます。

  • PC・スマートフォンの物理的な在庫管理は本社エリアのメンバーが担当

  • サーバーなどのオンプレミス機器(オフィス据え置き機器)はほぼ無し、スマートロックや複合機など、ごく少数の機器は本社エリアメンバーが担当

  • コミュニケーションは基本チャットによる非同期的なテキストコミュニケーション

ハードウェアトラブル(PCの物理故障)などの「物理的に見た方が解決しやすい」ような問題に直面した時に直接見たくても見れないというのが、オフィス勤務と違った大変なポイントですね。

でも、皆さんトラブルが起こったとしても解決のために積極的に協力してくれるので、本当に助かってます。
困った時にはお互い様、という具合に協力し合える良い職場だなーと思います。


また、情シスチーム内ではコミュニケーションを円滑にしたり、抱えているタスクや日々困っていることなどを気軽に話せるよう、毎朝オンラインミーティングを開催しています。
「春先なのに雪が降った〜」「卒業シーズンで子供も行事に参加している〜」などアイスブレイクから始まり、重点的に話し合いたい内容や、タスクの負荷配分など、チームとしてみんなが十二分に活躍できるように自由に意見を出し合ったりしています。

社内のIT環境に関して言うと、CAMPFIREが全社フルリモート勤務という体制を敷いているため、社内ITツール類もフルリモートを前提とした構成となっている(クラウドネイティブ&マイクロサービス)というのが特色の一つですね。
情シスのお仕事も、それらの環境をどう運用していくか、どう良くしていくか、という点に重きが置かれることになるわけです。

ITサービスだけでなく、周辺知識や業務知識も求められたりして大変ではあるのですが、その分うまくいった時の達成感は格別だったりします。


フルリモートな日常

フルリモートでお仕事をするので、「フルリモート勤務をベースとして生活スタイルを確立する」ことができるようになります。

現在、育児中の父として2児の育児にフルスタックで対応している身としては、以下の点がとてもありがたいです。

  • 通勤時間が事実上ゼロ

  • フレックス勤務による日々の時間調整が可能

日々の育児に時間を割けるようになったり、「子供が急に熱を出しちゃった」「家族の用事等が入ったので保育園の送迎をチェンジ」などのイレギュラー対応もしやすいです。

始業・就業時間が固定な働き方だと、子供が熱を出すたび半休や有給を消耗せざるを得ず、自分が風邪引いた時の分の有給すら無くなる、なんてこともあるかと思います。
そうした心配を低減させてくれるワークスタイルは、子育て世帯にとっては非常に助かるものですね。

また、CAMPFIREには同様に子育て中のパパさんママさん達が数多く在籍しております。
Slackの子育てチャンネルにかわいい写真がUPされたり、Googleカレンダーの保育園送り迎えの時間帯(夕刻など)が予定ブロックされてたり、チャットでチームメンバーが「子供が体調不良でお休みします!」と勤怠連絡を入れたり…。
「みんな育児頑張ってるな…」というのがネットワーク越しにひしひしと伝わってくる環境だったりします。


ちょっとだけ困った点は、育児や家庭生活にフルコミットする時間が増え続けた結果、「自分の時間が全然取れない」という状態になりかけたことがある点です。
ただしこれは「本当は自分自身が、時間の使い方が上手くなかった」ということに気付かされました。

自由に使える時間が増えるということは、その時間を何に使おうかということをよーく考えないといけないし、私生活のタイムマネジメントもちゃんとしたほうが良い、ということになります。
以前よりも「自分と家族の時間」について向き合う機会が増えました。


育児×フルリモートは、
 「忙しく複雑になりつづける現代社会のお仕事」
 「年々難易度が上昇していく子育て」
というものの両立に対する一つの解なのかな、と感じています。


フルリモート情シスのモチベーション

情シスとしてのモチベーション

変化の激しいIT業界に身を置く人間の習性として「新しいものに触れていたい」というものがあります。

情シスという職種が触ることになるSaaS(クラウドサービス)もご多聞にもれず、変化が激しい世界です。
機能のアップデートは毎日のように行われていますし、新しいサービスが出てきたと思ったら、使っていたサービスが機能縮小したり終了したりすることもあります。
もちろん、能動的に自らサービスを乗り換えたり、更新したりすることもあります。

