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CBTまでに行った勉強法(主にAnki)について


普通、医クラではCBT9割いった人がnoteとか書いてるイメージですよね笑
私はCBT87.2%で9割に達しておりません。ですが、なぜ9割に到達しなかったのかと自分がやってきた勉強法や個人的に良かったなぁと思う勉強法(Anki)などについて少し語らせて下さい。

CBTまでに主にした勉強を簡単に述べますと、

CBTの9ヶ月前〜3週間前
臨床の定期試験前は該当のメジャー科のQA国試版みる(+サブプリントを8割ぐらいAnkiで覚える。主に隙間時間に)

CBTの3週間前から
QB CBT 解き始める。CBTの2日前ぐらいにやり直し込みで1周しました。
問トレは時間が無さすぎて公衆衛生しか出来ませんでした。

なぜ9割に到達しなかったのか?

まぁCBTは夏ごろにあったのですが、それに対しての勉強は1ヶ月前からでQB CBTは3週間前から始めました😇  頭イカれてますよね。なんでこんなに始めるのかが遅かったのかと言うと、単純に研究と西医体がある前提の部活で忙しかったことと最初からQBで勉強すると選択肢を覚えるだけで身につかないと思ったからです。実際に弊学ではQBを周回しているだけの友人は70%〜80%あたりに落ち着いていた気がします。(合格するのが目的ならこれで十分です!)

QAのサブプリントをインプットしてからQBでアウトプットしていたので1日200問ペースで各科の正答率は6〜8割ぐらいでした。インプットして問題演習したのは間違っていたとは思っていないのですが、早く始めておけば、問トレも1周 出来たのかなと後悔しています。CBTではQBとか問トレの似たような問題が当然、出てきます。QBではないけど問トレではあったみたいなのもあると考えられたので、早めにCBTの勉強を始めるのをオススメします。

QBの進捗

あと、自分の成績表を見ると4連問の正答率が平均とあまり変わらなかったので、9割を超えるには多選択肢と4連問をいかにミスらないかが鍵だと感じました。僕は最後の4連問で集中力が切れて早く終わりたすぎて、「もうこれやろ…… うわぁー違ったぁ…!」みたいな感じでさっさと選んでたんで、皆さんは時間いっぱいよく考えて、あらゆる可能性を排除してから選択肢を選んだ方が良いです。

自分がやってきた勉強法(主にAnkiの作り方について)


Anki使いは医クラでも多いと思うので、カードの作り方について説明します。
一応、私は2回生の頃からAnkiで勉強していました。
QA派なので付属のサブプリントを使っていました。(medu4にも同等のものがありますよね?)
まず、Ankiのデッキ作るのめんどくさいですよね。ですがここは頑張って隙間時間にコピペするか、巷で噂のプログラムで取り込むなりしてサブプリントをAnkiに文章の「穴埋め形式」でぶちこんで下さい。
画像として取り込んでから隠してやる拡張機能(image occulusion enhanced)は検索できなくなるし1つの部分しか答えられないのでサブプリントの文章では使うべきではないと個人的には考えています。この拡張機能は、びょうみえなどの画像をスクリーンショットして問題にするときに使うべきでしょう。

僕はサブプリントの所々の半角スペースが気になってたので、半角スペース削除
(https://black-flag.net/static/halfSpaceDelete/)というサイトで消していました。
日頃の定期試験でメジャー科を主にAnki化していましたが科目の性質上、循環器や肝胆膵、神経などはCBTに対しては穴埋めで答えにくく、オーバーワークぎみになっていたので、明らかに出なさそうな疾患はAnkiにぶち込む必要性はないと感じました(公衆衛生もQBで十分な気がする)。逆に消化器や内分泌・代謝、免疫・膠原病、感染症などは暗記の要素が多く、模試やCBTの得点源になったので積極的に作るのをおすすめします!
あと、話は変わりますが基礎医学はQAの基礎医学がとてもわかりやすかったです。


(Anki内に取り込んだサブプリント)

デッキの作り方ですが、具体的な画像を示すとこんな感じです。

語呂合わせをうまく利用してみたり、
サブプリントに比べて穴埋めの最初や最後の文字を追加して難易度を下げたり
病気がみえる(メディックメディア社)の画像を追加したりして視覚的に覚えたり
時には拡張機能(image occulusion enhanced)を使いました。

ざっとこんな感じでメジャー科のサブプリントをAnkiにとりこんで2000枚ほどになっていました。このうち1500枚ほどは完璧に覚えている状態でQBに取り掛かりました。カードでは今 何の問題なのかわかりやすいように疾患名を最初に書いておいたり、一つのカードで穴埋めは5〜6個にしておいたり工夫していました。
(この作ったデッキは国試の勉強でもそのまま使えるはずです…!)
また、内分泌などでネガティブフィードバックでホルモンの動きがどうなるのかやAldが増えたから体内の各イオンが上がるのか下がるかだったり、循環器の範囲でⅡ音が亢進するのか減弱するのかなどは暗記するよりも理解した方が忘れにくいです。

最後に

正直に言って、大学受験とかCBT含めあらゆる試験って若い時の時間を使いすぎていて、クソゲーだと思ってるんですよね。CBTもUSMLEみたいにPass or Failにしろと。本当は周りの大学同期からよく思われたいとかプライドのために勉強するのはやめた方が良いんですが、僕はその誘惑に負け最後の3週間は1日に10時間以上は勉強しました。(僕自身、高得点を取る意味はあまり無かった…)  
弊学にも1年前からバイトも部活も学外活動もせずCBTの勉強をずっとして高得点を取っている人がいましたが、勉強に費やした時間とその労力に見合うメリットが得られたのかと問いたい。もしCBTの成績の写しが必要な病院に初期研修に行きたいとかCBTの成績が良いと奨学金が貰えるとかの理由で勉強するのはとても良いことだと思いますが。
ぜひ皆さんには効率よく高得点を取っていただきたいです!何か質問があれば、DMで聞いて下さい。最後まで読んで頂きありがとうございました。
        〜完〜





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