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語学学習以外の趣味を探しているなう

先週ドイツに戻って日本人の同僚とご飯を食べたのですが、彼は最近新しく趣味を見つけたと話してくれました。
家の近所に化石の採掘場があって、お金を払うとノミとツチを貸してもらえて、掘り出した化石は持って帰って良いとのことです。
2週続けて通って、そこで見つけたアンモナイトをコースターに使っているのだそうです。
それまではちっとも興味が無かったけれども、やってみたらすっかりハマったということです。

イギリスの小さな田舎町で、刺激もあまりなさそうなトーントンに来て、何か新しい趣味を見つけなければと思っていたところなので、とても興味深く聞きました。
何かやろうと考えても、どうしてもこれまでの自分の知識の範囲内でしか選ぶことができません。大学での専攻や、職業選択でも似たようなところがある気がします。そういうものがあるのだと知らなければ選ぶことができません。

世の中にはいろんな人がいろんな趣味を持っていますが、それらを集めたデータベースみたいなものがあったら、それをパラパラと眺め回してみたいと言う気がしました。あるいは最初から順番に試してみるとか。

「外国語学習が趣味です」というのは良いのですけれども、家に閉じこもって外国語の勉強をするのでは、折角イギリスにいる意味が無いですね。

などと言いつつ、Meetupで「Taunton French Language MeetUp」というグループをみつけて、木曜にお食事会に参加してきたのでした。
参加者は5名。うちフランス人が2名。フランス人のひとりは奥さんが日本人だと言うことで、日本の話でも盛り上がりました。

最近は9割以上英語の環境にいて、フランス語やドイツ語は触れる機会が減っています。以前は会社の行き帰りにクルマでドイツ語やフランス語のPodcastを聞いていましたが、まだクルマが納車されないので同僚に送り迎えをしてもらっていることもあり。
というわけで、英語からフランス語へのスイッチに苦しみましたが、フランス語モードに入ってからはまあまあ上手く行きました。

フランス人のふたりに、現在分詞の maintenant の話をしました。
「ふーん」と刺さらなかったのは想定の範囲だったのですが、それは「当然だよ」ではなく「いや、語源は同じかも知れないけれどもフランス人もまったく別のものだと考えている」というこたえでした。うーん。そうなのか。

まあ、それはそれとして、週末は何をしようかしらん。Tauntonの博物館に行って地元の歴史の勉強をしようかしらん。
料理でも始めてみようかしらん。

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