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ローカル環境でDifyを動かそう!初心者でも簡単にセットアップ!-windows編-


はじめに

こんにちは!
今回はDifyのローカル環境のセットアップについて紹介します!

Difyのローカル環境では、アップデートがあったら毎回自分で更新しないといけないという少しめんどくさい部分がありますが、メリットもたくさんあります!
データは外部サーバーに送信されることなく、自分のサーバー内に留まるため安心です!
会社の機密情報など扱う場合は、ローカル環境をおすすめします!
また、ネット環境がなくても開発を進められるため便利です!

環境構築って難しそう!と思いますが、一緒に進めていきましょう! 🌟

mac編はこちら👇


 🛠️ ツールの紹介

ローカル環境でDifyを動かすにはGit、Docker Desktopのインストールが必要となります。

Git

Gitはプログラムのバージョン管理ツールです。
簡単に言うと、作業の履歴を記録して、必要な時に過去の状態に戻れる便利なツールです。
GitからDifyをインストールするのに必要となります!

Docker Desktop

Dockerはアプリケーションを動かすための環境を簡単に作れるツールです。
Difyを動かす環境としてDocker Desktopが必要となります!

🌈 環境構築の大まかな流れ

  1. システム要件の確認

  2. 必要なツールのインストール

    • Gitのインストール

    • Docker Desktopのインストール

    • GitからDifyのソースコードを取得

  3. 動作確認

    • 各ツールが正しく動いているか確認

    • 基本的な操作を試してみる

💻 システム要件のチェック

使用しているパソコンがDifyを動かせる環境か確認しましょう!
・CPU: 2コア以上
・RAM: 4GB以上
・OS:64ビット版のWindows10、11 Home、Pro、Enterprise
   Docker Desktopは基本的に64ビット環境専用となるため。

設定→システム→バージョン情報で確認できます。
赤枠内の内容を確認しましょう!

📝 インストール手順

Gitのインストール

Git公式サイトからインストーラーをダウンロード
 Download for Windows
今回はStandalone Installerをダウンロードしました。

ダウンロードしたインストラーを実行します。

インストーラーを実行(ほとんどデフォルト設定でOKです)
ライセンスの確認をします

ライセンスの確認

インストール先の選択をします (デフォルト)

インストールするものを選択します (デフォルト)

スタートメニューを作成するフォールダーを選択 (デフォルト)

エディターの選択
今回エディターは使用しませんが
一般的に使用されている「Visual Studio Code」を選択しました

新規リポジトリで作成される初期ブランチの名前を決める
Override the default branch name for new repositoriesを選択
「main」というブランチ名を推奨します

環境設定の設定をします

SSH実行に利用するものを選択します(デフォルト)

GitでHTTPS通信時に利用する
SSL/TLSライブラリを選択します(デフォルト)

テキストファイルの改行コードの設定をします(デフォルト)

Git Bashを動かすエミュレーターの選択(デフォルト)

git pullコマンド時の振る舞いの設定(デフォルト)

資格情報のヘルパーの選択(デフォルト)

その他の設定(デフォルト)

この画面まで来たらインストール終了です
「Finish」ボタンをクリックして、画面を閉じてください。

Gitのインストールができている確認
検索バーから「コマンド プロンプト」を起動します。

コマンドプロンプトが開いたら以下のコマンドを入力します。

git -v

インストールが正常にできていれば、Gitのバージョンが表示されます。

Gitのインストール方法は以上となります!

Docker Desktopのインストール

⚠️ Docker Desktopのインストール後、PCの再起動が行われるため
 他で作業中の方はご注意ください!

公式サイトからインストーラーをダウンロード
Docker Desktop install

ダウンロードしたインストーラーを実行します。

インストーラーを実行すると以下の画面が表示されます。
「OK」ボタンをクリックすると自動的にインストールが始まります。
WSLが入っていない場合は、一緒にインストールしてくれます。
時間がかかると思いますが、完了画面へ進むまでお待ちください。

「Close and restart」をクリックし、PCを再起動します。

PCの再起動が終わったら、Docker Desktopを起動します。
利用規約を確認し問題なければ「Accept」をクリックします。

メールアドレス入力の画面ですが、メアドの入力をしなくても利用可能なので、右上の「Skip」ボタンをクリックします。

アンケートも「Skip」します。

以下のような画面に進めたらDocker Desktopのインストールが完了です!

私はDocker Desktop起動時に以下のポップアップが表示されました・・
Ubuntuが突然停止したので再起動しますかとのこと。

コマンドプロンプトを開き、WSL の稼働状態を確認すると
結構前に入れていた、停止しているUbuntuで実行されていたため
「docker-desktop」に変更しました。

 WSLの稼働状態を確認するコマンド

変更前
wsl -l -v

ディストリビュージョンの変更コマンド

wsl -s docker-desktop
変更後

Docker Desktopを再起動すると
起動時に出てきたポップアップが表示されなくなりました👏✨
同様な現象が起きた場合は試してみてください!

🤖 Difyの導入方法

手順は頻繁に変わる場合があるため日本語ドキュメントもご確認ください🙇

GitからDifyのソースコードを取得
エクスプローラーを開きCドライブに「tool」という空のフォルダーを作成します。

toolフォルダーをクリックし、Shiftキー+右クリックし
「PowerShellウィンドウをここで開く」をクリックします。
以下のコマンドを実行し、GitからDifyのソースコードを取得します。

git clone https://github.com/langgenius/dify.git

全て100%になっていたらDifyのソースコードの取得が完了です!

🌟 Difyの起動

PowerShellウィンドウで以下のコマンドを入力します。
・difyソースコードのdockerディレクトリに移動

cd dify/docker

・環境配置ファイルをコピー

cp .env.example .env

Docker コンテナを起動する

docker compose up -d

上記のコマンドを実行しDifyのローカル画面にアクセスしましょう!
http://localhost/install

アカウントのセットアップとログインをします。

ログイン後以下の画面が表示されたらローカル環境の構築が完了です👏✨
http://localhost/

💡 さいごに

環境構築は最初は難しく感じるかもしれませんが、1つずつ順番に進めていけば大丈夫です!
インストール前にシステム要件をしっかり確認し、エラーが出たら、慌てず冷静に対処しましょう!!
分からないことは積極的にネット検索や質問しましょう!!

次回はmacでの環境構築の手順をご紹介します!

最後までありがとうございました。

【引用元ブログ】


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