杜氏(酒造り職人)の手は「白くてキレイ」に気になる噂
冬になり乾燥が気になる今日この頃です。
指先の脱皮が激しいです。
よくテレビなどで酒造りをしている杜氏さんの手は「白くてキレイ」ということを耳にしたことはないでしょうか?
乾燥が気になる身としては、だいぶ羨ましいです。
しかし杜氏さんの手は「白くてキレイ」に気になる噂を発見しました。
実は杜氏さんは手荒れし放題らしいのです!
え?じゃあなんで白くてキレイと言われているのか不思議ですね。
ちゃんと理由がありました。
「白くてキレイ」と「手荒れし放題」2つの意見が存在する理由が。
酒造りは水仕事の連続
こちらでも触れていますが、酒造りには大量の水を使うんです。
再度引用
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・醸造用水 洗米・浸漬用水
(白米を洗う洗米、必要な水分を吸わせる浸漬の工程で用いる水)
・仕込用水(酒そのものになる原料水)
・雑用用水
・瓶詰用水 洗瓶用水(瓶を洗うための水)
・割水用水(加水に使うための水)
・雑用用水
酒造りに必要な水は、仕込みに使う総米重量のおよそ50倍といわれています。
一般的に、中規模蔵の仕込み量が1500キロといわれていますので、その場合は7万5000リットルの水を使うことになります。
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ほぼ水に手が浸かっているような感じがしますね。
道具をこまめに洗うだろうし水に触れる機会は多そう。
そうなんです、これだけ水に触れていたら手を守るための皮脂はなくなってしまいそうです。
乾燥するからといってハンドクリームを塗ることは許されません。
ケアしたくてもケアできない、酒造りは手を犠牲にしているんですね。
おいしいお酒造りのために、ありがとうございます。
でも、ちゃんと杜氏さんの手がキレイになる時があることも本当です。
麹造りがポイント
酒造りの工程では米と麹菌を繁殖させて米麹を造る時期があることを忘れてはいないですよね?
麹を扱い始めると杜氏さんの手は「白くてキレイ」になるのです。
麹菌には多くの酵素が含まれており、この酵素の働きによって肌を健やかに保つことを助け乾燥からも守っています。
そう、この麹造りがポイントなんですね。
米に麹菌を振りまいてワシャワシャしている映像をみたことがあるかと思います。
↑これが手をキレイにしているのです。
このイメージだいぶ強くないですか?
ぼくは杜氏さんの手がキレイな理由は間違いなくこれをイメージしていました。
水仕事のことは忘れるかのように。
まとめ:実は杜氏さんの手は「荒れていた」
良くも悪くも「麹=肌に良い」というイメージが先行してしまったが為に「杜氏さんの手=白くてキレイ」というイメージになってしまったのだと思いました。
実際は水仕事が多く荒れていることが多いみたいですね。
ただ!あくまで調べ先はインターネットです。
どこまでが本当でどこまでが本当じゃないのか、ネット調べだけでは判断できないということも頭の片隅に置いてください。
と言いつつ、この記事は確かにな〜とも思ったので参考までに。
安易な解釈は逆効果になってしまう可能性もあるので、気をつけていきたいものです。
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