東京都企業秋季大会(9/30)観戦記

まず初めの観戦記として、本日(2024/9/30)大田スタジアムで観戦した「東京都企業秋季大会」の5・6位決定トーナメント1回戦について記します。

東京都企業秋季大会とは

社会人野球の東京都野球連盟に加盟している企業チームが参加する秋季大会。

今年からHondaが東京都に移籍となり、東京ガス・セガサミー・明治安田・JR東日本・JPアセット証券・鷺宮製作所・NTT東日本と合わせた8社が参加しています。

敗者復活はありませんが、8位まで順位を決定するのが特徴的です。

また、これが今季最後の大会となるチームもあり(今年はJPアセットが該当)、勇退(引退)する選手を最後に見られる公式戦でもあります。

※勇退選手について事前に告知されることはないため、後から振り返った時に「あれが最後だったんだな」となるだけですが…。

同じ平日開催でも二大大会の予選や大学野球に比べて観客は格段に少ないですが、見に行く価値のある大会です。

本日観戦した試合

本日私が観戦したのは、セガサミーと明治安田の5・6位決定トーナメント1回戦。

今年は一貫した苦しい戦いが続いているセガサミーと都市対抗にも出場した明治安田の対戦でした。

セガサミーは初戦でコールド負けしており、今日も厳しい戦いになると予想していましたが、試合は接戦となりました。

スタメン

明治安田のスタメンは以下の通りでした。

1(中)伊藤(立教大)
2(二)新城(中央大)
3(一)福岡(早稲田大)
4(指)和田(高知高)
5(右)永廣(法政大)
6(左)森(法政大)
7(三)橘内(早稲田大)
8(捕)森川(法政大)
9(遊)金子(早稲田大)
P高杉(東海大)

セガサミーのスタメンは以下の通りでした。

1(二)北川(福井工大福井高)
2(指)竹谷(近畿大)
3(右)植田(大阪商業大)
4(左)高島(拓殖大)
5(一)宮川(東洋大)
6(三)片岡(近畿大)
7(遊)中川(近畿大)
8(捕)吉田(上武大)
9(中)神山(國學院大)
P岩本(中央大)

明治安田の投手起用

明治安田は高杉勝太郎投手(6回)→三宮舜投手(2/3回)→中尾剛投手(1/3回)→中崎響介投手(2回)のリレー。

最後もう1人使うかなと思いましたが、4投手で逃げ切りました。

先発の高杉勝太郎投手。先制を許し、奪三振はゼロも粘りの投球。6回2失点にまとめました。
2番手の三宮舜投手。補強選手も含めて都市対抗への出場経験が豊富な左腕。
3番手の中尾剛投手。個人的にあまり見る機会がなかったので、今回見られて良かったです。
4番手の中崎響介投手。今日投げた投手では彼が一番球速が速かったと思います。

セガサミーの投手起用

セガサミーは岩本大地投手(4回1/3)→下薗咲也投手(1/3回)→伊波友和投手(1/3回)→舘和弥投手(1回)→古屋敷匠眞投手(2回)→荘司宏太投手(1回)のリレー。

負ければ春季大会に続けて7・8位決定戦に回ることもあってか、細かく繋いで勝ちに行っていた印象でした。


先発の岩本投手。四球が多いながら粘りの投球も5回途中で降板を命じられました(後続が打たれて1失点)。
2番手の下薗投手。ルーキーイヤーは公式戦登板が少なく、初めて見られてよかったです。
3番手の伊波投手。経験豊富な投手ですが、2本のタイムリーを浴びてリードを守れず。
4番手の舘投手。1回2失点で敗戦投手に。
5番手の古屋敷投手。2回をパーフェクトに抑えました。ただ、内容より襟足の方が気になってしまいました(笑)
6番手の荘司投手。豪快な投球フォームは相変わらず。2つの三振を奪いました。

試合展開

セガサミーが1回と3回にベテラン・宮川和人選手のタイムリーで1点ずつ取り、序盤は優位に試合を進めました。

明治安田は与四球が多い岩本投手を捉えきれずにいましたが、相手が継投に出た5・6回に集中打を見せて計4得点。

セガサミーは7回に敵失で1点を返すも、追いつくことはできず4対3で敗戦となりました。

試合終了時のスコアボード
2本のタイムリーを放ったベテラン・宮川選手。貴重なPL戦士としてまだまだ頑張ってほしいです。
タイムリーを放った和田恋選手(元・巨人〜東北楽天)

松岡泰希選手は出場せず

個人的に大学の後輩(面識はもちろんなし)として注目している松岡選手ですが、今日は出場なし。

ベテランで安定感のある先輩捕手が優先されがちですが、なんとか残りの試合で出場機会を掴んでほしいです。

赤門戦士・松岡泰希選手

むすびに

試合前の個人的な予想とは裏腹に接戦とはなりましたが、結果的にセガサミーが春季大会に続けて7位以下に確定。

今日の結果だけで云々することはできませんが、来季に向けて大きな変化もあるのではと感じました。

今大会は残りの試合も何試合か観戦予定なので、他のチームも楽しみにしています。

セガサミー・西田真二監督。今年は厳しい戦いが続いており、去就が気になる所です。

ということで、以上が初回の観戦記となります。

しばらくはスタイルが安定しないでしょうし、毎試合出せるわけではないですが、これからも自分のペースで更新できればと思います。長文で失礼しました。

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