読売ジャイアンツ3軍vs茨城アストロプラネッツ(10/1)観戦記
今回は10/1(火)に観戦した読売ジャイアンツ3軍と茨城アストロプラネッツの交流戦(ジャイアンツ球場)について記します。
異例の時期の交流戦
(私も内情は詳しくないですが)独立リーグの選手は通常9月末が契約期限となっており、10月に入ってからの対外試合は異例です。
※フェニックス・リーグの選抜チームを除く。
色川冬馬GMもXで書いていましたが、「最後までアピールの機会を」という意図で試合が実現したようです。
ジャイアンツもフェニックス・リーグを控えており、この時期に試合を受けてくれたことに感謝ですね。
読売ジャイアンツ(3軍)のスタメン
ジャイアンツのスタメンは以下の通りでした。
1(遊)村山
2(中)鈴木(大)
3(二)北村
4(指)平山
5(左)三塚
6(右)相澤
7(捕)大津
8(三)宇都宮
9(一)田上
P戸田
千葉スカイセイラーズ出身の平山選手、愛媛マンダリンパイレーツ出身の宇都宮選手、徳島インディゴソックス出身の戸田投手と独立リーグOBが3人いるオーダーでした。
茨城アストロプラネッツのスタメン
茨城アストロプラネッツのスタメンは以下の通りでした。
1(遊)陽
2(一)北原
3(三)ドミンゲス
4(捕)大友
5(指)原
6(右)瀧上
7(中)綿引
8(左)眞城
9(二)髙田
P長尾
既に退団選手も出ていますが、残っている選手が全員参加しているわけではありませんでした(ベンチの様子を見ると、もう少し呼ぶことはできたはず)。
一方、前日までタマスタ筑後に遠征していた長尾投手・佐藤投手・大友選手・陽選手が参加していました。お疲れ様です‼️
ジャイアンツの投手起用
ジャイアンツは戸田懐生投手(5回)→森本哲星投手(3回)→田村朋輝投手(1回)のリレー。
戸田投手は四球を2つ出したものの、三振は4個奪い、全体的に相手を圧倒している印象でした。育成指名から支配下に這い上がった経験もありますし、復活に期待ですね。
森本投手は内野安打を1本許したものの、3イニングとも3人で片付けました。
田村投手はソロホームランを被弾したものの、これについては相手を褒めるしかないと思います。
茨城アストロプラネッツの投手起用
茨城アストロプラネッツは、長尾光投手(3回)→山田大河(1回)→浅野森羅投手(1回)→三浦遼大投手(1回)→冨樫晃毅投手(1回)→石野田拓斗投手(1回)→根岸涼投手(1回)のリレー。
今季最後の対外試合とあって、なるべく多くの投手に登板機会を与えたようです(特別ルールによりビハインドの9回裏も実施)。
試合展開
戸田投手・長尾投手が好投を続け、3回までは両チーム無得点。
試合が動いたのは4回。相澤選手と大津選手のタイムリーで巨人が3点を先制しました。
続く5回にも三塚選手と大津選手のタイムリーで巨人が3点を追加。これで勝負ありという感じでした。
茨城は9回に陽選手が打った瞬間の完璧なホームランを放ちましたが、その1点止まり。
約20日間も実戦間隔が開いていたこともあり、NPB相手とは言え打線が沈黙してしまいました。
巨人の独立リーグ出身者
戸田投手については既に触れましたが、平山功太選手と宇都宮葵星選手もスタメンでした。
宇都宮選手は2打数無安打2四死球でしたが、平山選手は2打数1安打で途中交代となりました。
選手が多く、育成から支配下に這い上がるのは大変な巨人ですが、彼らの今後に期待したいですね。
茨城で気になった選手
ドラフトうんぬんということではなく、初めて見た気になった選手について。
1人目は綿引龍眞選手。7月末にSUNホールディングスEASTから移籍も、練習生のままで選手契約には昇格できず。今回初めて見ることができました。
スイングが全く合っておらず厳しい印象でしたが、今オフに鍛えて来季は出場機会を掴めるか?
2人目は佐藤大和選手。公式戦期間中はアメリカのサマーリーグに派遣されている期間が長く、今回初めて見ることができました。
1打数無安打でしたが、捕手としては4投手をリードして無失点に抑えました。
来季が大卒3年目の年ですが、続けるようであればアメリカでの経験を活かして頑張ってほしいです。
むすびに
茨城は実戦間隔が開いている選手が多かったからか、新たにアピールできた選手は少なかったように思いました。
これまでのスカウトの評価もあると思うので、この試合に限らず総合的に判断してドラフト指名してくれる球団があることを祈ります。
巨人もまだ退団選手が出揃ったわけではなく、「当落線上」の選手もいたことと思います。今回見る機会があって良かったです。