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【エンジニア必見】SES面談でやるべき4つのポイント
SESで案件を請ける際に、重要なポイントになるのが面談です。
クライアント先と参画するエンジニアが顔合わせできる機会であり、プロジェクトにアサインされる前に認識合わせをすることができます。
今回は、SES面談の際に、エンジニアが大切にするポイントについてお話します。
SES面談とは?
SES面談とは、クライアント企業が参画予定のエンジニアのスキルや経験などを確認する顔合わせの機会となっております。
通常の面接とは異なり、プロジェクトに適したスキルや経験があるかクライアントに適しているかを重点的に確認されます。
また、案件の詳細やエンジニアの自己紹介や経歴説明などを行うため、双方の不明点の擦り合わせができます。
SES企業とクライアント企業の契約形態によって異なりますが、派遣契約の場合は事前面接は違法とされています。
そのため、業界では「顔合わせ」や「紹介」といった名目でSES面談を実施していることもあります。
一方、準委任契約の場合は違法になりません。
SES契約と派遣契約の違いについて下記の記事で紹介していますので
合わせてご覧ください。
SES面談の目的と流れ
SES面談は、エンジニアとクライアントの双方のミスマッチを防ぎ、お互いの認識合わせをする場となっています。
プロジェクト参画後に、スキル不足や職場環境の相性が悪いなどのミスマッチが起こると双方にとってデメリットでしかありません。
エンジニア側としては業務内容や希望条件に沿っているか、
クライアント側としてはプロジェクトに適したスキルや経験、コミュニケーション能力などの人間性が備わっているかを確認することがSES面談の目的です。
客先常駐のプロジェクトには欠かせない大切な機会となっています。
SES面談では、下記の流れで進行することが多いです。
①自己紹介・経歴の説明
②案件の詳細説明
③エンジニアのスキル確認
④質疑応答
⑤合否連絡
SES面談では、クライアントの担当者、SES企業の営業担当とエンジニアの三者で面談を行います。
基本的には、クライアントの担当者とエンジニアで会話します。
クライアントの担当者とエンジニアの橋渡し役としてSES企業の営業担当が同席する形になります。
合否連絡は、面談後数日で伝えられることが多いです。
合格の場合、勤務時間や報酬などの提示があり、双方が合意すればプロジェクト参画となります。
SES面談を成功させるポイント
SES面談を成功させるには、主に4点のポイントを押さえて臨みましょう。
ポイントをそれぞれ解説していきます。
①スキルシートの作成
SESでは、エンジニアが作成したスキルシートを元にクライアントに提案を行います。
また、スキルシートを見た提携企業からオファーが来ることもあります。
スキルシートで大事なポイントは今までの経験・実績をコンパクトに具体的にまとめることです。
クライアント企業も、スキルシートを全部見るとは限りません。
コンパクトに具体的にどんな経験を積んできたかが分かると興味を持たれやすくなります。
詳細や話を聞きたいと思われれば、面談に繋がります。
また、面談時にも今まで参画してきたプロジェクトや経験について聞かれることが多いため説明しやすいように記載しておきましょう。
②企業研究やプロジェクトに関する知識の収集
SES面談のポイント2つ目は、企業研究やプロジェクトに関する知識の収集です。
企業理念や業務内容、求めているスキルを把握することで自分の経験や強みをどんな方向でマッチングできるか考えておくことが大切です。
クライアント側としても、スキルはもちろんですが社風に合った人材を確保したいため
事前に企業研究することをおすすめします。
面談時は、求職者側からも質問できる機会があるため確認しておきたい点や気になる点があれば整理しておきましょう。
③面談練習(自己紹介・経歴説明)
SES面談のポイント3つ目は、面談練習です。
自己紹介や経歴説明はどのクライアントでも必ず聞かれます。
最初に聞かれるため、そこで第一印象が決まるといっても過言ではありません。
事前にどんな内容を伝えるか簡潔にまとめてスムーズに話せるようにしておきましょう。
コミュニケーション能力が長けている人でも、当日は緊張してしまいます。
面談慣れするため、所属のSES企業の営業担当に依頼して面談練習や対策することをおすすめします。
④質問に対する応答
SES面談を通じてクライアントが着目している点を把握して対策しておくことが大切です。
クライアントがSES面談の際に見ているポイントとして下記の項目があります。
・エンジニアのスキルや経験
・プロジェクトへの適応力
・コミュニケーション能力
・チームワーク
SES面談ではよく聞かれる項目ですので、これらの項目に対してどのようなアピールをすれば意欲や想いが伝わるかを考えた上でどんな応答をするか検討しましょう。
クライアントからの質問に対する応答と合わせて、逆質問も聞かれます。
逆質問は、クライアントへ熱意を伝える機会ですので2~3個は、予め決めておきましょう。
話を聞いていく中で確認したい点があれば追加で質問を増やしても構いません。
自分の条件に合ったプロジェクトの話があった場合は、重点的に対策することが大切です。
このように、スキルシートの作成や面談対策など、様々な事前準備がSES面談を成功させるポイントになります。
まとめ
今回は、SES面談についてお話しました。
SESで案件を請ける際には、必ず機会がありますので面談対策をしておくことが大切です。
SES面談を成功させる上で大事なポイントは4つです。
①スキルシートの作成
②企業研究やプロジェクトに対する知識の収集
③面談練習(自己紹介・経歴の説明)
④質問に対する応答
どの項目も事前準備が鍵となります。
面談に対する事前準備で不明点や擦り合わせしたい点があれば、所属のSES企業の営業担当への相談をおすすめします。
株式会社ITFLでは、SES面談の対策の相談も承っております。
SESで客先常駐経験のあるコンサルタントがサポートしますので、ご気軽にご相談ください。
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