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ネットワークサービス部ソリューション1課長の矢野氏が語る、アイテックで築くキャリア

皆さん、こんにちは!
アイテック阪急阪神株式会社の山崎です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続きますね。
今回はインタビュー第3弾!アイテック阪急阪神株式会社にてインフラソリューション事業部ネットワークサービス部ソリューション1課長の矢野さんに、これまでのキャリアと仕事観についてお話をお伺いしました。


矢野 康治 兵庫県出身 
新卒でアイテック阪急阪神の前身、阪急コンピューターサービスへ入社。
インフラの部門への配属と、入社当時のホストコンピューターの運用案件ややサーバー関連テクノロジーの台頭を機にインフラ部門でのキャリアを着実に歩む。

未経験の業務にがむしゃらに取り組んだ経験が、自分の強みになった。

ーー本日はよろしくお願いいたします。まず初めに現在の役職や業務内容を教えていただけますか。

現在、ソリューション1課の課長として、メンバーの勤怠や業務の管理と、一部、直接的に案件を持ち、支援や進行フォローなどを担当しております。
課長職としての業務比率については、管理面の作業よりも、現場職に近い立ち位置で、お客様との定例会に同席したり、本番作業の手順を確認することの方が多いです。正直なところ、人手が足りておらず兼務が多いので、目下、部門の採用活動に尽力しているところです。

ーーこれまでの経歴やキャリアの転機などがありましたらお聞かせください。

10年以上前に中国でBPO(Business Process Outsourcing)センターを立ち上げるというプロジェクトのリーダーをやったんです。当時流行りでもあった定型の運用業務を中国大連にて実施するという取り組みです。このプロジェクトで、私が中心となり、メンバーを抱え、予算、セキュリティ、業務構築などを取り仕切った経験があります。元々得意分野でしたが、この経験を通して自分の強みが明確になったので、非常に記憶に残っています。

他にも、アメリカ Los Angelesの現地法人へ赴き、現地のITインフラや、ファイルサーバーなどのセキュリティ体制の在り方を確認する役割に抜擢された経験があります。

上記二つのように一過性のプロジェクトでも実績をあげてきましたが、それ以外だと、グループ統合に伴い複雑化したデータセンター間を跨るネットワークの再編に携わりました。リング構成にし、管理下におくような設計および実装を行いました。のちにグループの基盤となるようなネットワークの再整理をしたことが大きな転機に繋がったように思います。

「技術の面白さ」が新しい道を開いてくれた。

ーー今のキャリアまでの道のりや選択など、キャリアの積み方を教えてください 

弊社は、やったことへの成果はきちんと評価してくれています。おそらく、課長職までキャリアを積んでこられた理由としては、忌憚なくものをいったり、実行力があるところが評価された一つのポイントだったのかなと思います。実際は、他の業務が主なんですが、今の最も重要な課題が中途採用だと思っているので、自ら判断してやるべきことに力を入れています。

ーーご自身のキャリアステップに迷われたことはありますか。

それは全くありませんでした。というのも私は、入社3年目でサブマネージャーになり、合併前からマネージャーという職に携わっていた為、数多くのパートナーさんと一緒に仕事をする中で管理職のような立ち位置になり、パートナーさんの勤怠管理や、案件概要から設計を行い、パートナーさんに実装をお願いするといった環境になるのが割と早かったんです。それゆえ、早くから明確に管理職へのキャリアパスをイメージしていました。

余談ですが、これまで仕事を頑張ってこられたのは、ワークライフバランスを考えて、休みたいときには休暇を取得しているということも多いにあります。やりたい仕事に精一杯の力を注ぐ為には、休息も大切です。カンボジアに行きたいからと10日間休んだり、アメリカ出張に合わせてカナダで親戚に会うために年休取るなど好きなようにやらせてもらえる環境なのは非常にありがたいです。もちろん、仕事をコントロールして、チームでコミュニケーションをとったうえでですよ。(笑)

ーー現在の業務のやりがいや、面白さを教えてください。

お客様である情報システム担当の方々と対面しながら、自らのIT支援によって、目指した方向へ導くことができたときに最大の手応えが感じられることですかね。
幅広い業務に携わることが多いため、情報収集を含む学習とアプトプットの積み重ねは欠かせません。それが自身の成長にも繋がっていますし、探究心を持ち続けられるのはこの分野の面白さの一つだと思います。

新しい発想を生み出す鍵は、士気を下げない「前向きな言葉」

ーー業務を行う際に特に気をつけていることはありますでしょうか。

部下の士気を下げないためにも、「忙しい、しんどい、嫌」というワードは意識して言わないようにしています。新しい発想を生み出すためには、常に前向きな発言を心がけています。また、フォローや、コミュニケーションを取ってくれたり、ケツはふくからぶつかってこい!と背中を押してくれる上司もいて、権限と責任のバランスが非常に良く、理知的?な風土があると思います。安心して仕事に向き合えると思います。

ーー社内のメンバーはどんな人が多くてどんな雰囲気でしょうか。

全体的に真面目、かつ自分で問題解決しようとする頑張り屋なメンバーが多いです。私も各メンバーの仕事量に対する調整をかけていますが、人が増えるまでは今自分ができることをきっちりやって頑張りすぎなくていいというメッセージを伝えています。
課の年齢構成は、40前半が半分、30前後が半分、パートナーには若手もいるんですが、総じて自分で問題解決しようとするメンバーが多いので、「どうしましょう?」と相談されたら、最善の策を一緒に検討するようにしています。

ーーメンバーのキャリアを支援した実績や、経験がありましたら教えてください。

社内では、定期的に昇格試験があり、そのための論文添削や支援をしています。
メンバーには、昇格後にAWSのスキルを更に磨き、存分にその能力を発揮してくれています。現在ではAWSのスキルを活かし、他社のAWS基盤構築支援業務に従事してもらっており、適材適所に人材配置することができたと思います。

やり方が決まっていないなら自らルールを作ればいい。

ーー今後の展望について教えてください。

やはり、働き方改革の波に乗って効率化をしたいと考えています。
コロナによる在宅などを経験して、もっと良いやり方やプロセスがあるはずだと思いました。場面に応じた適切な選択をしながらエクセレントでシャープな企業にしていくことが今後の課題です。クラウドやセキュリティに集中できる環境にして、これからの時代の新入社員の人たちが心惹かれるような柱や指針をつくっていきたいと思います。

ーー最後に、この記事を読んでいる人へ、メッセージをお願いします。

第一に自分で考えてやりたいことを見つけられる人にぜひ来て欲しいと思っています。
正直、能動的に動ける方でないと難しいと思います。チームや、同期と切磋琢磨しながら「自分もこれがやりたい!」とか、「あそこに行くためにこんなことを実現したい!」など自ら仕事を生み出すくらいやる気があり、視野の広い人は能力を発揮できる環境があると思います。もしもやり方が決まっていないなら自らルールを作って進められる人を求めています。
事業としては安定していますが、良い意味で未成熟の部分もあるので、チャレンジのしがいがあります。特にクラウドやセキュリティだったり自分のやりたいことに挑戦できる環境があるのでそこに面白さを感じていただける人を待っています。

いかがでしたでしょうか。
アイテックでは自身が望むキャリアパスをフォローしてもらえる環境が整っているため、意欲的に仕事がしたい方にはピッタリではないでしょうか。
引き続き、インタビュー記事を投稿いたしますのでお楽しみに!

また、アイテック阪急阪神では一緒に顧客のIT化を支えてくれるメンバーを募集しています。ご興味持っていただいた方は、カジュアル面談や選考へのご応募をお待ちしております!