フルリモート環境ともなると数十のサービス群を組み合わせて運用しているので、変化に接していない状態の方が少ない、という状態になります。

CAMPFIREを形作る主要ITサービスの一例(ここから更にアップデートしていきます)

「もっといろんなサービスに触れて、知らなかったサービスを色々いじってみたい!」というものが、情シスの性分だと思います。

ご理解いただけるかどうかは分からないのですが、「今まで全然しらなかった、触ったことのないシステムの管理画面にアクセスするのが楽しい」と思うタイプの人間も、世の中には存在しておりまして…。
(はい、そうです、私のような人間ですね)

そうした人間にとっては、CAMPFIREのような高度にクラウド化された社内環境は、知的好奇心を持って働ける楽しい職場ということになるわけなんですね。


CAMPFIREのメンバーとしてのモチベーション

私自身のお仕事に対するモチベーションの一つとして「誰かの役に立ちたい」「その手段はITでありたい」というものがあります。

あれはまだ新人エンジニアだったころのお話です…。
初めてアサインされたプロジェクトで、顧客のシステムでトラブルが発生し、分からないなりに悪戦苦闘して解決した際に「ありがとう」の言葉をいただいたことがあります。

今思い返せばそのありがとうは「解決してくれてありがとう」ではなく、「解決するまで頑張ってくれてありがとう」の意味だったと思います。
(技術も経験も浅い駆け出しエンジニアがスマートにトラブルシュートをできるわけもなく、泥臭く粘って時間をかけた記憶があります)

それでも、その一言は未だに忘れられないものとして胸に刻まれています。

日々寄せられるツールの使い方の質問や相談事、業務上のITツールの使い方で困っていること、もっと効率化・自動化したいけどどうやったら良い感じにできるのか…etc

ITの知識やスキルを駆使して、そうした困りごとを解決していきたい、そしてまた「ありがとう」の一言がまた聞きたい、と思いながら日々のお仕事に奮闘しています。

「CAMPFIRE」というサービス、「クラウドファンディング」というプラットフォームも「どこかの誰かのために何かがしたい」というものを形にするものだと思っています。
根っこというか、ものの考え方にはすごく共感を覚えるプロダクトだなと改めて感じています。

  1. 情シスが社内のITインフラや業務効率を整備し、より良くする

  2. より良くなったり省力化された結果が、カスタマーに注力・還元される

  3. クラウドファンディングのプロジェクトが成功したり、誰かの元に支援が届いたり、支援した人にリターンが届いたりする

  4. そうして会社も成長し、自身にもいろんな形でリターンが還ってくる

という具合ですね。

私が今やっていることは、そうした「誰かを応援したい」というプロダクトを支える人たちを、更にITで支えるお仕事、ということになります。

ものすごーーーく間接的には、自分もプロダクトの一部、そしてどこかの誰かの応援・支援に関わっている、と考えると最終的に好きなものやことのためになってるんじゃないか!?と思えてくるわけなんですね。
(おそらくバックオフィス系に関わっている方達は、多かれ少なかれ似たようなモチベーションをお持ちではないでしょうか)

好きなもののために働くのって、とっても素敵なことなんじゃないでしょうか?


おわりに

つらつらと書き綴ってきましたが、CAMPFIREにジョインしてみて変化した働き方をまとめてみると、こんな感じでした。

  • 働くモチベーション:UP(↑↑↑)

  • 働き方の自由度:UP(↑↑)

  • 忙しさ:UP(↑↑↑)

  • 新し物好き度:UP(↑↑)

これまで過ごしてきた人生のうちでも、やりたいことやるべきことがとっても増えている時間を過ごしています。
仕事に育児にと慌ただしい生活ではあるのですが、毎日充実して働けてるな、というのが正直な実感としてあります。


未来のCAMPFIREメンバーへ一言

というような感じの職場です!!!(アバウト)

常に何かしら「新しいことをやっていこうよ」という活気に溢れてる職場であることは確実なので、そうした会社に興味がある方、お待ちしております!
お気軽にお問い合わせいただければ幸いです🙏

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