HADO W杯2018振り返り
12/8(土)に行われたARテクノスポーツHADO世界一を決める大会、HADO WORLD CUP2018を僕視点で振り返りたいと思います。まだ動画を観てないって方が入れば軽く雰囲気だけでも観ていって下さい。凄いんで(語彙力
さて、結果から言ってしまうと我々ヒュブリスは3位でした。世界一はわちゃわちゃ☆ピーポー、そして2位にはわちゃごな☆ピーポー。
2018年シーズンはTOP3の順位入れ替わらず、わちゃわちゃのグランドスラム達成となりました。
決勝について語りたい気持ちもありますが僕視点では中途半端にしか語れないので当人か第三者の視点からのレビュー、なんだったら上のページから自分で見てもらった方が間違いなく面白いと思うので割愛。
ヒュブリスの2018W杯を振り返るには思考行結-あひる組-との4戦を語るしかないでしょう。
相手目線での記事を雨蜂さんが書いているので合わせて読んでいただくと面白いかと。
まず、ヒュブリスはあひる組と予選グループで1位突破での決勝TL進出を争い、その後敗者復活戦を突破したあひる組と3位決定戦でフルセットの死闘を演じました。これだけ同じチームと同日に公式戦を行う事はそうないため、各試合の読み合い含め当人としては胃が痛かったものの外から見ると面白かったのではないでしょうか?
因みに12/6にはあひる組と練習試合を行ったのですがヒュブリスはあひる組に負け越していました。
練習試合では海外チーム対策として数試合あえて硬いシールドをぶつけ動きを見れたのが収穫だったと思います。逆にこちらのシールド対応が悪く、W杯でもシールドを使われるのではないかという不安を持つ結果となりました。
ただし、シールドの対策やどこでキルを取るか実際の相手でシミュレーション出来たこと、ヒュブリスにはW杯出場経験がある前Pと僕がいる事でコートサイズや緊張感から当日がロースコアでの試合になるであろう事、無理にスコアを稼ごうとするとカウンターを喰らいかねないので気をつけるなどと言った事をチーム内で共有できた事はアドバンテージでした。
そしてW杯当日、Aグループ最終戦に決勝TL進出を賭けて闘うことになりました。ヒュブリスとしてはシールドが怖かったため、Aグループでの2試合、シールド対策としての2341を見せてからあひる組との試合に臨みました。
結果としてステータスはお互い3331が3人の真っ向勝負、オーバータイムでの決着となりました。 読み通りロースコアでの試合となりましたが焦らず引いて闘い、運動量豊富なあひる組の両翼に普段の動きをさせなかったのが勝因ではないでしょうか。
そして準決勝に敗れ、3位決定に回ったヒュブリスを待ち受けていたのは敗者復活戦を勝ち上がってきたあひる組でした。第1戦、敗者復活戦を攻撃的なステータスで勝ち上がってきたあひる組に対してヒュブリスがとった策はシールドを貼ってからの迎撃でした。実は握手の際雨蜂選手のステータスが見えており2341で来る事は分かっていましたが強い壁に対しては前衛含めて3人で割りに来る事も同時に分かっていました。
結果としてシールドはすぐに壊されてしまいましたが弱いシールドと強いシールドを同時に貼る事で前衛の攻撃力の大部分を削ぐ事に成功し、予選グループのときより理想的にクローズすることができました。
そして3位決定戦第2戦、あひる組はシールドで返してくると予想し2341でシールドを割り攻撃を通そうと考えました。ステータスの読み合いでは勝ったものの明らかな弾数不足でシールドが割れず、なおかつ後がなくなったあひる組の両サイドに高い位置どりを許してしまい結果として失点を重ねてしまいました。
とはいえ弾数不足が敗因であり、デバイスの機嫌が悪かったからしょうがないと第3戦前に切り替えられたのは良かったと思います。
運命の第3戦、ヒュブリスは開き直ってグループリーグと同じ3331を3人の形で挑みました。
対するあひる組は勝利した3位決定戦第2戦と同じステータス。チャージが1減った分ヒュブリスが不利な様にも見えますが前に出てきた相手を狩るには3331の方がいい。壁を割りながら相手を前に出させないプレイをシャア選手なら両立出来るという前P選手の判断でした。
あひる組としてはよね選手が上手くシールドを貼れず、また両サイドが第2戦のような高い位置どりを取れなかった事で試合を苦しくしてしまった様に思います。
個人的にはこの第3戦、思ったように身体が動かずチームメイト2人に助けられた試合となりました。 試合後、チームメイトでハイタッチした後シャア選手を労う様子がクローズアップされていましたが、本当に一番頑張ったプレイヤーだと思います。
ヒュブリスとして本当に難しい時期に入って貰ったしチームの外からも中からも求められるものは大きく、プレッシャーだったと思います。今回のW杯は3位という結果ではありましたがヒュブリスとして"守り抜いた"のではなく、僕と前Pとシャアの3人で"勝ち取った"3位だと思います。
思えば春、NOeSISからヒュブリスに移籍した時はHADOを始めて僅か3ヶ月。試合に出れるかも通用するかも分からず不安でいっぱいでしたが強くなりたい一心でした。前PとよろP、チャパの3人に引き上げて貰い、初めての3位入賞。
そして夏、よろPの活動休止もあり3人になったヒュブリス。練習時間が足りなかったりベースとなる戦術面で揺れたりもありましたがチャパのサポートに支えて貰い、何とか3位を守れました。
そして今回のW杯、チャパの脱退とシャアの加入。限られた時間の中で求めたレベルアップはかなり厳しい要求だったとは思いますし、僕としてもしてあげられる事は多くなく、自分はただプレーで引っ張れる様にと考えていました。
1年間ヒュブリスでプレーしたなかで最大限プレーに集中出来る環境を与えてくれた前Pはじめ助けてくれたチームメイトには感謝し切れません。 今シーズンを持って僕はヒュブリスを離れますがこのチームが大好きでした。このチームでHADOが出来たことは素晴らしい思い出です。本当にありがとうございました。